Japanese(i)
24 それ電光の天の彼方より閃きて、天の此方に輝くごとく、人の子もその日には然あるべし。 25 されど人の子は先づ多くの苦難を受け、かつ今の代に棄てらるべきなり。 26 ノアの日にありし如く、人の子の日にも然あるべし。 27 ノア方舟に入る日までは、人々飮み食ひ娶り嫁ぎなど爲たりしが、洪水きたりて彼等をことごとく滅せり。 28 ロトの日にも斯くのごとく、人々飮み食ひ、賣り買ひ、植ゑつけ、家造りなど爲たりしが、 29 ロトのソドムを出でし日に、天より火と硫黄と降りて、彼等をことごとく滅せり。 30 人の子の顯るる日にも、その如くなるべし。 31 その日には、人もし屋の上にをりて、器物家の内にあらば、之を取らんとて下るな。畑にをる者も同じく歸るな。 32 ロトの妻を憶へ。 33 おほよそ己が生命を全うせんとする者はこれを失ひ、失ふ者はこれを保つべし。 34 われ汝らに告ぐ、その夜ふたりの男、一つ寢臺に居らんに、一人は取られ一人は遣されん。 35 二人の女ともに臼ひき居らんに、一人は取られ一人は遣されん』 36 37 弟子たち答へて言ふ『主よ、それは何處ぞ』イエス言ひたまふ『屍體のある處には鷲も亦あつまらん』