Japanese(i)
1 凡ての人、上にある權威に服ふべし。そは神によらぬ權威なく、あらゆる權威は神によりて立てらる。 2 この故に權威にさからふ者は神の定に悖るなり、悖る者は自らその審判を招かん。 3 長たる者は善き業の懼にあらず、惡しき業の懼なり、なんぢ權威を懼れざらんとするか、善をなせ、然らば彼より譽を得ん。 4 かれは汝を益せんための神の役者なり。然れど惡をなさば懼れよ、彼は徒らに劍をおびず、神の役者にして、惡をなす者に怒をもて報ゆるなり。 5 然れば服はざるベからず、啻に怒の爲のみならず、良心のためなり。 6 また之がために汝ら貢を納む、彼らは神の仕人にして此の職に勵むなり。 7 汝等その負債をおのおのに償へ、貢を受くべき者に貢ををさめ、税を受くべき者に税ををさめ、畏るべき者をおそれ、尊ぶべき者をたふとべ。