Japanese
(i)
34 『主は實に甦へりて、シモンに現れ給へり』
35 二人の者もまた途にて有りし事と、パンを擘き給ふによりてイエスを認めし事とを述ぶ。
36 此等のことを語る程に、イエスその中に立ち[『平安なんぢらに在れ』と言ひ]給ふ。
37 かれら怖ぢ懼れて、見る所のものを靈ならんと思ひしに、
38 イエス言ひ給ふ『なんぢら何ぞ心騷ぐか、何ゆゑ心に疑惑おこるか、
39 我が手わが足を見よ、これ我なり。我を撫でて見よ、靈には肉と骨となし、我にはあり、汝らの見るごとし』
40 [斯く言ひて手と足とを示し給ふ]