Mark 10 Cross References - Japanese

1 イエス此處をたちて、ユダヤの地方およびヨルダンの彼方に來り給ひしに、群衆またも御許に集ひたれば、常のごとく教へ給ふ。2 時にパリサイ人ら來り試みて問ふ『人その妻を出すはよきか』3 答へて言ひ給ふ『モーセは汝らに何と命ぜしか』4 彼ら言ふ『モーセは離縁状を書きて出すことを許せり』5 イエス言ひ給ふ『汝らの心つれなきによりて、此の誡命を録ししなり。6 されど開闢の初より「人を男と女とに造り給へり」7 「かかる故に人はその父母を離れて、8 二人のもの一體となるべし」さればはや二人にはあらず、一體なり。9 この故に神の合せ給ふものは、人これを離すべからず』10 家に入りて弟子たち復この事を問ふ。11 イエス言ひ給ふ『おほよそ其の妻を出して他に娶る者は、その妻に對して姦淫を行ふなり。12 また妻もし其の夫を棄てて他に嫁がば、姦淫を行ふなり』13 イエスの觸り給はんことを望みて、人々幼兒らを連れ來りしに、弟子たち禁めたれば、14 イエス之を見、いきどほりて言ひたまふ『幼兒らの我に來るを許せ、止むな、神の國は斯くのごとき者の國なり。15 まことに汝らに告ぐ、凡そ幼兒の如くに神の國をうくる者ならずば、之に入ること能はず』16 かくて幼兒を抱き、手をその上におきて祝し給へり。17 イエス途に出で給ひしに、一人はしり來り、跪づきて問ふ『善き師よ、永遠の生命を嗣ぐためには、我なにを爲すべきか』18 イエス言ひ給ふ『なにゆゑ我を善しと言ふか、神ひとりの他に善き者なし。19 誡命は汝が知るところなり「殺すなかれ」「姦淫するなかれ」「盜むなかれ」「僞證を立つるなかれ」「欺き取るなかれ」「汝の父と母とを敬へ」』20 彼いふ『師よ、われ幼き時より皆これを守れり』21 イエス彼に目をとめ、愛しみて言ひ給ふ『なんぢ尚ほ一つを缺く、往きて汝の有てる物をことごとく賣りて、貧しき者に施せ、さらば財寶を天に得ん。且きたりて我に從へ』22 この言によりて、彼は憂を催し、悲しみつつ去りぬ、大なる資産をもてる故なり。23 イエス見囘して弟子たちに言ひたまふ『富ある者の神の國に入るは如何に難いかな』24 弟子たち此の御言に驚く。イエスまた答へて言ひ給ふ『子たちよ、神の國に入るは如何に難いかな、25 富める者の神の國に入るよりは、駱駝の針の孔を通るかた反つて易し』26 弟子たち甚く驚きて互に言ふ『さらば誰か救はるる事を得ん』27 イエス彼らに目を注めて言ひたまふ『人には能はねど、神には然らず、夫れ神は凡ての事をなし得るなり』28 ペテロ、イエスに對ひて『我らは一切をすてて汝に從ひたり』と言ひ出でたれば、29 イエス言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、我がため、福音のために、或は兄弟、あるひは姉妹、或は父、或は母、或は子、或は田畑をすつる者は、30 誰にても今、今の時に百倍を受けぬはなし。即ち家・兄弟・姉妹・母・子・田畑を迫害と共に受け、また後の世にては、永遠の生命を受けぬはなし。31 されど多くの先なる者は後に、後なる者は先になるべし』32 エルサレムに上る途にて、イエス先だち往き給ひしかば、弟子たち驚き、隨ひ往く者ども懼れたり。イエス再び十二弟子を近づけて、己が身に起らんとする事どもを語り出で給ふ33 『視よ、我らエルサレムに上る。人の子は祭司長・學者らに付されん。彼ら死に定めて、異邦人に付さん。34 異邦人は嘲弄し、唾し、鞭うち、遂に殺さん、かくて彼は三日の後に甦へるべし』35 ここにゼベダイの子ヤコブ、ヨハネ御許に來りて言ふ『師よ、願はくは我らが何にても求むる所を爲したまへ』36 イエス言ひ給ふ『わが汝らに何を爲さんことを望むか』37 彼ら言ふ『なんぢの榮光の中にて、一人をその右に、一人をその左に坐せしめ給へ』38 イエス言ひ給ふ『なんぢらは求むる所を知らず、汝等わが飮む酒杯を飮み、我が受くるバプテスマを受け得るか』39 彼等いふ『得るなり』イエス言ひ給ふ『なんぢら我が飮む酒杯を飮み、また我が受くるバプテスマを受くべし。40 されど我が右左に坐することは、我の與ふべきものならず、ただ備へられたる人こそ與へらるるなれ』41 十人の弟子これを聞き、ヤコブとヨハネとの事により憤ほり出でたれば、42 イエス彼らを呼びて言ひたまふ『異邦人の君と認めらるる者の、その民を宰どり、大なる者の、民の上に權を執ることは、汝らの知る所なり。43 されど汝らの中にては然らず、反つて大ならんと思ふ者は、汝らの役者となり、44 頭たらんと思ふ者は、凡ての者の僕となるべし。45 人の子の來れるも、事へらるる爲にあらず、反つて事ふることをなし、又おほくの人の贖償として己が生命を與へん爲なり』46 かくて彼らエリコに到る。イエスその弟子たち及び大なる群衆と共に、エリコを出でたまふ時、テマイの子バルテマイといふ盲目の乞食、路の傍に坐しをりしが、47 ナザレのイエスなりと聞き、叫び出して言ふ『ダビデの子イエスよ、我を憫みたまへ』48 多くの人かれを禁めて默さしめんとしたれど、ますます叫びて『ダビデの子よ、我を憫みたまへ』と言ふ。49 イエス立ち止りて『かれを呼べ』と言ひ給へば、人々盲人を呼びて言ふ『心安かれ、起て、なんぢを呼びたまふ』50 盲人うはぎを脱ぎ捨て、躍り上りて、イエスの許に來りしに、51 イエス答へて言ひ給ふ『わが汝に何を爲さんことを望むか』盲人いふ『わが師よ、見えんことなり』52 イエス彼に『ゆけ、汝の信仰なんぢを救へり』と言ひ給へば、直ちに見ることを得、イエスに從ひて途を往けり。

Matthew 4:23

23 イエスあまねくガリラヤを巡り、會堂にて教をなし、御國の福音を宣べつたへ、民の中のもろもろの病、もろもろの疾患をいやし給ふ。

Matthew 19:1-12

1 イエスこれらの言を語り終へて、ガリラヤを去り、ヨルダンの彼方なるユダヤの地方に來り給ひしに、2 大なる群衆したがひたれば、此處にて彼らを醫し給へり。3 パリサイ人ら來り、イエスを試みて言ふ『何の故にかかはらず、人その妻を出すは可きか』4 答へて言ひたまふ『人を造り給ひしもの、元始より之を男と女とに造り、而して、5 「かかる故に人は父母を離れ、その妻に合ひて、二人のもの一體となるべし」と言ひ給ひしを未だ讀まぬか。6 されば、はや二人にはあらず、一體なり。この故に神の合せ給ひし者は、人これを離すべからず』7 彼らイエスに言ふ『さらば何故モーセは離縁状を與へて出すことを命じたるか』8 彼らに言ひ給ふ『モーセは汝の心つれなきによりて妻を出すことを許したり。されど元始より然にはあらぬなり。9 われ汝らに告ぐ、おほよそ淫行の故ならで其の妻をいだし他に娶る者は、姦淫を行ふなり』10 弟子たちイエスに言ふ『人もし妻のことに於てかくのごとくば、娶らざるに如かず』11 彼らに言ひたまふ『凡ての人この言を受け容るるにはあらず、ただ授けられたる者のみなり。12 それ生れながらの閹人あり、人に爲られたる閹人あり、また天國のために自らなりたる閹人あり、之を受け容れうる者は受け容るべし』

Mark 2:13

13 イエスまた海邊に出でゆき給ひしに、群衆みもとに集ひ來りたれば、之を教へ給へり。

Mark 4:2

2 譬にて數多の事ををしへ、教の中に言ひたまふ、

Mark 6:6

6 彼らの信仰なきを怪しみ給へり。かくて村々を歴巡りて教へ給ふ。

Mark 6:34

34 イエス出でて大なる群衆を見、その牧ふ者なき羊の如くなるを甚く憫みて、多くの事を教へはじめ給ふ。

John 10:40

40 かくてイエス復ヨルダンの彼方、ヨハネの最初にバプテスマを施したる處にいたり、其處にとどまり給ひしが、

John 11:7

7 而してのち弟子たちに言ひ給ふ『われら復ユダヤに往くべし』

John 18:20

20 イエス答へ給ふ『われ公然に世に語れり、凡てのユダヤ人の相集ふ會堂と宮とにて常に教へ、密には何をも語りし事なし。

Matthew 5:31-32

31 また「妻をいだす者は離縁状を與ふべし」と云へることあり。32 されど我は汝らに告ぐ、淫行の故ならで其の妻をいだす者は、これに姦淫を行はしむるなり。また出されたる女を娶るものは、姦淫を行ふなり。

Matthew 9:34

34 然るにパリサイ人いふ『かれは惡鬼の首によりて惡鬼を逐ひ出すなり』

Matthew 15:12

12 ここに弟子たち御許に來りていふ『御言をききてパリサイ人の躓きたるを知り給ふか』

Matthew 16:1

1 パリサイ人とサドカイ人と來りてイエスを試み、天よりの徴を示さんことを請ふ。

Matthew 19:3

3 パリサイ人ら來り、イエスを試みて言ふ『何の故にかかはらず、人その妻を出すは可きか』

Matthew 22:35

35 その中なる一人の教法師、イエスを試むる爲に問ふ

Matthew 23:13

13 禍害なるかな、僞善なる學者、パリサイ人よ、なんぢらは人の前に天國を閉して自ら入らず、入らんとする人の入るをも許さぬなり。

Mark 8:11

11 パリサイ人いで來りて、イエスと論じはじめ、之を試みて天よりの徴をもとむ。

Mark 8:15

15 イエス彼らを戒めて言ひたまふ『愼みて、パリサイ人のパンだねと、ヘロデのパンだねとに心せよ』

Luke 5:30

30 パリサイ人および其の曹輩の學者ら、イエスの弟子たちに向ひ、呟きて言ふ『なにゆゑ汝らは取税人・罪人らと共に飮食するか』

Luke 6:7

7 學者・パリサイ人ら、イエスを訴ふる廉を見出さんと思ひて、安息日に人を醫すや否やを窺ふ。

Luke 7:30

30 されどパリサイ人・教法師らは、其のバプテスマを受けざりしにより、各自にかかはる神の御旨をこばみたり)

Luke 11:39

39 主これに言ひたまふ『今や汝らパリサイ人は、酒杯と盆との外を潔くす、されど汝らの内は貪慾と惡とにて滿つるなり。

Luke 11:53-54

53 此處より出で給へば、學者・パリサイ人ら烈しく詰め寄せて、樣々のことを詰りはじめ、54 その口より何事をか捉へんと待構へたり。

Luke 16:14

14 ここに慾深きパリサイ人ら、この凡ての事を聞きてイエスを嘲笑ふ。

John 7:32

32 イエスにつきて群衆のかく囁くことパリサイ人の耳に入りたれば、祭司長・パリサイ人ら彼を捕へんとて下役どもを遣ししに、

John 7:48

48 司たち又はパリサイ人のうちに、一人だに彼を信ぜし者ありや、

John 8:6

6 かく云へるは、イエスを試みて、訴ふる種を得んとてなり。イエス身を屈め、指にて地に物書き給ふ。

John 11:47

47 ここに祭司長・パリサイ人ら議會を開きて言ふ『われら如何に爲すべきか、此の人おほくの徴を行ふなり。

John 11:57

57 祭司長・パリサイ人らは、イエスを捕へんとて、その在處を知る者あらば、告げ出づべく預て命令したりしなり。

1 Corinthians 7:10-11

10 われ婚姻したる者に命ず(命ずる者は我にあらず、主なり)妻は夫と別るべからず。11 もし別るる事あらば、嫁がずして居るか、又は夫と和げ。夫もまた妻を去るべからず。

1 Corinthians 10:9

9 また彼等のうちの或者に效ひて我ら主を試むべからず、主を試みしもの蛇に亡されたり、

Luke 10:25

25 視よ、或教法師、立ちてイエスを試みて言ふ『師よ、われ永遠の生命を嗣ぐためには何をなすべきか』

John 5:39

39 汝らは聖書に永遠の生命ありと思ひて之を査ぶ、されどこの聖書は我につきて證するものなり。

Galatians 4:21

21 律法の下にあらんと願ふ者よ、我にいへ、汝ら律法をきかぬか。

Matthew 1:19

19 夫ヨセフは正しき人にして、之を公然にするを好まず、私に離縁せんと思ふ。

Matthew 19:7

7 彼らイエスに言ふ『さらば何故モーセは離縁状を與へて出すことを命じたるか』8 彼らに言ひ給ふ『モーセは汝の心つれなきによりて妻を出すことを許したり。されど元始より然にはあらぬなり。

Acts 7:51

51 項強くして心と耳とに割禮なき者よ、汝らは常に聖靈に逆ふ、その先祖たちの如く汝らも然り。

Hebrews 3:7-10

7 この故に聖靈の言ひ給ふごとく『今日なんぢら神の聲を聞かば、8 その怒を惹きし時のごとく、荒野の嘗試の日のごとく、心を頑固にするなかれ。9 彼處にて汝らの先祖たちは我をこころみて驗し、かつ四十年の間わが業を見たり。10 この故に我この代の人を憤ほりて云へり、「彼らは常に心まよい、わが途を知らざりき」と。

Mark 13:19

19 その日は患難の日なればなり。神の萬物を造り給ひし開闢より今に至るまで、かかる患難はなく、また後にもなからん。

2 Peter 3:4

4 かつ言はん『主の來りたまふ約束は何處にありや、先祖たちの眠りしのち、萬のもの開闢の初と等しくして變らざるなり』と。

Matthew 19:5-6

5 「かかる故に人は父母を離れ、その妻に合ひて、二人のもの一體となるべし」と言ひ給ひしを未だ讀まぬか。6 されば、はや二人にはあらず、一體なり。この故に神の合せ給ひし者は、人これを離すべからず』

Ephesians 5:31

31 『この故に人は父母を離れ、その妻に合ひて二人のもの一體となるべし』

1 Corinthians 6:16

16 遊女につく者は彼と一つ體となることを知らぬか『二人のもの一體となるべし』と言ひ給へり。

Ephesians 5:28

28 斯くのごとく夫はその妻を己の體のごとく愛すべし。妻を愛するは己を愛するなり。

Romans 7:1-3

1 兄弟よ、なんぢら知らぬか、(われ律法を知る者に語る)律法は人の生ける間のみ之に主たるなり。2 夫ある婦は律法によりて夫の生ける中は之に縛らる。然れど夫死なば夫の律法より解かるるなり。3 されば夫の生ける中に他の人に適かば淫婦と稱へらるれど、夫死なばその律法より解放さるる故に、他の人に適くとも淫婦とはならぬなり。

Mark 4:10

10 イエス人々を離れ居給ふとき、御許にをる者ども、十二弟子とともに、此等の譬を問ふ。

Mark 9:28

28 イエス家に入り給ひしとき、弟子たち竊に問ふ『我等いかなれば逐ひ出し得ざりしか』

Mark 9:33

33 かくてカペナウムに到る。イエス家に入りて弟子たちに問ひ給ふ『なんぢら途すがら何を論ぜしか』

Matthew 19:9

9 われ汝らに告ぐ、おほよそ淫行の故ならで其の妻をいだし他に娶る者は、姦淫を行ふなり』

Luke 16:18

18 凡てその妻を出して、他に娶る者は、姦淫を行ふなり。また夫より出されたる女を娶る者も、姦淫を行ふなり。

Romans 7:3

3 されば夫の生ける中に他の人に適かば淫婦と稱へらるれど、夫死なばその律法より解放さるる故に、他の人に適くとも淫婦とはならぬなり。4 妻は己が身を支配する權をもたず、之を持つ者は夫なり。斯くのごとく夫も己が身を支配する權を有たず、之を有つ者は妻なり。

Hebrews 13:4

4 凡ての人、婚姻のことを貴べ、また寢床を汚すな。神は淫行のもの、姦淫の者を審き給ふべければなり。

1 Corinthians 7:11

11 もし別るる事あらば、嫁がずして居るか、又は夫と和げ。夫もまた妻を去るべからず。

1 Corinthians 7:13

13 また女に不信者なる夫ありて偕に居ることを可しとせば、夫を去るな。

Matthew 19:13-15

13 ここに人々イエスの手をおきて祈り給はんことを望みて、幼兒らを連れ來りしに、弟子たち禁めたれば、14 イエス言ひたまふ『幼兒らを許せ、我に來るを止むな、天國はかくのごとき者の國なり』15 かくて手を彼らの上におきて此處を去り給へり。

Mark 9:38

38 ヨハネ言ふ『師よ、我らに從はぬ者の、御名によりて惡鬼を逐ひ出すを見しが、我らに從はぬ故に、之を止めたり』

Mark 10:48

48 多くの人かれを禁めて默さしめんとしたれど、ますます叫びて『ダビデの子よ、我を憫みたまへ』と言ふ。

Luke 18:15-17

15 イエスの觸り給はんことを望みて、人々嬰兒らを連れ來りしに、弟子たち之を見て禁めたれば、16 イエス幼兒らを呼びよせて言ひたまふ『幼兒らの我に來るを許して止むな、神の國はかくのごとき者の國なり。17 われ誠に汝らに告ぐ、おほよそ幼兒のごとくに神の國をうくる者ならずば、之に入ることは能はず』

Matthew 18:4

4 されば誰にても此の幼兒のごとく己を卑うする者は、これ天國にて大なる者なり。

Matthew 18:10

10 汝ら愼みて此の小き者の一人をも侮るな。我なんぢらに告ぐ、彼らの御使たちは天にありて、天にいます我が父の御顏を常に見るなり。

Matthew 19:14

14 イエス言ひたまふ『幼兒らを許せ、我に來るを止むな、天國はかくのごとき者の國なり』

Mark 3:5

5 イエスその心の頑固なるを憂ひて、怒り見囘して、手なえたる人に『手を伸べよ』と言ひ給ふ。かれ手を伸べたれば癒ゆ。

Mark 8:33

33 イエス振反りて弟子たちを見、ペテロを戒めて言ひ給ふ『サタンよ、わが後に退け、汝は神のことを思はず、反つて人のことを思ふ』

Luke 9:54-56

54 弟子のヤコブ、ヨハネ、これを見て言ふ『主よ、我らが天より火を呼び下して彼らを滅すことを欲し給ふか』55 イエス顧みて彼らを戒め、56 遂に相共に他の村に往きたまふ。

Luke 18:15-16

15 イエスの觸り給はんことを望みて、人々嬰兒らを連れ來りしに、弟子たち之を見て禁めたれば、16 イエス幼兒らを呼びよせて言ひたまふ『幼兒らの我に來るを許して止むな、神の國はかくのごとき者の國なり。

Acts 2:39

39 この約束は汝らと汝らの子らと、凡ての遠き者すなはち主なる我らの神の召し給ふ者とに屬くなり』

Acts 3:25

25 汝らは預言者たちの子孫なり、又なんぢらの先祖たちに神の立て給ひし契約の子孫なり、即ち神アブラハムに告げ給はく「なんぢの裔によりて地の諸族はみな祝福せらるべし」

Romans 11:16

16 もし初穗の粉潔くば、パンの團塊も潔く、樹の根潔くば、其の枝も潔からん。

Romans 11:28

28 福音につきて云へば、汝等のために彼らは敵とせられ、選につきて云へば、先祖たちの爲に彼らは愛せらるるなり。

1 Corinthians 7:14

14 そは不信者なる夫は妻によりて潔くなり、不信者なる妻は夫によりて潔くなりたればなり。然なくば汝らの子供は潔からず、されど今は潔き者なり。

1 Corinthians 14:20

20 兄弟よ、智慧に於ては子供となるな、惡に於ては幼兒となり、智慧に於ては成人となれ。

Ephesians 4:26

26 汝ら怒るとも罪を犯すな、憤恚を日の入るまで續くな。

2 Timothy 1:5

5 是なんぢに在る虚僞なき信仰をおもひ出すに因りてなり。その信仰の曩に汝の祖母ロイス及び母ユニケに宿りしごとく、汝にも然るを確信す。

2 Timothy 3:15

15 また幼き時より聖なる書を識りし事を知ればなり。この書はキリスト・イエスを信ずる信仰によりて救に至らしむる知慧を汝に與へ得るなり。

1 Peter 2:2

2 いま生れし嬰兒のごとく靈の眞の乳を慕へ、之により育ちて救に至らん爲なり。

Revelation 14:5

5 その口に虚僞なし、彼らは瑕なき者なり。

Matthew 18:3

3 『まことに汝らに告ぐ、もし汝ら飜へりて幼兒の如くならずば、天國に入るを得じ。

Luke 18:17

17 われ誠に汝らに告ぐ、おほよそ幼兒のごとくに神の國をうくる者ならずば、之に入ることは能はず』

John 3:3-6

3 イエス答へて言ひ給ふ『まことに誠に汝に告ぐ、人あらたに生れずば、神の國を見ること能はず』4 ニコデモ言ふ『人はや老いぬれば、爭で生るる事を得んや、再び母の胎に入りて生るることを得んや』5 イエス答へ給ふ『まことに誠に汝に告ぐ、人は水と靈とによりて生れずば、神の國に入ること能はず、6 肉によりて生るる者は肉なり、靈によりて生るる者は靈なり。

Mark 9:36

36 かくてイエス幼兒をとりて彼らの中におき、之を抱きて言ひ給ふ、

Luke 2:28-34

28 シメオン、イエスを取りいだき、神を讃めて言ふ、29 『主よ、こそ御言に循ひて、僕を安らかに逝かしめ給ふなれ。30 わが目は、はや主の救を見たり。31 是もろもろの民の前に備へ給ひし者、32 異邦人をてらす光、御民イスラエルの榮光なり』33 かく幼兒に就きて語ることを、其の父母あやしみ居たれば、34 シメオン彼らを祝して母マリヤに言ふ『視よ、この幼兒は、イスラエルの多くの人の或は倒れ、或は起たん爲に、また言ひ逆ひを受くる徴のために置かる。

Luke 24:50-51

50 遂にイエス彼らをベタニヤに連れゆき、手を擧げて之を祝したまふ。51 祝する間に、彼らを離れ[天に擧げられ]給ふ。

John 21:15-17

15 かくて食したる後、イエス、シモン・ペテロに言ひ給ふ『ヨハネの子シモンよ、汝この者どもに勝りて我を愛するか』ペテロいふ『主よ、然り、わが汝を愛する事は、なんぢ知り給ふ』イエス言ひ給ふ『わが羔羊を養へ』16 また二度いひ給ふ『ヨハネの子シモンよ、我を愛するか』ペテロ言ふ『主よ、然り、わが汝を愛する事は、なんぢ、知り給ふ』イエス言ひ給ふ『わが羊を牧へ』17 三度いひ給ふ『ヨハネの子シモンよ、我を愛するか』ペテロ三度『われを愛するか』と言ひ給ふを憂ひて言ふ『主よ、知りたまはぬ處なし、わが汝を愛する事は、なんぢ識りたまふ』イエス言ひ給ふ『わが羊をやしなへ。

Matthew 17:14

14 かれら群衆の許に到りしとき、或人御許にきたり跪づきて言ふ、

Matthew 19:16-30

16 視よ、或人みもとに來りて言ふ『師よ、われ永遠の生命をうる爲には、如何なる善き事を爲すべきか』17 イエス言ひたまふ『善き事につきて何ぞ我に問ふか、善き者は唯ひとりのみ。汝もし生命に入らんと思はば誡命を守れ』18 彼いふ『孰を』イエス言ひたまふ『「殺すなかれ」「姦淫するなかれ」「盜むなかれ」「僞證を立つる勿れ」19 「父と母とを敬へ」また「己のごとく汝の隣を愛すべし」』20 その若者いふ『我みな之を守れり、なほ何を缺くか』21 イエス言ひたまふ『なんぢ若し全からんと思はば、往きて汝の所有を賣りて貧しき者に施せ、さらば財寶を天に得ん。かつ來りて我に從へ』22 この言をききて、若者悲しみつつ去りぬ。大なる資産を有てる故なり。23 イエス弟子たちに言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、富める者の天國に入るは難し。24 復なんぢらに告ぐ、富める者の神の國に入るよりは、駱駝の針の孔を通るかた反つて易し』25 弟子たち之をきき、甚だしく驚きて言ふ『さらば誰か救はるることを得ん』26 イエス彼らに目を注めて言ひ給ふ『これは人に能はねど、神は凡ての事をなし得るなり』27 ここにペテロ答へて言ふ『視よ、われら一切をすてて汝に從へり、されば何を得べきか』28 イエス彼らに言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、世あらたまりて人の子その榮光の座位に坐するとき、我に從へる汝等もまた十二の座位に坐して、イスラエルの十二の族を審かん。29 また凡そ我が名のために、或は家、あるひは兄弟、あるひは姉妹、あるひは父、あるひは母、あるひは子、あるひは田畑を棄つる者は、數倍を受け、また永遠の生命を嗣がん。30 されど多くの先なる者後に、後なる者先になるべし。

Matthew 25:34

34 ここに王その右にをる者どもに言はん「わが父に祝せられたる者よ、來りて世の創より汝等のために備へられたる國を嗣げ。

Matthew 28:8

8 女たち懼と大なる歡喜とをもて、速かに墓を去り、弟子たちに知らせんとて走りゆく。

Mark 1:40

40 一人の癩病人みもとに來り、跪づき請ひて言ふ『御意ならば、我を潔くなし給ふを得ん』

Mark 9:25

25 イエス群衆の走り集るを見て、穢れし靈を禁めて言ひたまふ『唖にて耳聾なる靈よ、我なんぢに命ず、この子より出でよ、重ねて入るな』

Mark 12:14

14 その者ども來りて言ふ『師よ、我らは知る、汝は眞にして、誰をも憚りたまふ事なし、人の外貌を見ず、眞をもて神の道を教へ給へばなり。我ら貢をカイザルに納むるは、宜きか、惡しきか、納めんか、納めざらんか』

Luke 18:18-30

18 或司問ひて言ふ『善き師よ、われ何をなして永遠の生命を嗣ぐべきか』19 イエス言ひ給ふ『なにゆゑ我を善しと言ふか、神ひとりの他に善き者なし。20 誡命はなんぢが知る所なり「姦淫するなかれ」「殺すなかれ」「盜むなかれ」「僞證を立つる勿れ」「なんぢの父と母とを敬へ」』21 彼いふ『われ幼き時より皆これを守れり』22 イエス之をききて言ひたまふ『なんぢなほ足らぬこと一つあり、汝の有てる物をことごとく賣りて、貧しき者に分ち與へよ、然らば財寶を天に得ん。かつ來りて我に從へ』23 彼は之をききて甚く悲しめり、大に富める者なればなり。24 イエス之を見て言ひたまふ『富める者の神の國に入るは如何に難いかな。25 富める者の神の國に入るよりは、駱駝の針の穴をとほるは反つて易し』26 之をきく人々いふ『さらば誰か救はるる事を得ん』27 イエス言ひたまふ『人のなし得ぬところは、神のなし得る所なり』28 ペテロ言ふ『視よ、我等わが物をすてて汝に從へり』29 イエス言ひ給ふ『われ誠に汝らに告ぐ、神の國のために、或は家、或は妻、或は兄弟、あるひは兩親、あるひは子を棄つる者は、誰にても、30 今の時に數倍を受け、また後の世にて永遠の生命を受けぬはなし』

John 3:2

2 夜イエスの許に來りて言ふ『ラビ、我らは汝の神より來る師なるを知る。神もし偕に在さずば、汝が行ふこれらの徴は誰もなし能はぬなり』

John 6:27-28

27 朽ちる糧のためならで、永遠の生命にまで至る糧のために働け。これは人の子の汝らに與へんとするものなり、父なる神は印して彼を證し給ひたるに因る』28 ここに彼ら言ふ『われら神の業を行はんには何をなすべきか』

John 6:40

40 わが父の御意は、すべて子を見て信ずる者の永遠の生命を得る是なり。われ終の日にこれを甦へらすべし』

John 20:2-4

2 乃ち走りゆき、シモン・ペテロとイエスの愛し給ひしかの弟子との許に到りて言ふ『たれか主を墓より取去れり、何處に置きしか我ら知らず』3 ペテロと、かの弟子といでて墓にゆく。4 二人ともに走りたれど、かの弟子ペテロより疾く走りて先に墓にいたり、

Acts 2:37

37 人々これを聞きて心を刺され、ペテロと他の使徒たちとに言ふ『兄弟たちよ、我ら何をなすべきか』

Acts 9:6

6 起きて町に入れ、さらば汝なすべき事を告げらるべし』

Acts 16:30

30 之を連れ出して言ふ『君たちよ、われ救はれん爲に何をなすべきか』

Acts 20:32

32 われ今なんぢらを、主および其の惠の御言に委ぬ。御言は汝らの徳を建て、すべての潔められたる者とともに嗣業を受けしめ得るなり。

Romans 2:7

7 耐へ忍びて善をおこない光榮と尊貴と朽ちざる事とを求むる者には、永遠の生命をもて報い、

Romans 6:23

23 それ罪の拂ふ價は死なり、然れど神の賜物は我らの主キリスト・イエスにありて受くる永遠の生命なり。

Romans 10:2-4

2 われ彼らが神のために熱心なることを證す、されど其の熱心は知識によらざるなり。3 それは神の義を知らず、己の義を立てんとして、神の義に服はざればなり。4 キリストは凡て信ずる者の義とせられん爲に律法の終となり給へり。

1 John 2:25

25 我らに約し給ひし約束は是なり、即ち永遠の生命なり。

Matthew 19:17

17 イエス言ひたまふ『善き事につきて何ぞ我に問ふか、善き者は唯ひとりのみ。汝もし生命に入らんと思はば誡命を守れ』

Luke 18:19

19 イエス言ひ給ふ『なにゆゑ我を善しと言ふか、神ひとりの他に善き者なし。

John 5:41-44

41 我は人よりの譽をうくる事をせず、42 ただ汝らの衷に神を愛する事なきを知る。43 我はわが父の名によりて來りしに、汝等われを受けず、もし他の人おのれの名によりて來らば之を受けん。44 互に譽をうけて、唯一の神よりの譽を求めぬ汝らは、爭で信ずることを得んや。

Romans 3:12

12 みな迷ひて相共に空しくなれり、善をなす者なし、一人だになし。

James 1:17

17 凡ての善き賜物と凡ての全き賜物とは、上より、もろもろの光の父より降るなり。父は變ることなく、また回轉の影もなき者なり。

1 John 4:8

8 愛なき者は、神を知らず、神は愛なればなり。

1 John 4:16

16 我らに對する神の愛を我ら既に知り、かつ信ず。神は愛なり、愛に居る者は神に居り、神も亦かれに居給ふ。

Matthew 5:17-20

17 われ律法また預言者を毀つために來れりと思ふな。毀たんとて來らず、反つて成就せん爲なり。18 誠に汝らに告ぐ、天地の過ぎ往かぬうちに、律法の一點、一畫も廢ることなく、ことごとく全うせらるべし。19 この故にもし此等のいと小き誡命の一つをやぶり、且その如く人に教ふる者は、天國にて最小き者と稱へられ、之を行ひ、かつ人に教ふる者は、天國にて大なる者と稱へられん。20 我なんぢらに告ぐ、汝らの義、學者・パリサイ人に勝らずば、天國に入ること能はず。

Matthew 19:17-19

17 イエス言ひたまふ『善き事につきて何ぞ我に問ふか、善き者は唯ひとりのみ。汝もし生命に入らんと思はば誡命を守れ』18 彼いふ『孰を』イエス言ひたまふ『「殺すなかれ」「姦淫するなかれ」「盜むなかれ」「僞證を立つる勿れ」19 「父と母とを敬へ」また「己のごとく汝の隣を愛すべし」』

Mark 12:28-34

28 學者の一人、かれらの論じをるを聞き、イエスの善く答へ給へるを知り、進み出でて問ふ『すべての誡命のうち、何か第一なる』29 イエス答へたまふ『第一は是なり「イスラエルよ聽け、主なる我らの神は唯一の主なり。30 なんぢ心を盡し、精神を盡し、思を盡し、力を盡して、主なる汝の神を愛すべし」31 第二は是なり「おのれの如く汝の隣を愛すべし」此の二つより大なる誡命はなし』32 學者いふ『善きかな師よ「神は唯一にして他に神なし」と言ひ給へるは眞なり。33 「こころを盡し、知慧を盡し、力を盡して神を愛し、また己のごとく隣を愛する」は、もろもろの燔祭および犧牲に勝るなり』34 イエスその聰く答へしを見て言ひ給ふ『なんぢ神の國に遠からず』此の後たれも敢へてイエスに問ふ者なかりき。

Luke 10:26-28

26 イエス言ひたまふ『律法に何と録したるか、汝いかに讀むか』27 答へて言ふ『なんぢ心を盡し精神を盡し、力を盡し、思を盡して、主たる汝の神を愛すべし。また己のごとく汝の隣を愛すべし』28 イエス言ひ給ふ『なんぢの答は正し。之を行へ、さらば生くべし』

Luke 18:20

20 誡命はなんぢが知る所なり「姦淫するなかれ」「殺すなかれ」「盜むなかれ」「僞證を立つる勿れ」「なんぢの父と母とを敬へ」』

Romans 3:20

20 律法の行爲によりては、一人だに神のまへに義とせられず、律法によりて罪は知らるるなり。

Romans 13:9

9 それ『姦淫する勿れ、殺すなかれ、盜むなかれ、貪るなかれ』と云へるこの他なほ誡命ありとも『おのれの如く隣を愛すべし』といふ言の中にみな籠るなり。

1 Corinthians 6:7-9

7 互に相訴ふるは既に當しく汝らの失態なり。何故むしろ不義を受けぬか、何故むしろ欺かれぬか。8 然るに汝ら不義をなし、詐欺をなし、兄弟にも之を爲す。9 汝ら知らぬか、正しからぬ者の神の國を嗣ぐことなきを。自ら欺くな、淫行のもの、偶像を拜むもの、姦淫をなすもの、男娼となるもの、男色を行ふ者、

Galatians 5:14

14 それ律法の全體は『おのれの如くなんぢの隣を愛すべし』との一言にて全うせらるるなり。

1 Thessalonians 4:6

6 かかる事によりて兄弟を欺き、また掠めざらんことなり。凡て此等のことを行ふ者に主の報し給ふは、わが既に汝らに告げ、かつ證せしごとし。

James 2:11

11 それ『姦淫する勿れ』と宣ひし者、また『殺す勿れ』と宣ひたれば、なんぢ姦淫せずとも、若し人を殺さば律法を破る者となるなり、

Matthew 19:20

20 その若者いふ『我みな之を守れり、なほ何を缺くか』

Luke 10:29

29 彼おのれを義とせんとしてイエスに言ふ『わが隣とは誰なるか』

Luke 18:11-12

11 パリサイ人たちて心の中に斯く祈る「神よ、我はほかの人の、強奪・不義・姦淫するが如き者ならず、又この取税人の如くならぬを感謝す。12 我は一週のうちに二度斷食し、凡て得るものの十分の一を献ぐ」

Romans 7:9

9 われ曾て律法なくして生きたれど、誡命きたりし時に罪は生き、我は死にたり。

Philippians 3:6

6 熱心につきては教會を迫害したるもの、律法によれる義に就きては責むべき所なかりし者なり。

2 Timothy 3:5

5 敬虔の貌をとりてその徳を捨つる者とならん、斯かる類の者を避けよ。

Matthew 6:19-21

19 なんぢら己がために財寶を地に積むな、ここは蟲と錆とが損ひ、盜人うがちて盜むなり。20 なんぢら己がために財寶を天に積め、かしこは蟲と錆とが損はず、盜人うがちて盜まぬなり。21 なんぢの財寶のある所には、なんぢの心もあるべし。

Matthew 13:44-46

44 天國は畑に隱れたる寶のごとし。人見出さば、之を隱しおきて、喜びゆき、有てる物をことごとく賣りて其の畑を買ふなり。45 また天國は良き眞珠を求むる商人のごとし。46 價たかき眞珠一つを見出さば、往きて有てる物をことごとく賣りて、之を買ふなり。

Matthew 16:24

24 ここにイエス弟子たちに言ひたまふ『人もし我に從ひ來らんと思はば、己をすて、己が十字架を負ひて、我に從へ。

Matthew 19:21

21 イエス言ひたまふ『なんぢ若し全からんと思はば、往きて汝の所有を賣りて貧しき者に施せ、さらば財寶を天に得ん。かつ來りて我に從へ』

Mark 8:34

34 かくて群衆を弟子たちと共に呼び寄せて言ひたまふ『人もし我に從ひ來らんと思はば、己をすて、己が十字架を負ひて我に從へ。

Luke 9:23

23 また一同の者に言ひたまふ『人もし我に從ひ來らんと思はば、己をすて、日々おのが十字架を負ひて我に從へ。

Luke 10:42

42 されど無くてならぬものは多からず、唯一つのみ、マリヤは善きかたを選びたり。此は彼より奪ふべからざるものなり』

Luke 12:33

33 汝らの所有を賣りて施濟をなせ。己がために舊びぬ財布をつくり、盡きぬ財寶を天に貯へよ。かしこは盜人も近づかず、蟲も壞らぬなり、

Luke 16:9

9 われ汝らに告ぐ、不義の富をもて、己がために友をつくれ。さらば富の失する時、その友なんぢらを永遠の住居に迎へん。

Luke 18:22

22 イエス之をききて言ひたまふ『なんぢなほ足らぬこと一つあり、汝の有てる物をことごとく賣りて、貧しき者に分ち與へよ、然らば財寶を天に得ん。かつ來りて我に從へ』

Luke 19:41

41 既に近づきたるとき、都を見やり、之がために泣きて言ひ給ふ、

John 12:26

26 人もし我に事へんとせば、我に從へ、わが居る處に我に事ふる者もまた居るべし。人もし我に事ふることをせば、我が父これを貴び給はん。

John 16:33

33 此等のことを汝らに語りたるは、汝ら我に在りて平安を得んが爲なり。なんぢら世にありては患難あり、されど雄々しかれ。我すでに世に勝てり』

Acts 2:45

45 資産と所有とを賣り、各人の用に從ひて分け與へ、

Acts 4:34-37

34 彼らの中には一人の乏しき者もなかりき。これ地所あるいは家屋を有てる者、これを賣り、その賣りたる物の價を持ち來りて、35 使徒たちの足下に置きしを、各人その用に隨ひて分け與へられたればなり。36 ここにクプロに生れたるレビ人にて、使徒たちにバルナバ(釋けば慰籍の子)と稱へらるるヨセフ、37 畑ありしを賣りて其の金を持ちきたり、使徒たちの足下に置けり。

Romans 8:17-18

17 もし子たらば世嗣たらん、神の嗣子にしてキリストと共に世嗣たるなり。これはキリストとともに榮光を受けん爲に、その苦難をも共に受くるに因る。18 われ思うに、今の時の苦難は、われらの上に顯れんとする榮光にくらぶるに足らず。

2 Corinthians 12:15

15 我は大に喜びて汝らの靈魂のために物を費し、また身をも費さん。我なんぢらを多く愛するによりて、汝ら我を少く愛するか。

1 Timothy 6:17-19

17 汝この世の富める者に命ぜよ。高ぶりたる思をもたず、定なき富をたのまずして、唯われらを樂しませんとて萬の物を豐に賜ふ神に依頼み、18 善をおこなひ、善き業に富み、惜みなく施し、分け與ふることを喜び、19 かくて己のために善き基を蓄へ、未來の備をなして眞の生命を捉ふることを爲よと。

2 Timothy 3:12

12 凡そキリスト・イエスに在りて敬虔をもて一生を過さんと欲する者は迫害を受くべし。

Hebrews 10:34

34 また囚人となれる者を思ひやり、永く存する尤も勝れる所有の己にあるを知りて、我が所有を奪はるるをも喜びて忍びたり。

James 2:10

10 人、律法全體を守るとも、その一つに躓かば是すべてを犯すなり。

1 Peter 1:4-5

4 汝らの爲に天に蓄へある、朽ちず汚れず萎まざる嗣業を繼がしめ給へり。5 汝らは終のときに顯れんとて備りたる救を得んために、信仰によりて神の力に護らるるなり。

Revelation 2:4

4 されど我なんぢに責むべき所あり、なんぢは初の愛を離れたり。

Revelation 2:14

14 されど我なんぢに責むべき一二の事あり、汝の中にバラムの教を保つ者どもあり、バラムはバラクに教へ、彼をしてイスラエルの子孫の前に躓物を置かしめ、偶像に献げし物を食はせ、かつ淫行をなさしめたり。

Revelation 2:20

20 されど我なんぢに責むべき所あり、汝はかの自ら預言者と稱へて我が僕を教へ惑し、淫行をなさしめ、偶像に献げし物を食はしむる女イゼベルを容れおけり。

Matthew 13:22

22 茨の中に播かれしとは、御言をきけども、世の心勞と財貨の惑とに、御言を塞がれて實らぬものなり。

Matthew 19:22

22 この言をききて、若者悲しみつつ去りぬ。大なる資産を有てる故なり。

Matthew 27:3

3 ここにイエスを賣りしユダ、その死に定められ給ひしを見て悔い、祭司長・長老らに、かの三十の銀をかへして言ふ、

Matthew 27:24-26

24 ピラトは何の效なく反つて亂にならんとするを見て、水をとり群衆のまへに手を洗ひて言ふ『この人の血につきて我は罪なし、汝等みづから當れ』25 民みな答へて言ふ『其の血は、我らと我らの子孫とに歸すべし』26 ここにピラト、バラバを彼らに赦し、イエスを鞭うちて、十字架につくる爲に付せり。

Mark 6:20

20 それはヘロデ、ヨハネの義にして聖なる人たるを知りて、之を畏れ、之を護り、且つその教をききて、大に惱みつつも、なほ喜びて聽きたる故なり。

Mark 6:26

26 王いたく憂ひたれど、その誓と席に在る者とに對して拒むことを好まず、

Luke 12:15

15 かくて人々に言ひたまふ『愼みて凡ての慳貪をふせげ、人の生命は所有の豐なるには因らぬなり』

Luke 18:23

23 彼は之をききて甚く悲しめり、大に富める者なればなり。

2 Corinthians 7:10

10 それ神にしたがふ憂は、悔なきの救を得るの悔改を生じ、世の憂は死を生ず。

Ephesians 5:5

5 凡て淫行のもの、汚れたるもの、貪るもの、即ち偶像を拜む者どもの、キリストと神との國の世嗣たることを得ざるは、汝らの確く知る所なり。

1 Timothy 6:9-10

9 されど富まんと欲する者は、誘惑と羂、また人を滅亡と沈淪とに溺らす愚にして害ある各樣の慾に陷るなり。10 それ金を愛するは諸般の惡しき事の根なり、ある人々これを慕ひて信仰より迷ひ、さまざまの痛をもて自ら己を刺しとほせり。

2 Timothy 4:10

10 デマスは此の世を愛し、我を棄ててテサロニケに往き、クレスケンスはガラテヤに、テトスはダルマテヤに往きて、

1 John 2:15-16

15 なんぢら世をも世にある物をも愛すな。人もし世を愛せば、御父を愛する愛その衷になし。16 おほよそ世にあるもの、即ち肉の慾、眼の慾、所有の誇などは、御父より出づるにあらず、世より出づるなり。

Matthew 19:23-26

23 イエス弟子たちに言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、富める者の天國に入るは難し。24 復なんぢらに告ぐ、富める者の神の國に入るよりは、駱駝の針の孔を通るかた反つて易し』25 弟子たち之をきき、甚だしく驚きて言ふ『さらば誰か救はるることを得ん』26 イエス彼らに目を注めて言ひ給ふ『これは人に能はねど、神は凡ての事をなし得るなり』

Mark 5:32

32 イエスこの事を爲しし者を見んとて見囘し給ふ。

Mark 10:15

15 まことに汝らに告ぐ、凡そ幼兒の如くに神の國をうくる者ならずば、之に入ること能はず』

Luke 18:24

24 イエス之を見て言ひたまふ『富める者の神の國に入るは如何に難いかな。

John 3:5

5 イエス答へ給ふ『まことに誠に汝に告ぐ、人は水と靈とによりて生れずば、神の國に入ること能はず、

1 Corinthians 1:26

26 兄弟よ、召を蒙れる汝らを見よ、肉によれる智き者おほからず、能力ある者おほからず、貴きもの多からず。

James 2:5

5 わが愛する兄弟よ、聽け、神は世の貧しき者を選びて信仰に富ませ、神を愛する者に約束し給ひし國の世繼たらしめ給ひしに非ずや。

James 4:4

4 姦淫をおこなふ者よ、世の友となるは、神に敵するなるを知らぬか、誰にても世の友とならんと欲する者は、己を神の敵とするなり。

2 Peter 1:11

11 かくて汝らは我らの主なる救主イエス・キリストの永遠の國に入る恩惠を豐に與へられん。

Matthew 19:25

25 弟子たち之をきき、甚だしく驚きて言ふ『さらば誰か救はるることを得ん』

Luke 12:16-21

16 また譬を語りて言ひ給ふ『ある富める人、その畑豐に實りたれば、17 心の中に議りて言ふ「われ如何にせん、我が作物を藏めおく處なし」18 遂に言ふ「われ斯く爲さん、わが倉を毀ち、更に大なるものを建てて、其處にわが穀物および善き物をことごとく藏めん。19 かくてわが靈魂に言はん、靈魂よ、多年を過すに足る多くの善き物を貯へたれば、安んぜよ、飮食せよ、樂しめよ」20 然るに神かれに「愚なる者よ、今宵なんぢの靈魂とらるべし、さらば汝の備へたる物は、誰がものとなるべきぞ」と言ひ給へり。21 己のために財を貯へ、神に對して富まぬ者は斯くのごとし』

Luke 18:26-27

26 之をきく人々いふ『さらば誰か救はるる事を得ん』27 イエス言ひたまふ『人のなし得ぬところは、神のなし得る所なり』

John 6:60

60 弟子たちの中おほくの者これを聞きて言ふ『こは甚だしき言なるかな、誰か能く聽き得べき』

John 13:33

33 若子よ、我なほ暫く汝らと偕にあり、汝らは我を尋ねん、されど曾てユダヤ人に「なんぢらは我が往く處に來ること能はず」と言ひし如く、今汝らにも然か言ふなり。

John 21:5

5 イエス言ひ給ふ『子どもよ、獲物ありしか』彼ら『なし』と答ふ。

Galatians 4:19

19 わが幼兒よ、汝らの衷にキリストの形成るまでは、我ふたたび産の苦痛をなす。

1 Timothy 6:17

17 汝この世の富める者に命ぜよ。高ぶりたる思をもたず、定なき富をたのまずして、唯われらを樂しませんとて萬の物を豐に賜ふ神に依頼み、

James 5:1-3

1 聽け、富める者よ、なんぢらの上に來らんとする艱難のために泣きさけべ。2 汝らの財は朽ち、汝らの衣は蠧み、3 汝らの金銀は錆びたり。この錆なんぢらに對ひて證をなし、かつ火のごとく汝らの肉を蝕はん。汝等この末の世に在りてなほ財を蓄へたり。

1 John 2:1

1 わが若子よ、これらの事を書き贈るは、汝らが罪を犯さざらん爲なり。人もし罪を犯さば、我等のために父の前に助主あり、即ち義なるイエス・キリストなり。

1 John 4:4

4 若子よ、汝らは神より出でし者にして既に彼らに勝てり。汝らに居給ふ者は世に居る者よりも大なればなり。

1 John 5:21

21 若子よ、自ら守りて偶像に遠ざかれ。

Revelation 3:17

17 なんぢ、我は富めり、豐なり、乏しき所なしと言ひて、己が惱める者・憐むべき者・貧しき者・盲目なる者・裸なる者たるを知らざれば、

Matthew 7:3-5

3 何ゆゑ兄弟の目にある塵を見て、おのが目にある梁木を認めぬか。4 視よ、おのが目に梁木のあるに、いかで兄弟にむかひて、汝の目より塵をとり除かせよと言ひ得んや。5 僞善者よ、まづ己が目より梁木をとり除け、さらば明かに見えて、兄弟の目より塵を取りのぞき得ん。

Matthew 19:24-25

24 復なんぢらに告ぐ、富める者の神の國に入るよりは、駱駝の針の孔を通るかた反つて易し』25 弟子たち之をきき、甚だしく驚きて言ふ『さらば誰か救はるることを得ん』

Matthew 23:24

24 盲目なる手引よ、汝らは蚋を漉し出して駱駝を呑むなり。

Luke 18:25

25 富める者の神の國に入るよりは、駱駝の針の穴をとほるは反つて易し』

Mark 6:51

51 かくて弟子たちの許にゆき、舟に登り給へば、風やみたり。弟子たち心の中にて甚く驚く、

Mark 7:37

37 また甚だしく打驚きて言ふ『かれの爲しし事は皆よし、聾者をも聞えしめ、唖者をも物いはしむ』

Luke 13:23

23 或人いふ『主よ、救はるる者は少きか』

Luke 18:26

26 之をきく人々いふ『さらば誰か救はるる事を得ん』

Acts 16:31

31 二人は言ふ『主イエスを信ぜよ、然らば汝も汝の家族も救はれん』

Romans 10:9-13

9 即ち、なんぢ口にてイエスを主と言ひあらはし、心にて神の之を死人の中より甦へらせ給ひしことを信ぜば、救はるべし。10 それ人は心に信じて義とせられ、口に言ひあらはして救はるるなり。11 聖書にいふ『すべて彼を信ずる者は辱しめられじ』と。12 ユダヤ人とギリシヤ人との區別なし、同一の主は萬民の主にましまして、凡て呼び求むる者に對して豐なり。13 『すべて主の御名を呼び求むる者は救はるべし』とあればなり。

2 Corinthians 11:23

23 彼らキリストの役者なるか、われ狂へる如く言ふ、我はなほ勝れり。わが勞は更におほく、獄に入れられしこと更に多く、鞭うたれしこと更に夥だしく、死に瀕みたりしこと屡次なりき。

Matthew 19:26

26 イエス彼らに目を注めて言ひ給ふ『これは人に能はねど、神は凡ての事をなし得るなり』

Luke 1:37

37 それ神の言には能はぬ所なし』

Luke 18:27

27 イエス言ひたまふ『人のなし得ぬところは、神のなし得る所なり』

Philippians 3:21

21 彼は萬物を己に服はせ得る能力によりて、我らの卑しき状の體を化へて、己が榮光の體に象らせ給はん。

Hebrews 7:25

25 この故に彼は己に頼りて神にきたる者のために執成をなさんとて常に生くれば、之を全く救ふこと得給ふなり。

Hebrews 11:19

19 かれ思へらく、神は死人の中より之を甦へらすることを得給ふと、乃ち死より之を受けしが如くなりき。

Matthew 4:20

20 かれら直ちに網をすてて從ふ。

Matthew 4:22

22 直ちに舟と父とを置きて從ふ。

Mark 1:16-20

16 イエス、ガリラヤの海にそひて歩みゆき、シモンと其の兄弟アンデレとが、海に網うちをるを見給ふ。かれらは漁人なり。17 イエス言ひ給ふ『われに從ひきたれ、汝等をして人を漁る者とならしめん』18 彼ら直ちに網をすてて從へり。19 少し進みゆきて、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネとを見給ふ、彼らも舟にありて網を繕ひゐたり。20 直ちに呼び給へば、父ゼベダイを雇人とともに舟に遺して從ひゆけり。

Luke 14:33

33 かくのごとく、汝らの中その一切の所有を退くる者ならでは、我が弟子となるを得ず。

Philippians 3:7-9

7 されど曩に我が益たりし事はキリストのために損と思ふに至れり。8 然り、我はわが主キリスト・イエスを知ることの優れたるために、凡ての物を損なりと思ひ、彼のために既に凡ての物を損せしが、之を塵芥のごとく思ふ。9 これキリストを獲、かつ律法による己が義ならで、唯キリストを信ずる信仰による義、すなはち信仰に基きて神より賜はる義を保ち、キリストに在るを認められ、

Matthew 5:10-11

10 幸福なるかな、義のために責められたる者。天國はその人のものなり。11 我がために、人なんぢらを罵り、また責め、詐りて各樣の惡しきことを言ふときは、汝ら幸福なり。

Matthew 10:18

18 また汝等わが故によりて、司たち王たちの前に曳かれん。これは彼らと異邦人とに證をなさん爲なり。

Mark 8:35

35 己が生命を救はんと思ふ者は、これを失ひ、我が爲また福音の爲に己が生命をうしなふ者は、之を救はん。

Luke 22:28-30

28 汝らは我が嘗試のうちに絶えず我とともに居りし者なれば、29 わが父の我に任じ給へるごとく、我も亦なんぢらに國を任ず。30 これ汝らの我が國にて我が食卓に飮食し、かつ座位に坐してイスラエルの十二の族を審かん爲なり。

1 Corinthians 9:23

23 われ福音のために凡ての事をなす、これ我も共に福音に與らん爲なり。

Hebrews 11:24-26

24 信仰に由りてモーセは人と成りしときパロの女の子と稱へらるるを否み、25 罪のはかなき歡樂を受けんよりは、寧ろ神の民とともに苦しまんことを善しとし、26 キリストに因る謗はエジプトの財寶にまさる大なる富と思へり、これ報を望めばなり。

Revelation 2:3

3 なんぢは忍耐を保ち、我が名のために忍びて倦まざりき。

Matthew 5:11-12

11 我がために、人なんぢらを罵り、また責め、詐りて各樣の惡しきことを言ふときは、汝ら幸福なり。12 喜びよろこべ、天にて汝らの報は大なり。汝等より前にありし預言者たちをも、斯く責めたりき。

Matthew 6:33

33 まづ神の國と神の義とを求めよ、さらば凡てこれらの物は汝らに加へらるべし。

Matthew 12:32

32 誰にても言をもて人の子に逆ふ者は赦されん、されど言をもて聖靈に逆ふ者は、この世にても後の世にても赦されじ。

Luke 18:30

30 今の時に數倍を受け、また後の世にて永遠の生命を受けぬはなし』

John 10:23

23 イエス宮の内、ソロモンの廊を歩みたまふに、

John 16:22-23

22 斯く汝らも今は憂あり、されど我ふたたび汝らを見ん、その時なんぢらの心よろこぶべし、その喜悦を奪ふ者なし。23 かの日には汝ら何事をも我に問ふまじ。誠にまことに汝らに告ぐ、汝等のすべて父に求むる物をば、我が名によりて賜ふべし。

Acts 5:41

41 使徒たちは御名のために辱しめらるるに相應しき者とせられたるを喜びつつ、議員らの前を出で去れり。

Acts 16:25

25 夜半ごろパウロとシラスと祈りて神を讃美する囚人ら聞きゐたるに、

Romans 5:3

3 然のみならず患難をも喜ぶ、そは患難は忍耐を生じ、

2 Corinthians 6:10

10 憂ふる者の如くなれども常に喜び、貧しき者の如くなれども多くの人を富ませ、何も有たぬ者の如くなれども凡ての物を有てり。

2 Corinthians 9:8-11

8 神は汝等をして常に凡ての物に足らざることなく、凡ての善き業に溢れしめんために、凡ての恩惠を溢るるばかり與ふることを得給ふなり。9 録して『彼は散らして貧しき者に與へたり。その正義は永遠に存らん』とある如し。10 播く人に種と食するパンとを與ふる者は、汝らにも種をあたへ、且これを殖し、また汝らの義の果を増し給ふべし。11 汝らは一切に富みて吝みなく施すことを得、かくて我らの事により、人々神に感謝するに至るなり。

Philippians 3:8

8 然り、我はわが主キリスト・イエスを知ることの優れたるために、凡ての物を損なりと思ひ、彼のために既に凡ての物を損せしが、之を塵芥のごとく思ふ。

2 Thessalonians 2:16

16 我らの主イエス・キリスト、及び我らを愛し恩惠をもて永遠の慰安と善き望とを與へ給ふ我らの父なる神、

1 Timothy 6:6

6 されど足ることを知りて敬虔を守る者は、大なる利益を得るなり。

James 1:2-4

2 わが兄弟よ、なんぢら各樣の試錬に遭ふとき、只管これを歡喜とせよ。3 そは汝らの信仰の驗は、忍耐を生ずるを知ればなり。4 忍耐をして全き活動をなさしめよ。これ汝らが全くかつ備りて、缺くる所なからん爲なり。

James 1:12

12 試錬に耐ふる者は幸福なり、之を善しとせらるる時は、主のおのれを愛する者に、約束し給ひし生命の冠冕を受くベければなり。

James 5:11

11 視よ、我らは忍ぶ者を幸福なりと思ふ。なんぢらヨブの忍耐を聞けり、主の彼に成し給ひし果を見たり、即ち主は慈悲ふかく、かつ憐憫あるものなり。

1 Peter 4:12-16

12 愛する者よ、汝らを試みんとて來れる火のごとき試煉を異なる事として怪しまず、13 反つてキリストの苦難に與れば、與るほど喜べ、なんぢら彼の榮光の顯れん時にも喜び樂しまん爲なり。14 もし汝等キリストの名のために謗られなば幸福なり。榮光の御靈すなはち神の御靈なんじらの上に留まり給へばなり。15 汝等のうち誰にても或は殺人、あるひは盜人、あるひは惡を行ふ者、あるひは妄に他人の事に干渉する者となりて苦難に遭ふな。16 されど若しキリステアンたるをもて苦難を受けなば、之を恥づることなく、反つて此の名によりて神を崇めよ。

1 John 3:1

1 視よ、父の我らに賜ひし愛の如何に大なるかを。我ら神の子と稱へらる。既に神の子たり、世の我らを知らぬは、父を知らぬによりてなり。

Revelation 2:9

9 われ汝の艱難と貧窮とを知るされど汝は富める者なり。我はまた自らユダヤ人と稱へてユダヤ人にあらず、サタンの會に屬く者より汝が譏を受くるを知る。

Revelation 3:18

18 我なんぢに勸む、なんぢ我より火にて煉りたる金を買ひて富め、白き衣を買ひて身に纏ひ、なんぢの裸體の恥を露さざれ、眼藥を買ひて汝の目に塗り、見ることを得よ。

Matthew 8:11-12

11 又なんぢらに告ぐ、多くの人、東より西より來り、アブラハム、イサク、ヤコブとともに天國の宴につき、12 御國の子らは外の暗きに逐ひ出され、そこにて哀哭・切齒することあらん』

Matthew 19:30

30 されど多くの先なる者後に、後なる者先になるべし。

Matthew 20:16

16 かくのごとく後なる者は先に、先なる者は後になるべし』

Matthew 21:31

31 この二人のうち孰か父の意を爲しし』彼らいふ『後の者なり』イエス言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、取税人と遊女とは汝らに先だちて神の國に入るなり。

Luke 7:29-30

29 (凡ての民これを聞きて、取税人までも神を正しとせり。ヨハネのバプテスマを受けたるによる。30 されどパリサイ人・教法師らは、其のバプテスマを受けざりしにより、各自にかかはる神の御旨をこばみたり)

Luke 7:40-47

40 イエス答へて言ひ給ふ『シモン、我なんぢに言ふことあり』シモンいふ『師よ、言ひたまへ』41 『或債主に二人の負債者ありて、一人はデナリ五百、一人は五十の負債せしに、42 償ひかたなければ、債主この二人を共に免せり。されば二人のうち債主を愛すること孰か多き』43 シモン答へて言ふ『われ思ふに、多く免されたる者ならん』イエス言ひ給ふ『なんぢの判斷は當れり』44 かくて女の方に振向きてシモンに言ひ給ふ『この女を見るか。我なんぢの家に入りしに、なんぢは我に足の水を與へず、此の女は涙にて我足を濡し、頭髮にて拭へり。45 なんぢは我に接吻せず、此の女は我が入りし時より、我が足に接吻して止まず。46 なんぢは我が頭に油を抹らず、此の女は我が足に香油を抹れり。47 この故に我なんぢに告ぐ、この女の多くの罪は赦されたり。その愛すること大なればなり。赦さるる事の少き者は、その愛する事もまた少し』

Luke 13:30

30 視よ、後なる者の先になり、先なる者の後になる事あらん』

Luke 18:11-14

11 パリサイ人たちて心の中に斯く祈る「神よ、我はほかの人の、強奪・不義・姦淫するが如き者ならず、又この取税人の如くならぬを感謝す。12 我は一週のうちに二度斷食し、凡て得るものの十分の一を献ぐ」13 然るに取税人は遙に立ちて、目を天に向くる事だにせず、胸を打ちて言ふ「神よ、罪人なる我を憫みたまへ」14 われ汝らに告ぐ、この人は、かの人よりも義とせられて、己が家に下り往けり。おほよそ己を高うする者は卑うせられ、己を卑うする者は高うせらるるなり』

Acts 13:46-48

46 パウロとバルナバとは臆せずして言ふ『神の言を先づ汝らに語るべかりしを、汝等これを斥けて己を永遠の生命に相應しからぬ者と自ら定むるによりて、視よ、我ら轉じて異邦人に向はん。47 それ主は斯く我らに命じ給へり。曰く「われ汝を立てて異邦人の光とせり。地の極にまで救とならしめん爲なり」』48 異邦人は之を聽きて喜び、主の言をあがめ、又とこしへの生命に定められたる者はみな信じ、

Romans 9:30-33

30 然らば何をか言はん、義を追ひ求めざりし異邦人は義を得たり、即ち信仰による義なり。31 イスラエルは義の律法を追ひ求めたれど、その律法に到らざりき。32 何の故か、かれらは信仰によらず、行爲によりて追ひ求めたる故なり。彼らは躓く石に躓きたり。33 録して『視よ、我つまづく石さまたぐる岩をシオンに置く、之に依頼む者は辱しめられじ』とあるが如し。

Matthew 11:25

25 その時イエス答へて言ひたまふ『天地の主なる父よ、われ感謝す、此等のことを智き者慧き者にかくして、嬰兒に顯し給へり。

Matthew 13:11

11 答へて言ひ給ふ『なんぢらは天國の奧義を知ることを許されたれど、彼らは許されず。

Matthew 20:17-19

17 イエス、エルサレムに上らんとし給ふとき、竊に十二弟子を近づけて、途すがら言ひ給ふ、18 『視よ、我らエルサレムに上る、人の子は祭司長・學者らに付されん。彼ら之を死に定め、19 また嘲弄し、鞭うち、十字架につけん爲に異邦人に付さん、かくて彼は三日めに甦へるべし』

Mark 4:34

34 譬ならでは語り給はず、弟子たちには、人なき時に凡ての事を釋き給へり。

Luke 9:51

51 イエス天に擧げらるる時滿ちんとしたれば、御顏を堅くエルサレムに向けて進まんとし、

Luke 10:23

23 かくて弟子たちを顧み竊に言ひ給ふ『なんぢらの見る所を見る眼は幸福なり。

Luke 18:31-34

31 イエス十二弟子を近づけて言ひたまふ『視よ、我らエルサレムに上る。人の子につき預言者たちによりて録されたる凡ての事は、成し遂げらるべし。32 人の子は異邦人に付され、嘲弄せられ、辱しめられ、唾せられん。33 彼等これを鞭うち、かつ殺さん。かくて彼は三日めに甦へるべし』34 弟子たち此等のことを一つだに悟らず、此の言かれらに隱れたれば、その言ひ給ひしことを知らざりき。

John 11:8

8 弟子たち言ふ『ラビ、この程もユダヤ人、なんぢを石にて撃たんとせしに、復かしこに往き給ふか』

John 11:16

16 デドモと稱ふるトマス、他の弟子たちに言ふ『われらも往きて彼と共に死ぬべし』

Matthew 16:21

21 この時よりイエス・キリスト、弟子たちに、己のエルサレムに往きて、長老・祭司長・學者らより多くの苦難を受け、かつ殺され、三日めに甦へるべき事を示し始めたまふ。

Matthew 17:22-23

22 彼らガリラヤに集ひをる時、イエス言ひたまふ『人の子は人の手に付され、23 人々は之を殺さん、かくて三日めに甦へるべし』弟子たち甚く悲しめり。

Matthew 26:66

66 いかに思ふか』答へて言ふ『かれは死に當れり』

Matthew 27:2

2 遂に之を縛り、曳きゆきて總督ピラトに付せり。

Mark 8:31

31 かくて人の子の必ず多くの苦難をうけ、長老・祭司長・學者らに棄てられ、かつ殺され、三日の後に甦へるべき事を教へはじめ、

Mark 9:31

31 これは弟子たちに教をなし、かつ『人の子は人々の手にわたされ、人々これを殺し、殺されて三日ののち甦へるべし』と言ひ給ふが故なり。

Mark 14:64

64 なんぢら此の涜言を聞けり、如何に思ふか』かれら擧りてイエスを死に當るべきものと定む。

Mark 15:1

1 夜明るや直ちに、祭司長・長老・學者ら、即ち全議會ともに相議りて、イエスを縛り、曳きゆきてピラトに付す。

Luke 9:22

22 『人の子は必ず多くの苦難をうけ、長老・祭司長・學者らに棄てられ、かつ殺され、三日めに甦へるべし』

Luke 18:31-33

31 イエス十二弟子を近づけて言ひたまふ『視よ、我らエルサレムに上る。人の子につき預言者たちによりて録されたる凡ての事は、成し遂げらるべし。32 人の子は異邦人に付され、嘲弄せられ、辱しめられ、唾せられん。33 彼等これを鞭うち、かつ殺さん。かくて彼は三日めに甦へるべし』

Luke 23:1-2

1 民衆みな起ちて、イエスをピラトの前に曳きゆき、2 訴へ出でて言ふ『われら此の人が、わが國の民を惑し、貢をカイザルに納むるを禁じ、かつ自ら王なるキリストと稱ふるを認めたり』

Luke 23:21

21 彼ら叫びて『十字架につけよ、十字架につけよ』と言ふ。

Luke 24:6-7

6 彼は此處に在さず、甦へり給へり。尚ガリラヤに居給へるとき、如何に語り給ひしかを憶ひ出でよ。7 即ち「人の子は必ず罪ある人の手に付され、十字架につけられ、かつ三日めに甦へるべし」と言ひ給へり』

John 18:28

28 かくて人々イエスをカヤパの許より官邸にひきゆく、時は夜明なり。彼ら過越の食をなさんために、汚穢を受けじとて己らは官邸に入らず。

John 19:11

11 イエス答へ給ふ『なんぢ上より賜はらずば、我に對して何の權威もなし。この故に我をなんぢに付しし者の罪は更に大なり』

Acts 3:13-14

13 アブラハム、イサク、ヤコブの神、われらの先祖の神は、その僕イエスに榮光あらしめ給へり。汝等このイエスを付し、ピラトの之を釋さんと定めしを、其の前にて否みたり。14 汝らは、この聖者・義人を否みて、殺人者を釋さんことを求め、

Acts 13:27

27 それエルサレムに住める者および其の司らは、彼をも安息日ごとに讀むところの預言者たちの言をも知らず、彼を刑ひて預言を成就せしめたり。

Acts 20:22

22 視よ、今われは心搦められてエルサレムに往く。彼處にて如何なる事の我に及ぶかを知らず。

James 5:6

6 汝らは正しき者を罪に定め、且これを殺せり、彼は汝らに抵抗することなし。

Matthew 12:39-40

39 答へて言ひたまふ『邪曲にして不義なる代は徴を求む、されど預言者ヨナの徴のほかに徴は與へられじ。40 即ち「ヨナが三日三夜、大魚の腹の中に在りし」ごとく、人の子も三日三夜、地の中に在るべきなり。

Matthew 26:67

67 ここに彼等その御顏に唾し、拳にて搏ち、或者どもは手掌にて批きて言ふ

Matthew 27:27-44

27 ここに總督の兵卒ども、イエスを官邸につれゆき、全隊を御許に集め、28 その衣をはぎて、緋色の上衣をきせ、29 茨の冠冕を編みて、その首に冠らせ、葦を右の手にもたせ、且その前に跪づき、嘲弄して言ふ『ユダヤ人の王、安かれ』30 また之に唾し、かの葦をとりて其の首を叩く。31 かく嘲弄してのち、上衣を剥ぎて、故の衣をきせ、十字架につけんとて曳きゆく。32 その出づる時、シモンといふクレネ人にあひしかば、強ひて之にイエスの十字架をおはしむ。33 かくてゴルゴタといふ處、即ち髑髏の地にいたり、34 苦味を混ぜたる葡萄酒を飮ませんとしたるに、嘗めて、飮まんとし給はず。35 彼らイエスを十字架につけてのち、籤をひきて其の衣をわかち、36 且そこに坐して、イエスを守る。37 その首の上に『これはユダヤ人の王イエスなり』と記したる罪標を置きたり。38 ここにイエスとともに二人の強盜、十字架につけられ、一人はその右に、一人はその左におかる。39 往來の者どもイエスを譏り、首を振りていふ、40 『宮を毀ちて三日のうちに建つる者よ、もし神の子ならば己を救へ、十字架より下りよ』41 祭司長らもまた同じく、學者・長老らとともに嘲弄して言ふ、42 『人を救ひて己を救ふこと能はず。彼はイスラエルの王なり、いま十字架より下りよかし、さらば我ら彼を信ぜん。43 彼は神に依り頼めり、神かれを愛しまば今すくひ給ふベし「我は神の子なり」と云へり』44 ともに十字架につけられたる強盜どもも、同じ事をもてイエスを罵れり。

Mark 14:63

63 此のとき大祭司おのが衣を裂きて言ふ『なんぞ他に證人を求めん。

Mark 14:65

65 而して或者どもはイエスに唾し、又その顏を蔽ひ、拳にて搏ちなど爲始めて言ふ『預言せよ』下役どもイエスを受け、手掌にてうてり。

Mark 15:17-20

17 彼に紫色の衣を著せ、茨の冠冕を編みて冠らせ、18 『ユダヤ人の王、安かれ』と禮をなし始め、19 また葦にて其の首をたたき、唾し、跪づきて拜せり。20 かく嘲弄してのち、紫色の衣を剥ぎ、故の衣を著せ、十字架につけんとて曳き出せり。

Mark 15:29-31

29 往來の者どもイエスを譏り、首を振りて言ふ『ああ、宮を毀ちて三日のうちに建つる者よ、30 十字架より下りて己を救へ』31 祭司長らも亦同じく、學者らと共に嘲弄して互に言ふ『人を救ひて、己を救ふこと能はず、

Luke 22:63-65

63 守る者どもイエスを嘲弄し、之を打ち、64 その目を蔽ひ問ひて言ふ『預言せよ、汝を撃ちし者は誰なるか』65 この他なほ多くのことを言ひて譏れり。

Luke 23:11

11 ヘロデその兵卒と共にイエスを侮り、かつ嘲弄し、華美なる衣を著せて、ピラトに返す。

Luke 23:35-39

35 民は立ちて見ゐたり。司たちも嘲りて言ふ『かれは他人を救へり、もし神の選び給ひしキリストならば、己をも救へかし』36 兵卒どもも嘲笑しつつ、近よりて酸き葡萄酒をさし出して言ふ、37 『なんぢ若しユダヤ人の王ならば、己を救へ』38 又イエスの上には『これはユダヤ人の王なり』との罪標あり。39 十字架に懸けられたる惡人の一人、イエスを譏りて言ふ『なんぢはキリストならずや、己と我らとを救へ』

John 1:17

17 律法はモーセによりて與へられ、恩惠と眞理とはイエス・キリストによりて來れるなり。

John 2:10

10 『おほよそ人は先よき葡萄酒を出し、醉のまはる頃ほひ劣れるものを出すに、汝はよき葡萄酒を今まで留め置きたり』

John 19:2-3

2 兵卒ども茨にて冠冕をあみ、その首にかむらせ、紫色の上衣をきせ、3 御許に進みて言ふ『ユダヤ人の王やすかれ』而して手掌にて打てり。

1 Corinthians 15:4

4 また葬られ、聖書に應じて三日めに甦へり、

Matthew 20:20-28

20 ここにゼベダイの子らの母、その子らと共に御許にきたり、拜して何事か求めんとしたるに、21 イエス彼に言ひたまふ『何を望むか』かれ言ふ『この我が二人の子が汝の御國にて、一人は汝の右に、一人は左に坐せんことを命じ給へ』22 イエス答へて言ひ給ふ『なんぢらは求むる所を知らず、我が飮まんとする酒杯を飮み得るか』かれら言ふ『得るなり』23 イエス言ひたまふ『實に汝らは我が酒杯を飮むべし、されど我が右左に坐することは、これ我の與ふべきものならず、我が父より備へられたる人こそ與へらるるなれ』24 十人の弟子これを聞き、二人の兄弟の事によりて憤ほる。25 イエス彼らを呼びて言ひたまふ『異邦人の君のその民を宰どり、大なる者の民の上に權を執ることは、汝らの知る所なり。26 汝らの中にては然らず、汝らの中に大ならんと思ふ者は、汝らの役者となり、27 首たらんと思ふ者は汝らの僕となるべし。28 かくのごとく、人の子の來れるも事へらるる爲にあらず、反つて事ふることをなし、又おほくの人の贖償として己が生命を與へん爲なり』

Mark 5:37

37 かくてペテロ、ヤコブその兄弟ヨハネの他は、ともに往く事を誰にも許し給はず。

Mark 9:2

2 六日の後、イエスただペテロ、ヤコブ、ヨハネのみを率きつれ、人を避けて高き山に登りたまふ。かくて彼らの前にて其の状かはり、

Mark 14:33

33 かくてペテロ、ヤコブ、ヨハネを伴ひゆき、甚く驚き、かつ悲しみ出でて言ひ給ふ

Mark 10:51

51 イエス答へて言ひ給ふ『わが汝に何を爲さんことを望むか』盲人いふ『わが師よ、見えんことなり』

John 15:7

7 汝等もし我に居り、わが言なんぢらに居らば、何にても望に隨ひて求めよ、さらば成らん。

Matthew 19:28

28 イエス彼らに言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、世あらたまりて人の子その榮光の座位に坐するとき、我に從へる汝等もまた十二の座位に坐して、イスラエルの十二の族を審かん。

Matthew 25:31

31 人の子その榮光をもて、もろもろの御使を率ゐきたる時、その榮光の座位に坐せん。

Mark 8:38

38 不義なる罪深き今の代にて、我または我が言を恥づる者をば、人の子もまた、父の榮光をもて、聖なる御使たちと共に來らん時に恥づべし』

Mark 16:19

19 語り終へてのち、主イエスは天に擧げられ、神の右に坐し給ふ。

Luke 24:26

26 キリストは必ず此らの苦難を受けて、其の榮光に入るべきならずや』

1 Peter 1:11

11 即ち彼らは己が中に在すキリストの靈の、キリストの受くべき苦難および其の後の榮光を預じめ證して、何時のころ如何なる時を示し給ひしかを査べたり。

Matthew 20:21-22

21 イエス彼に言ひたまふ『何を望むか』かれ言ふ『この我が二人の子が汝の御國にて、一人は汝の右に、一人は左に坐せんことを命じ給へ』22 イエス答へて言ひ給ふ『なんぢらは求むる所を知らず、我が飮まんとする酒杯を飮み得るか』かれら言ふ『得るなり』

Matthew 26:39

39 少し進みゆきて、平伏し祈りて言ひ給ふ『わが父よ、もし得べくば此の酒杯を我より過ぎ去らせ給へ。されど我が意の儘にとにはあらず、御意のままに爲し給へ』

Mark 14:36

36 『アバ父よ、父には能はぬ事なし、此の酒杯を我より取り去り給へ。されど我が意のままを成さんとにあらず、御意のままを成し給へ』

Luke 12:50

50 されど我には受くべきバプテスマあり。その成し遂げらるるまでは、思ひ逼ること如何ばかりぞや。

Luke 22:42

42 『父よ、御旨ならば、此の酒杯を我より取り去りたまへ、されど我が意にあらずして御意の成らんことを願ふ』

John 18:11

11 イエス、ペテロに言ひたまふ『劍を鞘に收めよ、父の我に賜ひたる酒杯は、われ飮まざらんや』

Romans 8:26

26 斯くのごとく御靈も我らの弱を助けたまふ。我らは如何に祈るべきかを知らざれども、御靈みづから言ひ難き歎をもて執成し給ふ。

James 4:3

3 汝ら求めてなほ受けざるは慾のために費さんとて妄に求むるが故なり。

Matthew 10:25

25 弟子はその師のごとく、僕はその主の如くならば足れり。もし家主をベルゼブルと呼びたらんには、ましてその家の者をや。

Mark 14:31

31 ペテロ力をこめて言ふ『われ汝とともに死ぬべき事ありとも、汝を否まず』弟子たち皆かく言へり。

John 13:37

37 ペテロ言ふ『主よ、いま從ふこと能はぬは何故ぞ、我は汝のために生命を棄てん』

John 15:20

20 わが汝らに「僕はその主人より大ならず」と告げし言をおぼえよ。人もし我を責めしならば、汝等をも責め、わが言を守りしならば、汝らの言をも守らん。

John 17:14

14 我は御言を彼らに與へたり、而して世は彼らを憎めり、我の世のものならぬごとく、彼らも世のものならぬに因りてなり。

Acts 12:2

2 劍をもてヨハネの兄弟ヤコブを殺せり。

Colossians 1:24

24 われ今なんぢらの爲に受くる苦難を喜び、又キリストの體なる教會のために、我が身をもてキリストの患難の缺けたるを補ふ。

Revelation 1:9

9 汝らの兄弟にして汝らと共にイエスの艱難と國と忍耐とに與る我ヨハネ、神の言とイエスの證との爲にパトモスといふ島に在りき。

Matthew 20:23

23 イエス言ひたまふ『實に汝らは我が酒杯を飮むべし、されど我が右左に坐することは、これ我の與ふべきものならず、我が父より備へられたる人こそ與へらるるなれ』

John 17:2

2 汝より賜はりし凡ての者に、永遠の生命を與へしめんとて、萬民を治むる權威を子に賜ひたればなり。

John 17:24

24 父よ、望むらくは、我に賜ひたる人々の我が居るところに我と偕にをり、世の創の前より我を愛し給ひしによりて、汝の我に賜ひたる我が榮光を見んことを。

Hebrews 11:16

16 されど彼らの慕ふ所は天にある更に勝りたる所なり。この故に神は彼らの神と稱へらるるを恥とし給はず、そは彼等のために都を備へ給へばなり。

Matthew 20:24

24 十人の弟子これを聞き、二人の兄弟の事によりて憤ほる。

Mark 9:33-36

33 かくてカペナウムに到る。イエス家に入りて弟子たちに問ひ給ふ『なんぢら途すがら何を論ぜしか』34 弟子たち默然たり、これは途すがら、誰か大ならんと、互に爭ひたるに因る。35 イエス坐して十二弟子を呼び、之に言ひたまふ『人もし頭たらんと思はば、凡ての人の後となり、凡ての人の役者となるべし』36 かくてイエス幼兒をとりて彼らの中におき、之を抱きて言ひ給ふ、

Luke 22:24

24 また彼らの間に、己らの中たれか大ならんとの爭論おこりたれば、

Romans 12:10

10 兄弟の愛をもて互に愛しみ、禮儀をもて相讓り、

Philippians 2:3

3 何事にまれ、徒黨また虚榮のためにすな、おのおの謙遜をもて互に人を己に勝れりとせよ。

James 4:5

5 聖書に『神は我らの裏に住ませ給ひし靈を、妬むほどに慕ひたまふ』と云へるを虚しきことと汝ら思ふか。

Matthew 20:25

25 イエス彼らを呼びて言ひたまふ『異邦人の君のその民を宰どり、大なる者の民の上に權を執ることは、汝らの知る所なり。

Luke 22:25

25 イエス言ひたまふ『異邦人の王はその民を宰どり、また民を支配する者は恩人と稱へらる。

1 Peter 5:3

3 委ねられたる者の主とならず、群羊の模範となれ。

Matthew 20:26-27

26 汝らの中にては然らず、汝らの中に大ならんと思ふ者は、汝らの役者となり、27 首たらんと思ふ者は汝らの僕となるべし。

Matthew 23:8-12

8 されど汝らはラビの稱を受くな、汝らの師は一人にして、汝等はみな兄弟なり。9 地にある者を父と呼ぶな、汝らの父は一人、すなはち天に在す者なり。10 また導師の稱を受くな、汝らの導師はひとり、即ちキリストなり。11 汝等のうち大なる者は、汝らの役者とならん。12 凡そおのれを高うする者は卑うせられ、己を卑うする者は高うせらるるなり。

Mark 9:35

35 イエス坐して十二弟子を呼び、之に言ひたまふ『人もし頭たらんと思はば、凡ての人の後となり、凡ての人の役者となるべし』

Luke 9:48

48 『おほよそ我が名のために此の幼兒を受くる者は、我を受くるなり。我を受くる者は、我を遣しし者を受くるなり。汝らの中にて最も小き者は、これ大なるなり』

Luke 14:11

11 凡そおのれを高うする者は卑うせられ、己を卑うする者は高うせらるるなり』

Luke 18:14

14 われ汝らに告ぐ、この人は、かの人よりも義とせられて、己が家に下り往けり。おほよそ己を高うする者は卑うせられ、己を卑うする者は高うせらるるなり』

John 13:13-18

13 なんぢら我を師また主ととなふ、然か言ふは宜なり、我は是なり。14 我は主また師なるに、尚なんぢらの足を洗ひたれば、汝らも互に足を洗ふべきなり。15 われ汝らに模範を示せり、わが爲ししごとく汝らも爲さんためなり。16 誠にまことに汝らに告ぐ、僕はその主よりも大ならず。遣されたる者は之を遣す者よりも大ならず。17 汝等これらの事を知りて之を行はば幸福なり。18 これ汝ら凡ての者につきて言ふにあらず、我はわが選びたる者どもを知る。されど聖書に「我とともにパンを食ふ者、われに向ひて踵を擧げたり」と云へることは、必ず成就すべきなり。

John 18:36

36 イエス答へ給ふ『わが國はこの世のものならず、若し我が國この世のものならば、我が僕ら我をユダヤ人に付さじと戰ひしならん。然れど我が國は此の世よりのものならず』

Romans 12:2

2 又この世に效ふな、神の御意の善にして悦ぶべく、かつ全きことを辨へ知らんために、心を更へて新にせよ。

1 Corinthians 9:19-23

19 われ凡ての人に對して自主の者なれど、更に多くの人を得んために、自ら凡ての人の奴隷となれり。20 我ユダヤ人にはユダヤ人の如くなれり、これユダヤ人を得んが爲なり。律法の下にある者には律法の下に我はあらねど律法の下にある者の如くなれり。これ律法の下にある者を得んが爲なり。21 律法なき者にはわれ神に向ひて律法なきにあらず、反つてキリストの律法の下にあれど律法なき者の如くなれり、これ律法なき者を得んがためなり。22 弱き者には弱き者となれり、これ弱き者を得んためなり。我すべての人には凡ての人の状に從へり、これ如何にもして幾許かの人を救はんためなり。23 われ福音のために凡ての事をなす、これ我も共に福音に與らん爲なり。

Galatians 5:13

13 兄弟よ、汝らの召されたるは自由を與へられん爲なり。ただ其の自由を肉に從ふ機會となさず、反つて愛をもて互に事へよ。

1 Peter 5:5-6

5 若き者よ、なんぢら長老たちに服へ、かつ皆たがひに謙遜をまとへ『神は高ぶる者を拒ぎ、へりくだる者に恩惠を與へ給ふ』6 この故に神の能力ある御手の下に己を卑うせよ、さらば時に及びて神なんぢらを高うし給はん。

Matthew 20:28

28 かくのごとく、人の子の來れるも事へらるる爲にあらず、反つて事ふることをなし、又おほくの人の贖償として己が生命を與へん爲なり』

Luke 22:26-27

26 されど汝らは然あらざれ、汝等のうち大なる者は若き者のごとく、頭たる者は事ふる者の如くなれ。27 食事の席に著く者と事ふる者とは、何れか大なる。食事の席に著く者ならずや、されど我は汝らの中にて事ふる者のごとし。

John 10:15

15 父の我を知り、我の父を知るが如し、我は羊のために生命を捨つ。

John 13:14

14 我は主また師なるに、尚なんぢらの足を洗ひたれば、汝らも互に足を洗ふべきなり。

2 Corinthians 5:21

21 神は罪を知り給はざりし者を我らの代に罪となし給へり、これ我らが彼に在りて神の義となるを得んためなり。

2 Corinthians 8:9

9 汝らは我らの主イエス・キリストの恩惠を知る。即ち富める者にて在したれど、汝等のために貧しき者となり給へり。これ汝らが彼の貧窮によりて富める者とならん爲なり。

Galatians 3:13

13 キリストは我等のために詛はるる者となりて、律法の詛より我らを贖ひ出し給へり。録して『木に懸けらるる者は凡て詛はるべし』と云へばなり。

Philippians 2:5-8

5 汝らキリスト・イエスの心を心とせよ。6 即ち彼は神の貌にて居給ひしが、神と等しくある事を固く保たんとは思はず、7 反つて己を空しうし、僕の貌をとりて人の如くなれり。8 既に人の状にて現れ、己を卑うして死に至るまで、十字架の死に至るまで順ひ給へり。

1 Timothy 3:4-6

4 善く己が家を理め、謹嚴にして子女を從順ならしむる者たるべし。5 (人もし己が家を理むることを知らずば、爭でが神の教會を扱ふことを得ん)6 また新に教に入りし者ならざるべし、恐らくは傲慢になりて惡魔と同じ審判を受くるに至らん。

Titus 2:14

14 キリストは我等のために己を與へたまへり。是われらを諸般の不法より贖ひ出して、善き業に熱心なる特選の民を己がために潔めんとてなり。

Hebrews 5:8

8 彼は御子なれど、受けし所の苦難によりて從順を學び、

1 Peter 1:19

19 瑕なく汚點なき羔羊の如きキリストの貴き血に由ることを知ればなり。

Matthew 20:29-34

29 彼らエリコを出づるとき、大なる群衆イエスに從へり。30 視よ、二人の盲人、路の傍らに坐しをりしが、イエスの過ぎ給ふことを聞き、叫びて言ふ『主よ、ダビデの子よ、我らを憫みたまへ』31 群衆かれらを禁めて默さしめんとしたれど、愈々叫びて言ふ『主よ、ダビデの子よ、我らを憫み給へ』32 イエス立ちどまり、彼らを呼びて言ひ給ふ『わが汝らに何を爲さんことを望むか』33 彼ら言ふ『主よ、目の開かれんことなり』34 イエスいたく憫みて彼らの目に觸り給へば、直ちに物見ることを得て、イエスに從へり。

Luke 16:20

20 又ラザロといふ貧しき者あり、腫物にて腫れただれ、富める人の門に置かれ、

Luke 16:22

22 遂にこの貧しきもの死に、御使たちに携へられてアブラハムの懷裏に入れり。富める人もまた死にて葬られしが、

Luke 18:35-19:1

35 イエス、エリコに近づき給ふとき、一人の盲人、路の傍らに坐して、物乞ひ居たりしが、

John 9:8

8 ここに隣人および前に彼の乞食なるを見し者ども言ふ『この人は坐して物乞ひゐたるにあらずや』

Acts 3:2-3

2 ここに生れながらの跛者かかれて來る。宮に入る人より施濟を乞ふために、日々宮の美麗といふ門に置かるるなり。3 ペテロとヨハネとの宮に入らんとするを見て施濟を乞ひたれば、

Matthew 1:1

1 アブラハムの子、ダビデの子、イエス・キリストの系圖。

Matthew 2:23

23 ナザレといふ町に到りて住みたり。これは預言者たちに由りて、『彼はナザレ人と呼ばれん』と云はれたる言の成就せん爲なり。

Matthew 9:27

27 イエス此處より進みたまふ時、ふたりの盲人さけびて『ダビデの子よ、我らを憫みたまへ』と言ひつつ從ふ。

Matthew 12:23

23 群衆みな驚きて言ふ『これはダビデの子にあらぬか』

Matthew 15:22

22 視よ、カナンの女その邊より出できたり、叫びて『主よ、ダビデの子よ、我を憫み給へ、わが娘、惡鬼につかれて甚く苦しむ』と言ふ。

Matthew 20:30

30 視よ、二人の盲人、路の傍らに坐しをりしが、イエスの過ぎ給ふことを聞き、叫びて言ふ『主よ、ダビデの子よ、我らを憫みたまへ』

Matthew 21:9

9 かつ前にゆき後にしたがふ群衆よばはりて言ふ『ダビデの子にホサナ、讃むべきかな、主の御名によりて來る者。いと高き處にてホサナ』

Matthew 21:11

11 群衆いふ『これガリラヤのナザレより出でたる預言者イエスなり』

Matthew 22:42-45

42 『なんぢらはキリストに就きて如何に思ふか、誰の子なるか』かれら言ふ『ダビデの子なり』43 イエス言ひ給ふ『さらばダビデ御靈に感じて何故かれを主と稱ふるか。曰く44 「主わが主に言ひ給ふ、われ汝の敵を汝の足の下に置くまでは、我が右に坐せよ」45 斯くダビデ彼を主と稱ふれば、爭でその子ならんや』

Matthew 26:71

71 かくて門まで出で往きたるとき、他の婢女かれを見て、其處にをる者どもに向ひて『この人はナザレ人イエスと偕にゐたり』と言へるに、

Mark 1:24

24 『ナザレのイエスよ、我らは汝と何の關係あらんや、汝は我らを亡さんとて來給ふ。われは汝の誰なるを知る、神の聖者なり』

Luke 4:16

16 偖その育てられ給ひし處のナザレに到り、例のごとく安息日に會堂に入りて、聖書を讀まんとて立ち給ひしに、

Luke 18:36-37

36 群衆の過ぐるを聞きて、その何事なるかを問ふ。37 人々ナザレのイエスの過ぎたまふ由を告げたれば、

John 1:46

46 ナタナエル言ふ『ナザレより何の善き者か出づべき』ピリポいふ『來りて見よ』

John 7:41

41 或人は『これキリストなり』と言ひ、又ある人は『キリストいかでガリラヤより出でんや、

John 7:52

52 かれら答へて言ふ『なんぢもガリラヤより出でしか、査ベ見よ、預言者はガリラヤより起こる事なし』

John 19:19

19 ピラト罪標を書きて十字架の上に掲ぐ『ユダヤ人の王、ナザレのイエス』と記したり。

Acts 6:14

14 即ち、かのナザレのイエスは此の所を毀ち、かつモーセの傳へし例を變ふべしと、彼が云へるを聞けり』と。

Acts 13:22-23

22 之を退けて後、ダビデを擧げて王となし、且これを證して「我エッサイの子ダビデといふ我が心に適ふ者を見出せり、彼わが意をことごとく行はん」と宣給へり。23 神は約束に隨ひて此の人の裔より、イスラエルの爲に救主イエスを興し給ひしが、

Romans 1:3-4

3 御子は肉によれば、ダビデの裔より生れ、4 潔き靈によれば、死人の復活により大能をもて神の子と定められ給へり、即ち我らの主イエス・キリストなり。

Revelation 22:16

16 われイエスは我が使を遣して諸教會のために此等のことを汝らに證せり。我はダビデの萠蘗また其の裔なり、輝ける曙の明星なり』

Matthew 15:23-28

23 されどイエス一言も答へ給はず。弟子たち來り請ひて言ふ『女を歸したまへ、我らの後より叫ぶなり』24 答へて言ひたまふ『我はイスラエルの家の失せたる羊のほかに遣されず』25 女きたり拜して言ふ『主よ、我を助けたまへ』26 答へて言ひたまふ『子供のパンをとりて小狗に投げ與ふるは善からず』27 女いふ『然り、主よ、小狗も主人の食卓よりおつる食屑を食ふなり』28 ここにイエス答へて言ひたまふ『をんなよ、汝の信仰は大なるかな、願のごとく汝になれ』娘この時より癒えたり。

Matthew 19:13

13 ここに人々イエスの手をおきて祈り給はんことを望みて、幼兒らを連れ來りしに、弟子たち禁めたれば、

Matthew 20:31

31 群衆かれらを禁めて默さしめんとしたれど、愈々叫びて言ふ『主よ、ダビデの子よ、我らを憫み給へ』

Mark 5:35

35 かく語り給ふほどに、會堂司の家より人々きたりて言ふ『なんぢの娘は早や死にたり、爭でなほ師を煩はすべき』

Mark 7:26-29

26 この女はギリシヤ人にて、スロ・フェニキヤの生なり。その娘より惡鬼を逐ひ出し給はんことを請ふ。27 イエス言ひ給ふ『まづ子供に飽かしむべし、子供のパンをとりて小狗に投げ與ふるは善からず』28 女こたへて言ふ『然り、主よ、食卓の下の小狗も子供の食屑を食ふなり』29 イエス言ひ給ふ『なんぢ此の言によりて[安んじ]往け、惡鬼は既に娘より出でたり』

Luke 11:5-10

5 また言ひ給ふ『なんぢらの中たれか友あらんに、夜半にその許に往きて「友よ、我に三つのパンを貸せ。6 わが友、旅より來りしに、之に供ふべき物なし」と言ふ時、7 かれ内より答へて「われを煩はすな、戸ははや閉ぢ、子らは我と共に臥所にあり、起ちて與へ難し」といふ事ありとも、8 われ汝らに告ぐ、友なるによりては起ちて與へねど、求の切なるにより、起きて其の要する程のものを與へん。9 われ汝らに告ぐ、求めよ、さらば與へられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん。10 すべて求むる者は得、尋ぬる者は見出し、門を叩く者は開かるるなり。

Luke 18:1-8

1 また彼らに、落膽せずして常に祈るべきことを、譬にて語り言ひ給ふ2 『或町に、神を畏れず人を顧みぬ裁判人あり。3 その町に寡婦ありて、屡次その許にゆき「我がために仇を審きたまへ」と言ふ。4 かれ久しく聽き入れざりしが、其ののち心の中に言ふ「われ神を畏れず、人を顧みねど、5 此の寡婦われを煩はせば、我かれが爲に審かん、然らずば絶えず來りて我を惱さん」と』6 主いひ給ふ『不義なる裁判人の言ふことを聽け、7 まして神は夜晝よばはる選民のために、たとひ遲くとも遂に審き給はざらんや。8 我なんぢらに告ぐ、速かに審き給はん。されど人の子の來るとき地上に信仰を見んや』

Luke 18:39

39 先だち往く者ども、彼を禁めて默さしめんと爲たれど、増々さけびて言ふ『ダビデの子よ、我を憫みたまへ』

Ephesians 6:18

18 常にさまざまの祈と願とをなし、御靈によりて祈り、また目を覺して凡ての聖徒のためにも願ひて倦まざれ。

Hebrews 5:7

7 キリストは肉體にて在ししとき、大なる叫と涙とをもて、己を死より救ひ得る者に祈と願とを献げ、その恭敬によりて聽かれ給へり。

Luke 18:40

40 イエス立ち止り、盲人を連れ來るべきことを命じ給ふ。かれ近づきたれば、

John 11:28

28 かく言ひて後、ゆきて竊にその姉妹マリヤを呼びて『師きたりて汝を呼びたまふ』と言ふ。

Hebrews 2:17

17 この故に神の事につきて憐憫ある忠實なる大祭司となりて、民の罪を贖はんために、凡ての事において兄弟の如くなり給ひしは宜なり。

Hebrews 4:15

15 我らの大祭司は我らの弱を思ひ遣ること能はぬ者にあらず、罪を外にして凡ての事、われらと等しく試みられ給へり。

Hebrews 12:1

1 この故に我らは斯く多くの證人に雲のごとく圍まれたれば、凡ての重荷と纏へる罪とを除け、忍耐をもて我らの前に置かれたる馳場をはしり、

Matthew 6:8

8 さらば彼らに效ふな、汝らの父は求めぬ前に、なんぢらの必要なる物を知りたまふ。

Matthew 7:7

7 求めよ、さらば與へられん。尋ねよ、さらば見出さん。門を叩け、さらば開かれん。

Matthew 23:7

7 市場にての敬禮、また人にラビと呼ばるることを好む。

Mark 10:36

36 イエス言ひ給ふ『わが汝らに何を爲さんことを望むか』

Luke 18:41-43

41 イエス問ひ給ふ『わが汝に何を爲さんことを望むか』彼いふ『主よ、見えんことなり』42 イエス彼に『見ることを得よ、なんぢの信仰なんぢを救へり』と言ひ給へば、43 立刻に見ることを得、神を崇めてイエスに從ふ。民みな之を見て神を讃美せり。

John 20:16

16 イエス『マリヤよ』と言ひ給ふ。マリヤ振反りて『ラボニ』(釋けば師よ)と言ふ。

Philippians 4:6

6 何事をも思ひ煩ふな、ただ事ごとに祈をなし、願をなし、感謝して汝らの求を神に告げよ。

Matthew 9:22

22 イエスふりかへり、女を見て言ひたまふ『娘よ、心安かれ、汝の信仰なんぢを救へり』女この時より救はれたり。

Matthew 9:28-30

28 イエス家にいたり給ひしに、盲人ども御許に來りたれば、之に言ひたまふ『我この事をなし得と信ずるか』彼等いふ『主よ、然り』29 爰にイエスかれらの目に觸りて言ひたまふ『なんぢらの信仰のごとく汝らに成れ』30 乃ち彼らの目あきたり。イエス嚴しく戒めて言ひたまふ『愼みて誰にも知らすな』

Matthew 11:5

5 盲人は見、跛者はあゆみ、癩病人は潔められ、聾者はきき、死人は甦へらせられ、貧しき者は福音を聞かせらる。

Matthew 12:22

22 ここに惡鬼に憑かれたる盲目の唖者を御許に連れ來りたれば、之を醫して、唖者の物言ひ見ゆるやうに爲し給ひぬ。

Matthew 15:28

28 ここにイエス答へて言ひたまふ『をんなよ、汝の信仰は大なるかな、願のごとく汝になれ』娘この時より癒えたり。

Matthew 21:14

14 宮にて盲人・跛者ども御許に來りたれば、之を醫したまへり。

Mark 1:31

31 イエス往きて、その手をとり、起し給へば、熱さりて女かれらに事ふ。

Mark 5:34

34 イエス言ひ給ふ『娘よ、なんぢの信仰なんぢを救へり、安らかに往け、病いえて健かになれ』

Mark 8:25

25 また御手をその目にあて給へば、視凝めたるに、癒えて凡てのもの明かに見えたり。

Luke 7:50

50 ここにイエス女に言ひ給ふ『なんぢの信仰なんぢを救へり、安らかに往け』

Luke 8:2-3

2 また前に惡しき靈を逐ひ出され、病を醫されなどせし女たち、即ち七つの惡鬼のいでしマグラダと呼ばるるマリヤ、3 ヘロデの家司クーザの妻ヨハンナ及びスザンナ、此の他にも多くの女ともなひゐて、其の財産をもて彼らに事へたり。

John 9:5-7

5 われ世にをる間は世の光なり』6 かく言ひて地に唾し、唾にて泥をつくり、之を盲人の目にぬりて言ひ給ふ、7 『ゆきてシロアム(釋けば遣されたる者)の池にて洗へ』乃ちゆきて洗ひたれば、見ゆることを得て歸れり。

John 9:32

32 世の太初より、盲目にて生れし者の目をあけし人あるを聞きし事なし。

John 9:39

39 イエス言ひ給ふ『われ審判の爲にこの世に來れり。見えぬ人は見え、見ゆる人は盲目とならん爲なり』

Acts 26:18

18 その目をひらきて暗より光に、サタンの權威より神に立ち歸らせ、我に對する信仰によりて罪の赦と潔められたる者のうちの嗣業とを得しめん」と。

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