Japanese(i)
17 それ我らが受くる暫くの輕き患難は、極めて大なる永遠の重き光榮を得しむるなり。 18 我らの顧みる所は見ゆるものにあらで見えぬものなればなり。見ゆるものは暫時にして、見えぬものは永遠に至るなり。5 1 我らは知る、我らの幕屋なる地上の家、壞るれば、神の賜ふ建造物、すなはち天にある、手にて造らぬ、永遠の家あることを。 2 我等はその幕屋にありて歎き、天より賜ふ住所をこの上に著んことを切に望む。 3 之を著るときは裸にてある事なからん。 4 我等この幕屋にありて重荷を負へる如くに歎く、之を脱がんとにあらで、此の上に著んことを欲すればなり。これ死ぬべき者の生命に呑まれん爲なり。 5 我らを此の事に適ふものとなし、その證として御靈を賜ひし者は神なり。 6 この故に我らは常に心強し、かつ身に居るうちは主より離れ居るを知る、 7 見ゆる所によらず、信仰によりて歩めばなり。 8 斯く心強し、願ふところは寧ろ身を離れて主と偕に居らんことなり。