Japanese
(i)
8 さらば悔改に相應しき果を結べ。なんぢら「我らの父にアブラハムあり」と心のうちに言ひ始むな。我なんぢらに告ぐ、神はよく此らの石よりアブラハムの子等を起し得給ふなり。
9 斧ははや樹の根に置かる。されば凡て善き果を結ばぬ樹は、伐られて火に投げ入れらるべし』
10 群衆ヨハネに問ひて言ふ『さらば我ら何を爲すべきか』
11 答へて言ふ『二つの下衣をもつ者は、有たぬ者に分け與へよ。食物を有つ者もまた然せよ』
12 取税人もバプテスマを受けんとて來りて言ふ『師よ、我ら何を爲すべきか』
13 答へて言ふ『定りたるものの外、なにをも促るな』