Matthew 26 Cross References - Japanese

1 イエスこれらの言をみな語りをへて、弟子たちに言ひ給ふ2 『なんぢらの知るごとく、二日の後は過越の祭なり、人の子は十字架につけられん爲に賣らるベし』3 そのとき祭司長・民の長老ら、カヤパといふ大祭司の中庭に集り、4 詭計をもてイエスを捕へ、かつ殺さんと相議りたれど、5 又いふ『まつりの間は爲すべからず、恐らくは民の中に亂起らん』6 イエス、ベタニヤにて癩病人シモンの家に居給ふ時、7 ある女、石膏の壺に入りたる貴き香油を持ちて、近づき來り、食事の席に就き居給ふイエスの首に注げり。8 弟子たち之を見て憤ほり言ふ『何故かく濫なる費をなすか。9 之を多くの金に賣りて、貧しき者に施すことを得たりしものを』10 イエス之を知りて言ひたまふ『何ぞこの女を惱すか、我に善き事をなせるなり。11 貧しき者は常に汝らと偕にをれど、我は常に偕に居らず。12 この女の我が體に香油を注ぎしは、わが葬りの備をなせるなり。13 まことに汝らに告ぐ、全世界いずこにても、この福音の宣傅へらるる處には、この女のなしし事も記念として語らるベし』14 ここに十二弟子の一人イスカリオテのユダといふ者、祭司長らの許にゆきて言ふ15 『なんぢらに彼を付さば、何ほど我に與へんとするか』彼ら銀三十を量り出せり。16 ユダこの時よりイエスを付さんと好き機を窺ふ。17 除酵祭の初の日、弟子たちイエスに來りて言ふ『過越の食をなし給ふために、何處に我らが備ふる事を望み給ふか』18 イエス言ひたまふ『都にゆき、某のもとに到りて「師いふ、わが時近づけり。われ弟子たちと共に過越を汝の家にて守らん」と言へ』19 弟子たちイエスの命じ給ひし如くして、過越の備をなせり。20 日暮れて十二弟子とともに席に就きて、21 食するとき言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、汝らの中の一人われを賣らん』22 弟子たち甚く憂ひて、おのおの『主よ、我なるか』と言ひいでしに、23 答へて言ひたまふ『我とともに手を鉢に入るる者われを賣らん。24 人の子は己に就きて録されたる如く逝くなり。されど人の子を賣る者は禍害なるかな、その人は生れざりし方よかりしものを』25 イエスを賣るユダ答へて言ふ『ラビ、我なるか』イエス言ひ給ふ『なんぢの言へる如し』26 彼ら食しをる時、イエス、パンをとり、祝してさき、弟子たちに與へて言ひ給ふ『取りて食へ、これは我が體なり』27 また酒杯をとりて謝し、彼らに與へて言ひ給ふ『なんぢら皆この酒杯より飮め。28 これは契約のわが血なり、多くの人のために、罪の赦を得させんとて流す所のものなり。29 われ汝らに告ぐ、わが父の國にて新しきものを汝らと共に飮む日までは、われ今より後この葡萄の果より成るものを飮まじ』30 彼ら讃美を歌ひて後オリブ山に出でゆく。31 ここにイエス弟子たちに言ひ給ふ『今宵なんぢら皆われに就きて躓かん「われ牧羊者を打たん、さらば群の羊散るべし」と録されたるなり。32 されど我よみがへりて後、なんぢらに先立ちてガリラヤに往かん』33 ペテロ答へて言ふ『假令みな汝に就きて躓くとも我はいつまでも躓かじ』34 イエス言ひ給ふ『まことに汝に告ぐ、こよひ鷄鳴く前に、なんぢ三たび我を否むベし』35 ペテロ言ふ『我なんぢと共に死ぬべき事ありとも汝を否まず』弟子たち皆かく言へり。36 ここにイエス彼らと共にゲツセマネといふ處にいたりて、弟子たちに言ひ給ふ『わが彼處にゆきて祈る間、なんぢら此處に坐せよ』37 かくてペテロとゼベダイの子二人とを伴ひゆき、憂ひ悲しみ出でて言ひ給ふ、38 『わが心いたく憂ひて死ぬばかりなり。汝ら此處に止りて我と共に目を覺しをれ』39 少し進みゆきて、平伏し祈りて言ひ給ふ『わが父よ、もし得べくば此の酒杯を我より過ぎ去らせ給へ。されど我が意の儘にとにはあらず、御意のままに爲し給へ』40 弟子たちの許にきたり、その眠れるを見てペテロに言ひ給ふ『なんぢら斯く一時も我と共に目を覺し居ること能はぬか。41 誘惑に陷らぬやう、目を覺しかつ祈れ。實に心は熱すれども肉體よわきなり』42 また二度ゆき祈りて言ひ給ふ『わが父よ、この酒杯もし我飮までは過ぎ去りがたくば、御意のままに成し給へ』43 復きたりて彼らの眠れるを見たまふ、是その目疲れたるなり。44 また離れゆきて、三たび同じ言にて祈り給ふ。45 而して弟子たちの許に來りて言ひ給ふ『今は眠りて休め。視よ、時近づけり、人の子は罪人らの手に付さるるなり。46 起きよ、我ら往くべし。視よ、我を賣るもの近づけり』47 なほ語り給ふほどに、視よ、十二弟子の一人なるユダ來る、祭司長・民の長老らより遣されたる大なる群衆、劍と棒とをもちて之に伴ふ。48 イエスを賣る者あらかじめ合圖を示して言ふ『わが接吻する者はそれなり、之を捕へよ』49 かくて直ちにイエスに近づき『ラビ、安かれ』といひて接吻したれば、50 イエス言ひたまふ『友よ、何とて來る』このとき人々すすみてイエスに手をかけて捕ふ。51 視よ、イエスと偕にありし者のひとり、手をのべ劍を拔きて、大祭司の僕をうちて、その耳を切り落せり。52 ここにイエス彼に言ひ給ふ『なんぢの劍をもとに收めよ、すべて劍をとる者は劍にて亡ぶるなり。53 我わが父に請ひて、十二軍に餘る御使を今あたへらるること能はずと思ふか。54 もし然せば、斯くあるべく録したる聖書はいかで成就すべき』55 この時イエス群衆に言ひ給ふ『なんぢら強盜に向ふごとく劍と棒とをもち、我を捕へんとて出で來るか。我は日々宮に坐して教へたりしに、汝ら我を捕へざりき。56 されどかくの如くなるは、みな預言者たちの書の成就せん爲なり』ここに弟子たち皆イエスを棄てて逃げさりぬ。57 イエスを捕へたる者ども、學者・長老らの集り居る大祭司カヤパの許に曳きゆく。58 ペテロ遠く離れ、イエスに從ひて大祭司の中庭まで到り、その成行を見んとて、そこに入り下役どもと共に坐せり。59 祭司長らと全議會と、イエスを死に定めんとて、いつはりの證據を求めたるに、60 多くの僞證者いでたれども得ず。後に二人の者いでて言ふ61 『この人は「われ神の宮を毀ち三日にて建て得ベし」と云へり』62 大祭司たちてイエスに言ふ『この人々が汝に對して立つる證據に何をも答へぬか』63 されどイエス默し居給ひたれば、大祭司いふ『われ汝に命ず、活ける神に誓ひて我らに告げよ、汝はキリスト、神の子なるか』64 イエス言ひ給ふ『なんぢの言へる如し。かつ我なんぢらに告ぐ、今より後、なんぢら人の子の全能者の右に坐し、天の雲に乘りて來るを見ん』65 ここに大祭司おのが衣を裂きて言ふ『かれ涜言をいへり、何ぞ他に證人を求めん。視よ、なんぢら今この涜言をきけり。66 いかに思ふか』答へて言ふ『かれは死に當れり』67 ここに彼等その御顏に唾し、拳にて搏ち、或者どもは手掌にて批きて言ふ68 『キリストよ、我らに預言せよ、汝をうちし者は誰なるか』69 ペテロ外にて中庭に坐しゐたるに、一人の婢女きたりて言ふ『なんぢもガリラヤ人イエスと偕にゐたり』70 かれ凡ての人の前に肯はずして言ふ『われは汝の言ふことを知らず』71 かくて門まで出で往きたるとき、他の婢女かれを見て、其處にをる者どもに向ひて『この人はナザレ人イエスと偕にゐたり』と言へるに、72 重ねて肯はず、契ひて『我はその人を知らず』といふ。73 暫くして其處に立つ者ども近づきてペテロに言ふ『なんぢも慥にかの黨與なり、汝の國訛なんぢを表せり』74 ここにペテロ盟ひかつ契ひて『我その人を知らず』と言ひ出づるをりしも、鷄鳴きぬ。75 ペテロ『にはとり鳴く前に、なんぢ三度われを否まん』と、イエスの言ひ給ひし御言を思ひだし、外に出でて甚く泣けり。

Matthew 7:28

28 イエスこれらの言を語りをへ給へるとき、群衆その教に驚きたり。

Matthew 19:1

1 イエスこれらの言を語り終へて、ガリラヤを去り、ヨルダンの彼方なるユダヤの地方に來り給ひしに、

Matthew 17:22

22 彼らガリラヤに集ひをる時、イエス言ひたまふ『人の子は人の手に付され、

Matthew 20:18-19

18 『視よ、我らエルサレムに上る、人の子は祭司長・學者らに付されん。彼ら之を死に定め、19 また嘲弄し、鞭うち、十字架につけん爲に異邦人に付さん、かくて彼は三日めに甦へるべし』

Matthew 26:24-25

24 人の子は己に就きて録されたる如く逝くなり。されど人の子を賣る者は禍害なるかな、その人は生れざりし方よかりしものを』25 イエスを賣るユダ答へて言ふ『ラビ、我なるか』イエス言ひ給ふ『なんぢの言へる如し』

Matthew 27:4

4 『われ罪なきの血を賣りて罪を犯したり』彼らいふ『われら何ぞ干らん、汝みづから當るべし』

Mark 14:1-2

1 さて過越と除酵との祭の二日前となりぬ。祭司長・學者ら詭計をもてイエスを捕へ、かつ殺さんと企てて言ふ2 『祭の間は爲すべからず、恐らくは民の亂あるべし』

Luke 22:1-2

1 さて過越といふ除酵祭近づけり。2 祭司長・學者らイエスを殺さんとし、その手段いかにと求む、民を懼れたればなり。

Luke 22:15

15 かくて彼らに言ひ給ふ『われ苦難の前に、なんぢらと共にこの過越の食をなすことを望みに望みたり。

Luke 24:6-7

6 彼は此處に在さず、甦へり給へり。尚ガリラヤに居給へるとき、如何に語り給ひしかを憶ひ出でよ。7 即ち「人の子は必ず罪ある人の手に付され、十字架につけられ、かつ三日めに甦へるべし」と言ひ給へり』

John 2:13

13 かくてユダヤ人の過越の祭ちかづきたれば、イエス、エルサレムに上り給ふ。

John 11:55

55 ユダヤ人の過越の祭近づきたれば、多くの人々身を潔めんとて、祭のまへに田舍よりエルサレムに上れり。

John 12:1

1 過越の祭の六日前に、イエス、ベタニヤに來り給ふ、ここは死人の中より甦へらせ給ひしラザロの居る處なり。

John 13:1-2

1 過越のまつりの前に、イエスこの世を去りて父に往くべき己が時の來れるを知り、世に在る己の者を愛して、極まで之を愛し給へり。2 夕餐のとき、惡魔早くもシモンの子イスカリオテのユダの心に、イエスを賣らんとする思を入れたるが、

John 18:2

2 ここは弟子たちと屡々あつまり給ふ處なれば、イエスを賣るユダもこの處を知れり。

Matthew 21:45-46

45 祭司長・パリサイ人ら、イエスの譬をきき、己らを指して語り給へるを悟り、46 イエスを執へんと思へど群衆を恐れたり、群衆かれを預言者とするに因る。

Matthew 26:57-58

57 イエスを捕へたる者ども、學者・長老らの集り居る大祭司カヤパの許に曳きゆく。58 ペテロ遠く離れ、イエスに從ひて大祭司の中庭まで到り、その成行を見んとて、そこに入り下役どもと共に坐せり。

Matthew 26:69

69 ペテロ外にて中庭に坐しゐたるに、一人の婢女きたりて言ふ『なんぢもガリラヤ人イエスと偕にゐたり』

Mark 14:54

54 ペテロ遠く離れてイエスに從ひ、大祭司の中庭まで入り、下役どもと共に坐して火に煖まりゐたり。

Luke 3:2

2 アンナスとカヤパとは大祭司たりしとき、神の言、荒野にてザカリヤの子ヨハネに臨む。

John 11:47-53

47 ここに祭司長・パリサイ人ら議會を開きて言ふ『われら如何に爲すべきか、此の人おほくの徴を行ふなり。48 もし彼をこのまま捨ておかば、人々みな彼を信ぜん、而してロマ人きたりて、我らの土地と國人とを奪はん』49 その中の一人にて此の年の大祭司なるカヤパ言ふ『なんぢら何をも知らず。50 ひとりの人、民のために死にて、國人すべての滅びぬは、汝らの益なるを思はぬなり』51 これは己より云へるに非ず、この年の大祭司なれば、イエスの國人のため、52 又ただに國人の爲のみならず、散りたる神の子らを一つに集めん爲に死に給ふことを預言したるなり。53 彼等この日よりイエスを殺さんと議れり。

John 11:57

57 祭司長・パリサイ人らは、イエスを捕へんとて、その在處を知る者あらば、告げ出づべく預て命令したりしなり。

John 18:13-15

13 先づアンナスの許に曳き往く、アンナスはその年の大祭司なるカヤパの舅なり。14 カヤパはさきにユダヤ人に、一人、民のために死ぬるは益なる事を勸めし者なり。15 シモン・ペテロ及び他の一人の弟子、イエスに從ふ。この弟子は大祭司に知られたる者なれば、イエスと共に大祭司の庭に入りしが、

John 18:24

24 ここにアンナス、イエスを縛りたるままにて、大祭司カヤパの許に送れり。

John 18:28

28 かくて人々イエスをカヤパの許より官邸にひきゆく、時は夜明なり。彼ら過越の食をなさんために、汚穢を受けじとて己らは官邸に入らず。

Acts 4:5-6

5 明くる日、司・長老・學者らエルサレムに會し、6 大祭司アンナス、カヤパ、ヨハネ、アレキサンデル及び大祭司の一族みな集ひて、

Acts 4:25-28

25 曾て聖靈によりて、汝の僕われらの先祖ダビデでの口をもて「何ゆゑ異邦人は騷ぎ立ち、民らは空しき事を謀るぞ。26 世の王たちは共に立ち、司らは一つにあつまりて、主および其のキリストに逆ふ」と宣給へり。27 果してヘロデとポンテオ・ピラトとは、異邦人およびイスラエルの民等とともに、汝の油そそぎ給ひし聖なる僕イエスに逆ひて、此の都にあつまり、28 御手と御旨とにて、斯く成るべしと預じめ定め給ひし事をなせり。

Matthew 12:14

14 パリサイ人いでていかにしてかイエスを亡さんと議る。

Matthew 23:33

33 蛇よ、蝮の裔よ、なんぢら爭でゲヘナの刑罰を避け得んや。

Acts 7:19

19 王は惡計をもて我らの同族にあたり、我らの先祖たちを苦しめて、其の嬰兒の生存ふる事なからんやう、之を棄つるに至らしめたり。

Acts 13:10

10 『ああ有らゆる詭計と奸惡とにて滿ちたる者、惡魔の子、すべての義の敵よ、なんぢ主の直き道を曲げて止まぬか。

2 Corinthians 11:3

3 されど我が恐るるは、蛇の惡巧によりてエバの惑されし如く、汝らの心害はれてキリストに對する眞心と貞操とを失はん事なり。

Matthew 14:5

5 かくてヘロデ、ヨハネを殺さんと思へど、群衆を懼れたり。群衆ヨハネを預言者とすればなり。

Matthew 21:26

26 もし人よりと言はんか、人みなヨハネを預言者と認むれば、我らは群衆を恐る』

Matthew 27:24

24 ピラトは何の效なく反つて亂にならんとするを見て、水をとり群衆のまへに手を洗ひて言ふ『この人の血につきて我は罪なし、汝等みづから當れ』

Mark 14:2

2 『祭の間は爲すべからず、恐らくは民の亂あるべし』

Mark 14:12

12 除酵祭の初の日、即ち過越の羔羊を屠るべき日、弟子たちイエスに言ふ『過越の食をなし給ふために、我らが何處に往きて備ふることを望み給ふか』

Mark 14:27

27 イエス弟子たちに言ひ給ふ『なんぢら皆躓かん、それは「われ牧羊者を打たん、さらば羊散るべし」と録されたるなり。

Luke 20:6

6 もし「人より」と言はんか、民みなヨハネを預言者と信ずるによりて、我らを石にて撃たん』

Luke 22:7

7 過越の羔羊を屠るべき除酵祭の日來りたれば、

Acts 4:28

28 御手と御旨とにて、斯く成るべしと預じめ定め給ひし事をなせり。

Matthew 21:17

17 遂に彼らを離れ、都を出でてベタニヤにゆき、そこに宿り給ふ。

Mark 11:12

12 あくる日かれらベタニヤより出で來りし時、イエス飢ゑ給ふ。

Mark 14:3-9

3 イエス、ベタニヤに在して、癩病人シモンの家にて食事の席につき居給ふとき、或女、價高き混なきナルドの香油の入りたる石膏の壺を持ち來り、その壺を毀ちてイエスの首に注ぎたり。4 ある人々、憤ほりて互に言ふ『なに故かく濫に油を費すか、5 この油を三百デナリ餘に賣りて、貧しき者に施すことを得たりしものを』而して甚く女を咎む。6 イエス言ひ給ふ『その爲すに任せよ、何ぞこの女を惱すか、我に善き事をなせり。7 貧しき者は常に汝らと偕にをれば、何時にても心のままに助け得べし、されど我は常に汝らと偕にをらず。8 此の女は、なし得る限をなして、我が體に香油をそそぎ、あらかじめ葬りの備をなせり。9 まことに汝らに告ぐ、全世界いづこにても、福音の宣傅へらるる處には、この女の爲しし事も記念として語らるべし』

Luke 7:37-39

37 視よ、この町に罪ある一人の女あり。イエスのパリサイ人の家にて食事の席にゐ給ふを知り、香油の入りたる石膏の壺を持ちきたり、38 泣きつつ御足近く後にたち、涙にて御足をうるほし、頭の髮にて之を拭ひ、また御足に接吻して香油を抹れり。39 イエスを招きたるパリサイ人これを見て、心のうちに言ふ『この人もし預言者ならば、觸る者の誰、如何なる女なるかを知らん、彼は罪人なるに』

John 11:1-2

1 ここに病める者あり、ラザロと云ふ、マリヤとその姉妹マルタとの村ベタニヤの人なり。2 此のマリヤは、主に香油をぬり、頭髮にて御足を拭ひし者にして、病めるラザロはその兄弟なり。

John 12:1-8

1 過越の祭の六日前に、イエス、ベタニヤに來り給ふ、ここは死人の中より甦へらせ給ひしラザロの居る處なり。2 此處にてイエスのために饗宴を設け、マルタは事へ、ラザロはイエスと共に席に著ける者の中にあり。3 マリヤは價高き混りなきナルドの香油一斤を持ち來りて、イエスの御足にぬり、己が頭髮にて御足を拭ひしに、香油のかをり家に滿ちたり。4 御弟子の一人にて、イエスを賣らんとするイスカリオテのユダ言ふ、5 『何ぞこの香油を三百デナリに賣りて、貧しき者に施さざる』6 かく云へるは貧しき者を思ふ故にあらず、おのれ盜人にして、財嚢を預り、その中に納むる物を掠めゐたればなり。7 イエス言ひ給ふ『この女の爲すに任せよ、我が葬りの日のために之を貯へたるなり。8 貧しき者は常に汝らと偕に居れども、我は常に居らぬなり』

Luke 7:37-38

37 視よ、この町に罪ある一人の女あり。イエスのパリサイ人の家にて食事の席にゐ給ふを知り、香油の入りたる石膏の壺を持ちきたり、38 泣きつつ御足近く後にたち、涙にて御足をうるほし、頭の髮にて之を拭ひ、また御足に接吻して香油を抹れり。

Luke 7:46

46 なんぢは我が頭に油を抹らず、此の女は我が足に香油を抹れり。

John 12:2-3

2 此處にてイエスのために饗宴を設け、マルタは事へ、ラザロはイエスと共に席に著ける者の中にあり。3 マリヤは價高き混りなきナルドの香油一斤を持ち來りて、イエスの御足にぬり、己が頭髮にて御足を拭ひしに、香油のかをり家に滿ちたり。

Mark 14:4

4 ある人々、憤ほりて互に言ふ『なに故かく濫に油を費すか、

John 12:4-6

4 御弟子の一人にて、イエスを賣らんとするイスカリオテのユダ言ふ、5 『何ぞこの香油を三百デナリに賣りて、貧しき者に施さざる』6 かく云へるは貧しき者を思ふ故にあらず、おのれ盜人にして、財嚢を預り、その中に納むる物を掠めゐたればなり。

Mark 14:5

5 この油を三百デナリ餘に賣りて、貧しき者に施すことを得たりしものを』而して甚く女を咎む。

2 Peter 2:15

15 彼らは正しき道を離れて迷ひいで、ベオルの子バラムの道に隨へり。バラムは不義の報を愛して、

Mark 14:6

6 イエス言ひ給ふ『その爲すに任せよ、何ぞこの女を惱すか、我に善き事をなせり。

Luke 7:44-50

44 かくて女の方に振向きてシモンに言ひ給ふ『この女を見るか。我なんぢの家に入りしに、なんぢは我に足の水を與へず、此の女は涙にて我足を濡し、頭髮にて拭へり。45 なんぢは我に接吻せず、此の女は我が入りし時より、我が足に接吻して止まず。46 なんぢは我が頭に油を抹らず、此の女は我が足に香油を抹れり。47 この故に我なんぢに告ぐ、この女の多くの罪は赦されたり。その愛すること大なればなり。赦さるる事の少き者は、その愛する事もまた少し』48 遂に女に言ひ給ふ『なんぢの罪は赦されたり』49 同席の者ども心の内に『罪をも赦す此の人は誰なるか』と言ひ出づ。50 ここにイエス女に言ひ給ふ『なんぢの信仰なんぢを救へり、安らかに往け』

2 Corinthians 9:8

8 神は汝等をして常に凡ての物に足らざることなく、凡ての善き業に溢れしめんために、凡ての恩惠を溢るるばかり與ふることを得給ふなり。

Galatians 1:7

7 此は福音と言ふべき者にあらず、ただ或人々が汝らを擾してキリストの福音を變へんとするなり。

Galatians 5:12

12 願はくは汝らを亂す者どもの自己を不具にせんことを。

Galatians 6:17

17 今よりのち誰も我を煩はすな、我はイエスの印を身に佩びたるなり。

Ephesians 2:10

10 我らは神に造られたる者にして、神の預じめ備へ給ひし善き業に歩むべく、キリスト・イエスの中に造られたるなり。

Colossians 1:10

10 凡てのこと主を悦ばせんが爲に、その御意に從ひて歩み、凡ての善き業によりて果を結び、いよいよ神を知り、

2 Thessalonians 2:17

17 願はくは汝らの心を慰めて、凡ての善き業と言とに堅うし給はんことを。

1 Timothy 3:1

1 『人もし監督の職を慕はば、これよき業を願ふなり』とは、信ずべき言なり。

1 Timothy 5:10

10 善き業の聲聞あり、或は子女をそだて、或は旅人を宿し、或は聖徒の足を洗ひ、或は惱める者を助くる等、もろもろの善き業に從ひし者たるべし。

2 Timothy 2:21

21 人もし賤しきものを離れて自己を潔よくせば貴きに用ひらるる器となり、淨められて主の用に適ひ、凡ての善き業に備へらるべし。

Titus 1:16

16 みづから神を知ると言ひあらはせど、其の行爲にては神を否む。彼らは憎むべきもの、服はぬ者、すべての善き業に就きて棄てられたる者なり。

Titus 2:14

14 キリストは我等のために己を與へたまへり。是われらを諸般の不法より贖ひ出して、善き業に熱心なる特選の民を己がために潔めんとてなり。

Titus 3:1

1 汝かれらに司と權威ある者とに服し、かつ從ひ、凡ての善き業をおこなふ備をなし、

Titus 3:8

8 この言は信ずべきなれば、我なんぢが此等につきて確證せんことを欲す。神を信じたる者をして愼みて善き業を務めしめん爲なり。かくするは善き事にして人に益あり。

Titus 3:14

14 かくて我らの伴侶も善き業を務めて必要を資けんことを學ぶべし、これ果を結ばぬ事なからん爲なり。

Hebrews 13:21

21 その悦びたまふ所を、イエス・キリストに由りて我らの衷に行ひ、御意を行はしめん爲に凡ての善き事につきて、汝らを全うし給はんことを。世々限りなく榮光、かれに在れ、アァメン。

1 Peter 2:12

12 異邦人の中にありて行状を美しく爲よ、これ汝らを謗りて惡をおこなふ者と云へる人々の、汝らの善き行爲を見て、反つて眷顧の日に神を崇めん爲なり。

Matthew 18:20

20 二三人わが名によりて集る所には、我もその中に在るなり。

Matthew 25:34-40

34 ここに王その右にをる者どもに言はん「わが父に祝せられたる者よ、來りて世の創より汝等のために備へられたる國を嗣げ。35 なんぢら我が飢ゑしときに食はせ、渇きしときに飮ませ、旅人なりし時に宿らせ、36 裸なりしときに衣せ、病みしときに訪ひ、獄に在りしときに來りたればなり」37 ここに、正しき者ら答へて言はん「主よ、何時なんぢの飢ゑしを見て食はせ、渇きしを見て飮ませし。38 何時なんぢの旅人なりしを見て宿らせ、裸なりしを見て衣せし。39 何時なんぢの病みまた獄に在りしを見て、汝にいたりし」40 王こたへて言はん「まことに汝らに告ぐ、わが兄弟なる此等のいと小き者の一人になしたるは、即ち我に爲したるなり」

Matthew 25:42-45

42 なんぢら我が飢ゑしときに食はせず、渇きしときに飮ませず、43 旅人なりしときに宿らせず、裸なりしときに衣せず、病みまた獄にありしときに訪はざればなり」44 ここに彼らも答へて言はん「主よ、いつ汝の飢ゑ、或は渇き、或は旅人、あるひは裸、あるひは病み、或は獄に在りしを見て事へざりし」45 ここに王こたへて言はん「誠になんぢらに告ぐ、此等のいと小きものの一人に爲さざりしは、即ち我になさざりしなり」と。

Matthew 28:20

20 わが汝らに命ぜし凡ての事を守るべきを教へよ。視よ、我は世の終まで常に汝らと偕に在るなり』

Mark 14:7

7 貧しき者は常に汝らと偕にをれば、何時にても心のままに助け得べし、されど我は常に汝らと偕にをらず。

John 12:8

8 貧しき者は常に汝らと偕に居れども、我は常に居らぬなり』

John 13:33

33 若子よ、我なほ暫く汝らと偕にあり、汝らは我を尋ねん、されど曾てユダヤ人に「なんぢらは我が往く處に來ること能はず」と言ひし如く、今汝らにも然か言ふなり。

John 14:19

19 暫くせば世は復われを見ず、されど汝らは我を見る、われ活くれば汝らも活くべければなり。

John 16:5

5 今われを遣し給ひし者にゆく、然るに汝らの中、たれも我に「何處にゆく」と問ふ者なし。

John 16:28

28 われ父より出でて世にきたれり、また世を離れて父に往くなり』

John 17:11

11 今より我は世に居らず、彼らは世に居り、我は汝にゆく。聖なる父よ、我に賜ひたる汝の御名の中に彼らを守りたまへ。これ我等のごとく、彼らの一つとならん爲なり。

Acts 3:21

21 古へより神が、その聖なる預言者の口によりて語り給ひし、萬物の革まる時まで、天は必ずイエスを受けおくべし。

Galatians 2:10

10 唯その願ふところは我らが貧しき者を顧みんことなり、我も固より此の事を勵みて行へり。

1 John 3:17

17 世の財寶をもちて兄弟の窮乏を見、反つて憐憫の心を閉づる者は、いかで神の愛その衷にあらんや。

Mark 14:8

8 此の女は、なし得る限をなして、我が體に香油をそそぎ、あらかじめ葬りの備をなせり。

Mark 16:1

1 安息日終りし時、マグダラのマリヤ、ヤコブの母マリヤ及びサロメ、往きてイエスに抹らんとて香料を買ひ、

Luke 23:56-24:1

56 歸りて香料と香油とを備ふ。かくて誡命に遵ひて、安息日を休みたり。

John 12:7

7 イエス言ひ給ふ『この女の爲すに任せよ、我が葬りの日のために之を貯へたるなり。

John 19:39-40

39 また曾て夜御許に來りしニコデモも、沒藥・沈香の混和物を百斤ばかり携へて來る。40 ここに彼らイエスの屍體をとり、ユダヤ人の葬りの習慣にしたがひて、香料とともに布にて卷けり。

Matthew 24:14

14 御國のこの福音は、もろもろの國人に證をなさんため全世界に宣傅へられん、而してのち終は至るべし。

Matthew 28:19

19 されば汝ら往きて、もろもろの國人を弟子となし、父と子と聖靈との名によりてバプテスマを施し、

Mark 13:10

10 かくて福音は先づもろもろの國人に宣傳へらるべし。

Mark 14:9

9 まことに汝らに告ぐ、全世界いづこにても、福音の宣傅へらるる處には、この女の爲しし事も記念として語らるべし』

Mark 16:15

15 かくて彼らに言ひたまふ『全世界を巡りて凡ての造られしものに福音を宣傳へよ。

Luke 24:47

47 且その名によりて罪の赦を得さする悔改は、エルサレムより始りて、もろもろの國人に宣傳へらるべしと。

Romans 10:18

18 されど我いふ、彼ら聞えざりしか、然らず『その聲は全地にゆきわたり、其の言は世界の極にまで及べり』

Romans 15:19

19 また徴と不思議との能力、および聖靈の能力にて働き給ひし事のほかは敢へて語らず、エルサレムよりイルリコの地方に到るまで、くキリストの福音を充たせり。

2 Corinthians 10:18

18 そは是とせらるるは己を譽むる者にあらず、主の譽め給ふ者なればなり。

Colossians 1:6

6 この福音は全世界にも及び、果を結びて増々大になれり。汝らが神の恩惠をききて眞に之を知りし日より、汝らの中に然りしが如し。

Colossians 1:23

23 汝等もし信仰に止り、之に基きて堅く立ち、福音の望より移らずば、斯くせらるることを得べし。此の福音は汝らの聞きし所、また天の下なる凡ての造られし物に宣傳へられたるものにして、我パウロはその役者となれり。

1 Timothy 2:6

6 彼は己を與へて凡ての人の贖價となり給へり、時至りて證せらる。

Hebrews 6:10

10 神は不義に在さねば、汝らの勤勞と、前に聖徒につかへ、今もなほ之に事へて御名のために顯したる愛とを忘れ給ふことなし。

Revelation 14:6

6 我また他の御使の中空を飛ぶを見たり。かれは地に住むもの、即ちもろもろの國・族・國語・民に宣傳へんとて、永遠の福音を携へ、

Matthew 10:4

4 熱心黨のシモン及びイスカリオテのユダ、このユダはイエスを賣りし者なり。

Matthew 26:25

25 イエスを賣るユダ答へて言ふ『ラビ、我なるか』イエス言ひ給ふ『なんぢの言へる如し』

Matthew 26:47

47 なほ語り給ふほどに、視よ、十二弟子の一人なるユダ來る、祭司長・民の長老らより遣されたる大なる群衆、劍と棒とをもちて之に伴ふ。

Matthew 27:3

3 ここにイエスを賣りしユダ、その死に定められ給ひしを見て悔い、祭司長・長老らに、かの三十の銀をかへして言ふ、

Mark 14:10-11

10 ここに十二弟子の一人なるイスカリオテのユダ、イエスを賣らんとて祭司長の許にゆく。11 彼等これを聞きて喜び、銀を與へんと約したれば、ユダ如何にしてか機好くイエスを付さんと謀る。

Luke 22:3-6

3 時にサタン、十二の一人なるイスカリオテと稱ふるユダに入る。4 ユダ乃ち祭司長・宮守頭どもに往きて、イエスを如何にして付さんと議りたれば、5 彼ら喜びて銀を與へんと約す。6 ユダ諾ひて、群衆の居らぬ時にイエスを付さんと好き機をうかがふ。

John 6:70-71

70 イエス答へ給ふ『われ汝ら十二人を選びしにあらずや、然るに汝らの中の一人は惡魔なり』71 イスカリオテのシモンの子ユダを指して言ひ給へるなり、彼は十二弟子の一人なれど、イエスを賣らんとする者なり。

John 12:4

4 御弟子の一人にて、イエスを賣らんとするイスカリオテのユダ言ふ、

John 13:2

2 夕餐のとき、惡魔早くもシモンの子イスカリオテのユダの心に、イエスを賣らんとする思を入れたるが、

John 13:30

30 ユダ一撮の食物を受くるや、直ちに出づ、時は夜なりき。

Acts 1:16

16 『兄弟たちよ、イエスを捕ふる者どもの手引となりしユダにつきて、聖靈ダビデの口によりて預じめ言ひ給ひし聖書は、かならず成就せざるを得ざりしなり。

Matthew 27:3-5

3 ここにイエスを賣りしユダ、その死に定められ給ひしを見て悔い、祭司長・長老らに、かの三十の銀をかへして言ふ、4 『われ罪なきの血を賣りて罪を犯したり』彼らいふ『われら何ぞ干らん、汝みづから當るべし』5 彼その銀を聖所に投げすてて去り、ゆきて自ら縊れたり。

Acts 1:18

18 (この人は、かの不義の價をもて地所を得、また俯伏に墜ちて直中より裂けて臓腑みな流れ出でたり。

1 Timothy 3:3

3 酒を嗜まず、人を打たず、寛容にし、爭はず、金を貪らず、

1 Timothy 6:9-10

9 されど富まんと欲する者は、誘惑と羂、また人を滅亡と沈淪とに溺らす愚にして害ある各樣の慾に陷るなり。10 それ金を愛するは諸般の惡しき事の根なり、ある人々これを慕ひて信仰より迷ひ、さまざまの痛をもて自ら己を刺しとほせり。

2 Peter 2:3

3 彼らは貪慾によりて飾言を設け、汝等より利をとらん。彼らの審判は古へより定められたれば遲からず、その滅亡は寢ねず。

2 Peter 2:14-15

14 その目は淫婦にて滿ち罪に飽くことなし、彼らは靈魂の定らぬ者を惑し、その心は貪欲に慣れて呪詛の子たり。15 彼らは正しき道を離れて迷ひいで、ベオルの子バラムの道に隨へり。バラムは不義の報を愛して、

Mark 14:11

11 彼等これを聞きて喜び、銀を與へんと約したれば、ユダ如何にしてか機好くイエスを付さんと謀る。

Luke 22:6

6 ユダ諾ひて、群衆の居らぬ時にイエスを付さんと好き機をうかがふ。

Matthew 3:15

15 イエス答へて言ひたまふ『今は許せ、われら斯く正しき事をことごとく爲遂ぐるは、當然なり』ヨハネ乃ち許せり。

Matthew 17:24-25

24 彼らカペナウムに到りしとき、納金を集むる者どもペテロに來りて言ふ『なんぢらの師は納金を納めぬか』25 ペテロ『納む』と言ひ、やがて家に入りしに、逸速くイエス言ひ給ふ『シモンいかに思ふか、世の王たちは税または貢を誰より取るか、己が子よりか、他の者よりか』

Matthew 26:19

19 弟子たちイエスの命じ給ひし如くして、過越の備をなせり。

Mark 14:12-16

12 除酵祭の初の日、即ち過越の羔羊を屠るべき日、弟子たちイエスに言ふ『過越の食をなし給ふために、我らが何處に往きて備ふることを望み給ふか』13 イエス二人の弟子を遣さんとして言ひたまふ『都に往け、然らば水をいれたる瓶を持つ人、なんぢらに遇ふべし。之に從ひ往き、14 その入る所の家主に「師いふ、われ弟子らと共に過越の食をなすべき座敷は何處なるか」と言へ。15 さらば調へ備へたる大なる二階座敷を見すべし。其處に我らのために備へよ』16 弟子たち出で往きて都に入り、イエスの言ひ給ひし如くなるを見て、過越の設備をなせり。

Luke 22:7-13

7 過越の羔羊を屠るべき除酵祭の日來りたれば、8 イエス、ペテロとヨハネとを遣さんとして言ひたまふ『往きて我らの食せん爲に過越の備をなせ』9 彼ら言ふ『何處に備ふることを望み給ふか』10 イエス言ひたまふ『視よ、都に入らば、水をいれたる瓶を持つ人なんぢらに遇ふべし、之に從ひゆき、その入る所の家にいりて、11 家の主人に「師なんぢに言ふ、われ弟子らと共に過越の食をなすべき座敷は何處なるか」と言へ。12 さらば調へたる大なる二階座敷を見すべし。其處に備へよ』13 かれら出で往きて、イエスの言ひ給ひし如くなるを見て、過越の設備をなせり。

Matthew 21:3

3 誰かもし汝らに何とか言はば「主の用なり」と言へ、さらば直ちに之を遣さん』

Matthew 23:8

8 されど汝らはラビの稱を受くな、汝らの師は一人にして、汝等はみな兄弟なり。

Matthew 23:10

10 また導師の稱を受くな、汝らの導師はひとり、即ちキリストなり。

Matthew 26:2

2 『なんぢらの知るごとく、二日の後は過越の祭なり、人の子は十字架につけられん爲に賣らるベし』

Matthew 26:49

49 かくて直ちにイエスに近づき『ラビ、安かれ』といひて接吻したれば、

Mark 5:35

35 かく語り給ふほどに、會堂司の家より人々きたりて言ふ『なんぢの娘は早や死にたり、爭でなほ師を煩はすべき』

Luke 22:53

53 我は日々なんぢらと共に宮に居りしに、我が上に手を伸べざりき。されど今は汝らの時、また暗黒の權威なり』

John 7:6

6 ここにイエス言ひ給ふ『わが時はいまだ到らず、汝らの時は常に備れり。

John 7:8

8 なんぢら祭に上れ、わが時いまだ滿たねば、我は今この祭にのぼらず』

John 7:30

30 ここに人々イエスを捕へんと謀りたれど、彼の時いまだ到らぬ故に手出しする者なかりき。

John 11:28

28 かく言ひて後、ゆきて竊にその姉妹マリヤを呼びて『師きたりて汝を呼びたまふ』と言ふ。

John 12:23

23 イエス答へて言ひ給ふ『人の子の榮光を受くべき時きたれり。

John 13:1

1 過越のまつりの前に、イエスこの世を去りて父に往くべき己が時の來れるを知り、世に在る己の者を愛して、極まで之を愛し給へり。

John 17:1

1 イエスこれらの事を語りはて、目を擧げ天を仰ぎて言ひ給ふ『父よ、時來れり、子が汝の榮光を顯さんために、汝の子の榮光を顯したまへ。

John 20:16

16 イエス『マリヤよ』と言ひ給ふ。マリヤ振反りて『ラボニ』(釋けば師よ)と言ふ。

Matthew 21:6

6 弟子たち往きて、イエスの命じ給へる如くして、

John 2:5

5 母僕どもに『何にても其の命ずる如くせよ』と言ひおく。

John 15:14

14 汝等もし我が命ずる事をおこなはば、我が友なり。

Mark 14:17-21

17 日暮れてイエス十二弟子とともに往き、18 みな席に就きて食するとき言ひ給ふ『まことに汝らに告ぐ、我と共に食する汝らの中の一人、われを賣らん』19 弟子たち憂ひて一人一人『われなるか』と言ひ出でしに、20 イエス言ひたまふ『十二のうちの一人にて、我と共にパンを鉢に浸す者は夫なり。21 實に人の子は己に就きて録されたる如く逝くなり。されど人の子を賣る者は禍害なるかな、その人は生れざりし方よかりしものを』

Luke 22:14-16

14 時いたりてイエス席に著きたまひ、使徒たちも共に著く。15 かくて彼らに言ひ給ふ『われ苦難の前に、なんぢらと共にこの過越の食をなすことを望みに望みたり。16 われ汝らに告ぐ、神の國にて過越の成就するまでは、我復これを食せざるべし』

John 13:21

21 イエス此等のことを言ひ終へて、心さわぎ證をなして言ひ給ふ『まことに誠に汝らに告ぐ、汝らの中の一人われを賣らん』

Matthew 26:14-16

14 ここに十二弟子の一人イスカリオテのユダといふ者、祭司長らの許にゆきて言ふ15 『なんぢらに彼を付さば、何ほど我に與へんとするか』彼ら銀三十を量り出せり。16 ユダこの時よりイエスを付さんと好き機を窺ふ。

Luke 22:21-23

21 されど視よ、我を賣る者の手、われと共に食卓の上にあり、22 實に人の子は定められたる如く逝くなり。されど之を賣る者は禍害なるかな』23 弟子たち己らの中にて此の事をなす者は、誰ならんと互に問ひ始む。

Hebrews 4:13

13 また造られたる物に一つとして神の前に顯れぬはなし、萬の物は我らが係れる神の目のまへに裸にて露るるなり。

Revelation 2:23

23 又かれの子供を打ち殺さん、斯くてもろもろの教會は、わが人の腎と心とを究むる者なるを知るべし、我は汝等おのおのの行爲に隨ひて報いん。

Mark 14:19-20

19 弟子たち憂ひて一人一人『われなるか』と言ひ出でしに、20 イエス言ひたまふ『十二のうちの一人にて、我と共にパンを鉢に浸す者は夫なり。

Luke 22:23

23 弟子たち己らの中にて此の事をなす者は、誰ならんと互に問ひ始む。

John 13:22-25

22 弟子たち互に顏を見合せ、誰につきて言ひ給ふかを訝る。23 イエスの愛したまふ一人の弟子、イエスの御胸によりそひ居たれば、24 シモン・ペテロ首にて示し『誰のことを言ひ給ふか、告げよ』といふ。25 彼そのまま御胸によりかかりて『主よ、誰なるか』と言ひしに、

John 21:17

17 三度いひ給ふ『ヨハネの子シモンよ、我を愛するか』ペテロ三度『われを愛するか』と言ひ給ふを憂ひて言ふ『主よ、知りたまはぬ處なし、わが汝を愛する事は、なんぢ識りたまふ』イエス言ひ給ふ『わが羊をやしなへ。

Luke 22:21

21 されど視よ、我を賣る者の手、われと共に食卓の上にあり、

John 13:18

18 これ汝ら凡ての者につきて言ふにあらず、我はわが選びたる者どもを知る。されど聖書に「我とともにパンを食ふ者、われに向ひて踵を擧げたり」と云へることは、必ず成就すべきなり。

John 13:26-28

26 イエス答へ給ふ『わが一撮の食物を浸して與ふる者は夫なり』かくて一撮の食物を浸して、シモンの子イスカリオテのユダに與へたまふ。27 ユダ一撮の食物を受くるや、惡魔かれに入りたり。イエス彼に言ひたまふ『なんぢが爲すことを速かに爲せ』28 席に著きゐたる者は一人として、何故かく言ひ給ふかを知らず。

Matthew 18:7

7 この世は躓物あるによりて禍害なるかな。躓物は必ず來らん、されど躓物を來らする人は禍害なるかな。

Matthew 26:54

54 もし然せば、斯くあるべく録したる聖書はいかで成就すべき』

Matthew 26:56

56 されどかくの如くなるは、みな預言者たちの書の成就せん爲なり』ここに弟子たち皆イエスを棄てて逃げさりぬ。

Mark 9:12

12 イエス言ひ給ふ『實にエリヤ先づ來りて、萬の事をあらたむ。さらば人の子につき、多くの苦難を受け、かつ蔑せらるる事の録されたるは何ぞや。

Mark 14:21

21 實に人の子は己に就きて録されたる如く逝くなり。されど人の子を賣る者は禍害なるかな、その人は生れざりし方よかりしものを』

Luke 22:22

22 實に人の子は定められたる如く逝くなり。されど之を賣る者は禍害なるかな』

Luke 24:25-27

25 イエス言ひ給ふ『ああ愚にして預言者たちの語りたる凡てのことを信ずるに心鈍き者よ。26 キリストは必ず此らの苦難を受けて、其の榮光に入るべきならずや』27 かくてモーセ及び凡ての預言者をはじめ、己に就きて凡ての聖書に録したる所を説き示したまふ。

Luke 24:46

46 『かく録されたり、キリストは苦難を受けて、三日めに死人の中より甦へり、

John 17:12

12 我かれらと偕にをる間、われに賜ひたる汝の御名の中に彼らを守り、かつ保護したり。其のうち一人だに亡びず、ただ亡の子のみ亡びたり、聖書の成就せん爲なり。

John 19:24

24 兵卒ども互にいふ『これを裂くな、誰がうるか鬮にすべし』これは聖書の成就せん爲なり。曰く『かれら互にわが衣をわけ、わが衣を鬮にせり』兵卒ども斯くなしたり。

John 19:28

28 この後イエス萬の事の終りたるを知りて、聖書の全うせられん爲に『われ渇く』と言ひ給ふ。

John 19:36-37

36 此等のことの成りたるは『その骨くだかれず』とある聖句の成就せん爲なり。37 また他に『かれら己が刺したる者を見るべし』と云へる聖句あり。

Acts 1:16-20

16 『兄弟たちよ、イエスを捕ふる者どもの手引となりしユダにつきて、聖靈ダビデの口によりて預じめ言ひ給ひし聖書は、かならず成就せざるを得ざりしなり。17 彼は我らの中に數へられ、此の務に與りたればなり。18 (この人は、かの不義の價をもて地所を得、また俯伏に墜ちて直中より裂けて臓腑みな流れ出でたり。19 この事エルサレムに住む凡ての人に知られて、その地所は國語にてアケルダマと稱へらる、血の地所との義なり)20 それは詩篇に録して「彼の住處は荒れ果てよ、人その中に住はざれ」と云ひ、又「その職はほかの人に得させよ」と云ひたり。

Acts 2:23

23 この人は神の定め給ひし御旨と、預じめ知り給ふ所とによりて付されしが、汝ら不法の人の手をもて釘磔にして殺せり。

Acts 13:27-29

27 それエルサレムに住める者および其の司らは、彼をも安息日ごとに讀むところの預言者たちの言をも知らず、彼を刑ひて預言を成就せしめたり。28 その死に當るべき故を得ざりしかど、ピラトに殺さんことを求め、29 彼につきて記されたる事をことごとく成しをへ、彼を木より下して墓に納めたり。

Acts 17:2-3

2 パウロは例のごとく彼らの中に入り、三つの安息日にわたり、聖書に基きて論じ、かつ解き明して、3 キリストの必ず苦難をうけ、死人の中より甦へるべきことを述べ『わが汝らに傳ふる此のイエスはキリストなり』と證せり。

Acts 26:22-23

22 然るに神の祐によりて今日に至るまで尚存へて、小なる人にも大なる人にも證をなし、言ふところは預言者およびモーセが必ず來るべしと語りしことの外ならず。23 即ちキリストの苦難を受くべきこと、最先に死人の中より甦へる事によりて、民と異邦人とに光を傳ふべきこと是なり』

Acts 28:23

23 ここに日を定めて多くの人パウロの宿に來りたれば、パウロ朝より夕まで神の國のことを説明して證をなし、かつモーセの律法と預言者の書とを引きてイエスのことを勸めたり。

1 Corinthians 15:3

3 わが第一に汝らに傳へしは、我が受けし所にして、キリスト聖書に應じて我らの罪のために死に、

1 Peter 1:10-11

10 汝らの受くべき恩惠を預言したる預言者たちは、この救につきて具に尋ね査べたり。11 即ち彼らは己が中に在すキリストの靈の、キリストの受くべき苦難および其の後の榮光を預じめ證して、何時のころ如何なる時を示し給ひしかを査べたり。

Matthew 23:7

7 市場にての敬禮、また人にラビと呼ばるることを好む。

Matthew 26:64

64 イエス言ひ給ふ『なんぢの言へる如し。かつ我なんぢらに告ぐ、今より後、なんぢら人の子の全能者の右に坐し、天の雲に乘りて來るを見ん』

Matthew 27:11

11 さてイエス、總督の前に立ち給ひしに、總督問ひて言ふ『なんぢはユダヤ人の王なるか』イエス言ひ給ふ『なんぢの言ふが如し』

Luke 22:70

70 皆いふ『されば汝は神の子なるか』答へ給ふ『なんぢらの言ふごとく我はそれなり』

John 18:37

37 ここにピラト言ふ『されば汝は王なるか』イエス答へ給ふ『われの王たることは汝の言へるごとし。我は之がために生れ、之がために世に來れり、即ち眞理につきて證せん爲なり。凡て眞理に屬する者は我が聲をきく』

Matthew 14:19

19 かくて群衆に命じて草の上に坐せしめ、五つのパンと二つの魚とを取り、天を仰ぎて祝し、パンを裂きて、弟子たちに與へ給へば、弟子たち之を群衆に與ふ。

Mark 6:41

41 かくてイエス五つのパンと二つの魚とを取り、天を仰ぎて祝し、パンをさき、弟子たちに付して人々の前に置かしめ、二つの魚をも人毎に分け給ふ。

Mark 14:22-25

22 彼ら食しをる時、イエス、パンを取り、祝してさき、弟子たちに與へて言ひたまふ『取れ、これは我が體なり』23 また酒杯を取り、謝して彼らに與へ給へば、皆この酒杯より飮めり。24 また言ひ給ふ『これは契約の我が血、おほくの人の爲に流す所のものなり。25 まことに汝らに告ぐ、神の國にて新しきものを飮む日までは、われ葡萄の果より成るものを飮まじ』

Luke 22:18-20

18 われ汝らに告ぐ、神の國の來るまでは、われ今よりのち葡萄の果より成るものを飮まじ』19 またパンを取り謝してさき、弟子たちに與へて言ひ給ふ『これは汝らの爲に與ふる我が體なり。我が記念として之を行へ』20 夕餐ののち酒杯をも然して言ひ給ふ『この酒杯は、汝らの爲に流す我が血によりて立つる新しき契約なり。

Luke 24:30

30 共に食事の席に著きたまふ時、パンを取りて祝し、擘きて與へ給へば、

John 6:33-35

33 神のパンは天より降りて生命を世に與ふるものなり』34 彼等いふ『主よ、そのパンを常に與へよ』35 イエス言ひ給ふ『われは生命のパンなり、我にきたる者は飢ゑず、我を信ずる者はいつまでも渇くことなからん。

John 6:47-58

47 まことに誠になんぢらに告ぐ、信ずる者は永遠の生命をもつ。48 我は生命のパンなり。49 汝らの先祖は、荒野にてマナを食ひしが死にたり。50 天より降るパンは、食ふ者をして死ぬる事なからしむるなり。51 我は天より降りし活けるパンなり、人このパンを食はば永遠に活くべし。我が與ふるパンは我が肉なり、世の生命のために之を與へん』52 ここにユダヤ人たがひに爭ひて言ふ『この人はいかで己が肉を我らに與へて食はしむることを得ん』53 イエス言ひ給ふ『まことに誠になんぢらに告ぐ、人の子の肉を食はず、その血を飮まずば、汝らに生命なし。54 わが肉をくらひ、我が血をのむ者は、永遠の生命をもつ、われ終の日にこれを甦へらすべし。55 夫わが肉は眞の食物、わが血は眞の飮物なり。56 わが肉をくらひ我が血をのむ者は、我に居り、我もまた彼に居る。57 活ける父の我をつかはし、我の父によりて活くるごとく、我をくらふ者も我によりて活くべし。58 天より降りしパンは、先祖たちが食ひてなほ死にし如きものにあらず、此のパンを食ふものは永遠に活きん』

Acts 2:46

46 日々、心を一つにして弛みなく宮に居り、家にてパンをさき、勸喜と眞心とをもて食事をなし、

Acts 20:7

7 一週の首の日われらパンを擘かんとて集りしが、パウロ明日いで立たんとて彼等とかたり、夜半まで語り續けたり。

1 Corinthians 10:4

4 みな同じく靈なる飮物を飮めり。これ彼らに隨ひし靈なる岩より飮みたるなり、その岩は即ちキリストなりき。

1 Corinthians 10:16-17

16 我らが祝ふところの祝の酒杯は、これキリストの血に與るにあらずや。我らが擘く所のパンは、これキリストの體に與るにあらずや。17 パンは一つなれば、多くの我らも一體なり、皆ともに一つのパンに與るに因る。

1 Corinthians 11:23-29

23 わが汝らに傳へしことは主より授けられたるなり。即ち主イエス付され給ふ夜、パンを取り、24 祝して之を擘き、而して言ひ給ふ『これは汝等のための我が體なり。我が記念として之を行へ』25 夕餐ののち酒杯をも前の如くして言ひたまふ『この酒杯は我が血によれる新しき契約なり。飮むごとに我が記念として之をおこなへ』26 汝等このパンを食し、この酒杯を飮むごとに、主の死を示して其の來りたまふ時にまで及ぶなり。27 されば宣しきに適はずして主のパンを食し、主の酒杯を飮む者は、主の體と血とを犯すなり。28 人みづから省みて後、そのパンを食し、その酒杯を飮むべし。29 御體を辨へずして飮食する者は、その飮食によりて自ら審判を招くべければなり。

Galatians 4:24-25

24 この中に譬あり、二人の女は二つの契約なり、その一つはシナイ山より出でて、奴隷たる子を生む、これハガルなり。25 このハガルはアラビヤに在るシナイ山にして今のエルサレムに當る。エルサレムはその子らとともに奴隷たるなり。

Mark 14:23-24

23 また酒杯を取り、謝して彼らに與へ給へば、皆この酒杯より飮めり。24 また言ひ給ふ『これは契約の我が血、おほくの人の爲に流す所のものなり。

Luke 22:20

20 夕餐ののち酒杯をも然して言ひ給ふ『この酒杯は、汝らの爲に流す我が血によりて立つる新しき契約なり。

1 Corinthians 10:16

16 我らが祝ふところの祝の酒杯は、これキリストの血に與るにあらずや。我らが擘く所のパンは、これキリストの體に與るにあらずや。

1 Corinthians 11:28

28 人みづから省みて後、そのパンを食し、その酒杯を飮むべし。

Matthew 20:28

28 かくのごとく、人の子の來れるも事へらるる爲にあらず、反つて事ふることをなし、又おほくの人の贖償として己が生命を與へん爲なり』

Mark 1:4

4 バプテスマのヨハネ出で、荒野にて罪の赦を得さする悔改のバプテスマを宣傳ふ。

Mark 14:24

24 また言ひ給ふ『これは契約の我が血、おほくの人の爲に流す所のものなり。

Luke 22:19

19 またパンを取り謝してさき、弟子たちに與へて言ひ給ふ『これは汝らの爲に與ふる我が體なり。我が記念として之を行へ』

Romans 5:15

15 されど恩惠の賜物は、かの咎の如きにあらず、一人の咎によりて多くの人の死にたらんには、まして神の恩惠と一人の人イエス・キリストによる恩惠の賜物とは、多くの人に溢れざらんや。

Romans 5:19

19 それは一人の不從順によりて多くの人の罪人とせられし如く、一人の從順によりて多くの人、義人とせらるるなり。

1 Corinthians 11:25

25 夕餐ののち酒杯をも前の如くして言ひたまふ『この酒杯は我が血によれる新しき契約なり。飮むごとに我が記念として之をおこなへ』

Ephesians 1:7

7 我らは彼にありて恩惠の富に隨ひ、その血に頼りて贖罪、すなはち罪の赦を得たり。

Colossians 1:14

14 我らは御子に在りて贖罪すなはち罪の赦を得るなり。

Colossians 1:20

20 その十字架の血によりて平和をなし、或は地にあるもの、或は天にあるもの、萬の物をして己と和がしむるを善しとし給ひたればなり。

Hebrews 9:14-22

14 まして永遠の御靈により瑕なくして己を神に献げ給ひしキリストの血は、我らの良心を死にたる行爲より潔めて活ける神に事へしめざらんや。15 この故に彼は新しき契約の中保なり。これ初の契約の下に犯したる咎を贖ふべき死あるによりて、召されたる者に約束の永遠の嗣業を受けさせん爲なり。16 それ遺言は必ず遺言者の死を要す。17 遺言は遺言者死にてのち始めて效あり、遺言者の生くる間は效なきなり。18 この故に初の契約も血なくして立てしにあらず。19 モーセ律法に循ひて諸般の誡命をすべての民に告げてのち、犢と山羊との血また水と緋色の毛とヒソプとをとりて、書および凡ての民にそそぎて言ふ、20 『これ神の汝らに命じたまふ契約の血なり』と。21 また同じく幕屋と祭のすべての器とに血をそそげり。22 おほよそ律法によれば、萬のもの血をもて潔めらる。もし血を流すことなくば、赦さるることなし。

Hebrews 9:28

28 キリストも亦おほくの人の罪を負はんが爲に一たび献げられ、復罪を負ふことなく、己を待望む者に再び現れて救を得させ給ふべし。

Hebrews 10:4-14

4 これ牡牛と山羊との血は罪を除くこと能はざるに因る。5 この故にキリスト世に來るとき言ひ給ふ『なんぢ犧牲と供物とを欲せず、唯わが爲に體を備へたまへり。6 なんぢ燔祭と罪祭とを悦び給はず、7 その時われ言ふ「神よ、我なんぢの御意を行はんとて來る」我につきて書の卷に録されたるが如し』と。8 先には『汝いけにへと供物と燔祭と罪祭と(即ち律法に循ひて献ぐる物)を欲せず、また悦ばず』と言ひ、9 後に『視よ、我なんぢの御意を行はんとて來る』と言ひ給へり。その後なる者を立てん爲に、その先なる者を除き給ふなり。10 この御意に適ひてイエス・キリストの體の一たび献げられしに由りて我らは潔められたり。11 すべての祭司は日毎に立ちて事へ、いつまでも罪を除くこと能はぬ同じ犧牲をしばしば献ぐ。12 然れどキリストは罪のために一つの犧牲を献げて限りなく神の右に坐し、13 斯くて己が仇の己が足臺とせられん時を待ちたまふ。14 そは潔めらるる者を一つの供物にて限りなく全うし給ふなり。

Hebrews 13:20

20 願はくは永遠の契約の血によりて、羊の大牧者となれる我らの主イエスを、死人の中より引上げ給ひし平和の神、

1 John 2:2

2 彼は我らの罪のために宥の供物たり、啻に我らの爲のみならず、また全世界の爲なり。

Revelation 7:9

9 この後われ見しに、視よ、もろもろの國・族・民・國語の中より、誰も數へつくすこと能はぬ大なる群衆、しろき衣を纏ひて手に棕梠の葉をもち、御座と羔羊との前に立ち、

Revelation 7:14

14 我いふ『わが主よ、なんぢ知れり』かれ言ふ『かれらは大なる患難より出できたり、羔羊の血に己が衣を洗ひて白くしたる者なり。

Matthew 13:43

43 其のとき義人は父の御國にて日のごとく輝かん。耳ある者は聽くべし。

Matthew 16:28

28 まことに汝らに告ぐ、ここに立つ者のうちに、人の子のその國をもて來るを見るまでは、死を味はぬ者どもあり』

Matthew 25:34

34 ここに王その右にをる者どもに言はん「わが父に祝せられたる者よ、來りて世の創より汝等のために備へられたる國を嗣げ。

Mark 14:25

25 まことに汝らに告ぐ、神の國にて新しきものを飮む日までは、われ葡萄の果より成るものを飮まじ』

Luke 12:32

32 懼るな、小き群よ、なんぢらに御國を賜ふことは、汝らの父の御意なり。

Luke 15:5-6

5 遂に見出さば、喜びて之を己が肩にかけ、6 家に歸りて其の友と隣人とを呼び集めて言はん「我とともに喜べ、失せたる我が羊を見出せり」

Luke 15:23-25

23 また肥えたる犢を牽ききたりて屠れ、我ら食して樂しまん。24 この我が子、死にて復生き、失せて復得られたり」かくて彼ら樂しみ始む。25 然るに其の兄、畑にありしが、歸りて家に近づきたるとき、音樂と舞踏との音を聞き、

Luke 15:32

32 されど此の汝の兄弟は死にて復生き、失せて復得られたれば、我らの樂しみ喜ぶは當然なり」』

Luke 22:15-18

15 かくて彼らに言ひ給ふ『われ苦難の前に、なんぢらと共にこの過越の食をなすことを望みに望みたり。16 われ汝らに告ぐ、神の國にて過越の成就するまでは、我復これを食せざるべし』17 かくて酒杯を受け、かつ謝して言ひ給ふ『これを取りて互に分ち飮め。18 われ汝らに告ぐ、神の國の來るまでは、われ今よりのち葡萄の果より成るものを飮まじ』

Luke 22:29-30

29 わが父の我に任じ給へるごとく、我も亦なんぢらに國を任ず。30 これ汝らの我が國にて我が食卓に飮食し、かつ座位に坐してイスラエルの十二の族を審かん爲なり。

John 15:11

11 我これらの事を語りたるは、我が喜悦の汝らに在り、かつ汝らの喜悦の滿されん爲なり。

John 16:22

22 斯く汝らも今は憂あり、されど我ふたたび汝らを見ん、その時なんぢらの心よろこぶべし、その喜悦を奪ふ者なし。

John 17:13

13 今は我なんぢに往く、而して此等のことを世に在りて語るは、我が喜悦を彼らに全からしめん爲なり。

Acts 10:41

41 然れど凡ての民にはあらで、神の預じめ選び給へる證人、即ちイエスの死人の中より甦へり給ひし後、これと共に飮食せし我らに現し給ひしなり。

Hebrews 12:2

2 信仰の導師また之を全うする者なるイエスを仰ぎ見るべし。彼はその前に置かれたる歡喜のために、恥をも厭はずして十字架をしのび、遂に神の御座の右に坐し給へり。

Revelation 5:8-10

8 卷物を受けたるとき、四つの活物および二十四人の長老、おのおの立琴と香の滿ちたる金の鉢とをもちて、羔羊の前に平伏せり、此の香は聖徒の祈祷なり。9 かくて新しき歌を謳ひて言ふなんぢは卷物を受け、その封印を解くに相應しきなり、汝は屠られ、その血をもて諸種の族・國語・民・國の中より人々を神のために買ひ、10 之を我らの神のために國民となし、祭司となし給へばなり。彼らは地の上に王となるべし』

Revelation 7:17

17 御座の前にいます羔羊は、彼らを牧して生命の水の泉にみちびき、神は彼らの目より凡ての涙を拭ひ給ふべければなり』

Revelation 14:3

3 かれら新しき歌を御座の前および四つの活物と長老たちとの前にて歌ふ。この歌は地より贖はれたる十四萬四千人の他は誰も學びうる者なかりき。

Matthew 21:1

1 彼らエルサレムに近づき、オリブ山の邊なるベテパゲに到りし時、イエス二人の弟子を遣さんとして言ひ給ふ、

Mark 14:26-31

26 かれら讃美をうたひて後、オリブ山に出でゆく。27 イエス弟子たちに言ひ給ふ『なんぢら皆躓かん、それは「われ牧羊者を打たん、さらば羊散るべし」と録されたるなり。28 されど我よみがへりて後、なんぢらに先だちてガリラヤに往かん』29 時にペテロ、イエスに言ふ『假令みな躓くとも、我は然らじ』30 イエス言ひ給ふ『まことに汝に告ぐ、今日この夜、鷄ふたたび鳴く前に、なんぢ三たび我を否むべし』31 ペテロ力をこめて言ふ『われ汝とともに死ぬべき事ありとも、汝を否まず』弟子たち皆かく言へり。

Luke 21:37

37 イエス晝は宮にて教へ、夜は出でてオリブといふ山に宿りたまふ。

Luke 22:39

39 遂に出でて、常のごとくオリブ山に往き給へば、弟子たちも從ふ。

John 14:31

31 されど斯くなるは、我の、父を愛し、父の命じ給ふところに遵ひて行ふことを、世の知らん爲なり。起きよ、いざ此處を去るべし。

John 18:1-4

1 此等のことを言ひ終へて、イエス弟子たちと偕にケデロンの小川の彼方に出でたまふ。彼処に園あり、イエス弟子たちとともども入り給ふ。2 ここは弟子たちと屡々あつまり給ふ處なれば、イエスを賣るユダもこの處を知れり。3 かくてユダは一組の兵隊と祭司長・パリサイ人等よりの下役どもとを受けて、炬火・燈火・武器を携へて此處にきたる。4 イエス己に臨まんとする事をことごとく知り、進みいでて彼らに言ひたまふ『誰を尋ぬるか』

Ephesians 5:19-20

19 詩と讃美と靈の歌とをもて語り合ひ、また主に向ひて心より且うたひ、かつ讃美せよ。20 凡ての事に就きて常に我らの主イエス・キリストの名によりて父なる神に感謝し、

Colossians 3:16-17

16 キリストの言をして豐に汝らの衷に住ましめ、凡ての知慧によりて、詩と讃美と靈の歌とをもて、互に教へ互に訓戒し、恩惠に感じて心のうちに神を讃美せよ。17 また爲す所の凡ての事、あるひは言あるひは行爲、みな主イエスの名に頼りて爲し、彼によりて父なる神に感謝せよ。

Matthew 11:6

6 おほよそ我に躓かぬ者は幸福なり』

Matthew 24:9-10

9 そのとき人々なんぢらを患難に付し、また殺さん、汝等わが名の爲に、もろもろの國人に憎まれん。10 その時おほくの人つまづき、且たがひに付し、互に憎まん。

Mark 14:27-28

27 イエス弟子たちに言ひ給ふ『なんぢら皆躓かん、それは「われ牧羊者を打たん、さらば羊散るべし」と録されたるなり。28 されど我よみがへりて後、なんぢらに先だちてガリラヤに往かん』

Luke 22:31-32

31 シモン、シモン、視よ、サタン汝らを麥のごとく篩はんとて請ひ得たり。32 されど我なんぢの爲に、その信仰の失せぬやうに祈りたり、なんぢ立ち歸りてのち兄弟たちを堅うせよ』

John 16:32

32 視よ、なんぢら散されて各自おのが處にゆき、我をひとり遺すとき到らん、否すでに到れり。然れど我ひとり居るにあらず、父われと偕に在すなり。

Matthew 16:21

21 この時よりイエス・キリスト、弟子たちに、己のエルサレムに往きて、長老・祭司長・學者らより多くの苦難を受け、かつ殺され、三日めに甦へるべき事を示し始めたまふ。

Matthew 20:19

19 また嘲弄し、鞭うち、十字架につけん爲に異邦人に付さん、かくて彼は三日めに甦へるべし』

Matthew 27:63-64

63 『主よ、かの惑すもの生き居りし時「われ三日の後に甦へらん」と言ひしを、我ら思ひいだせり。64 されば命じて三日に至るまで墓を固めしめ給へ、恐らくはその弟子ら來りて之を盜み、「彼は死人の中より甦へれり」と民に言はん。然らば後の惑は前のよりも甚だしからん』

Matthew 28:6-7

6 此處には在さず、その言へる如く甦へり給へり。來りてその置かれ給ひし處を見よ。7 かつ速かに往きて、その弟子たちに「彼は死人の中より甦へり給へり。視よ、汝らに先だちてガリラヤに往き給ふ、彼處にて謁ゆるを得ん」と告げよ。視よ、汝らに之を告げたり』

Matthew 28:10

10 ここにイエス言ひたまふ『懼るな、往きて我が兄弟たちに、ガリラヤにゆき、彼處にて我を見るべきことを知らせよ』

Matthew 28:16

16 十一弟子たちガリラヤに往きて、イエスの命じ給ひし山にのぼり、

Mark 9:9-10

9 山をくだる時、イエス彼らに、人の子の、死人の中より甦へるまでは、見しことを誰にも語るなと戒め給ふ。10 彼ら此の言を心にとめ『死人の中より甦へる』とは、如何なる事ぞと互に論じ合ふ。

Mark 14:28

28 されど我よみがへりて後、なんぢらに先だちてガリラヤに往かん』

Mark 16:7

7 されど往きて弟子たちとペテロとに告げよ「汝らに先だちてガリラヤに往き給ふ、彼處にて謁ゆるを得ん、曾て汝らに言ひ給ひしが如し」』

Luke 18:33-34

33 彼等これを鞭うち、かつ殺さん。かくて彼は三日めに甦へるべし』34 弟子たち此等のことを一つだに悟らず、此の言かれらに隱れたれば、その言ひ給ひしことを知らざりき。

John 21:1-14

1 この後、イエス復テベリヤの海邊にて己を弟子たちに現し給ふ、その現れ給ひしこと左のごとし。2 シモン・ペテロ、デドモと稱ふるトマス、ガリラヤのカナのナタナエル、ゼベダイの子ら及びほかの弟子二人もともに居りしに、3 シモン・ペテロ『われ漁獵にゆく』と言へば、彼ら『われらも共に往かん』と言ひ、皆いでて舟に乘りしが、その夜は何をも得ざりき。4 夜明の頃イエス岸に立ち給ふに、弟子たち其のイエスなるを知らず。5 イエス言ひ給ふ『子どもよ、獲物ありしか』彼ら『なし』と答ふ。6 イエス言ひたまふ『舟の右のかたに網をおろせ、然らば獲物あらん』乃ち網を下したるに、魚おびただしくして、網を曳き上ぐること能はざりしかば、7 イエスの愛し給ひし弟子、ペテロに言ふ『主なり』シモン・ペテロ『主なり』と聞きて、裸なりしを上衣をまとひて海に飛びいれり。8 他の弟子たちは陸を離るること遠からず、僅に五十間ばかりなりしかば、魚の入りたる網を小舟にて曳き來り、9 陸に上りて見れば、炭火ありてその上に肴あり、又パンあり。10 イエス言ひ給ふ『なんぢらの今とりたる肴を少し持ちきたれ』11 シモン・ペテロ舟に往きて網を陸に曳き上げしに、百五十三尾の大なる魚滿ちたり、斯く多かりしが網は裂けざりき。12 イエス言ひ給ふ『きたりて食せよ』弟子たちその主なるを知れば『なんぢは誰ぞ』と敢へて問ふ者もなし。13 イエス進みてパンをとり彼らに與へ、肴をも然なし給ふ。14 イエス死人の中より甦へりてのち、弟子たちに現れ給ひし事、これにて三度なり。

1 Corinthians 15:6

6 次に五百人以上の兄弟に同時にあらはれ給へり。その中には既に眠りたる者もあれど、多くは今なほ世にあり。

Mark 14:29

29 時にペテロ、イエスに言ふ『假令みな躓くとも、我は然らじ』

Luke 22:33

33 シモン言ふ『主よ、我は汝とともに獄にまでも、死にまでも往かんと覺悟せり』

John 13:36-38

36 シモン・ペテロ言ふ『主よ、何處にゆき給ふか』イエス答へ給ふ『わが往く處に、なんぢ今は從ふこと能はず。されど後に從はん』37 ペテロ言ふ『主よ、いま從ふこと能はぬは何故ぞ、我は汝のために生命を棄てん』38 イエス答へ給ふ『なんぢ我がために生命を棄つるか、誠にまことに汝に告ぐ、なんぢ三度われを否むまでは、鷄鳴かざるべし』

John 21:15

15 かくて食したる後、イエス、シモン・ペテロに言ひ給ふ『ヨハネの子シモンよ、汝この者どもに勝りて我を愛するか』ペテロいふ『主よ、然り、わが汝を愛する事は、なんぢ知り給ふ』イエス言ひ給ふ『わが羔羊を養へ』

Romans 12:10

10 兄弟の愛をもて互に愛しみ、禮儀をもて相讓り、

Philippians 2:3

3 何事にまれ、徒黨また虚榮のためにすな、おのおの謙遜をもて互に人を己に勝れりとせよ。

1 Peter 5:5-6

5 若き者よ、なんぢら長老たちに服へ、かつ皆たがひに謙遜をまとへ『神は高ぶる者を拒ぎ、へりくだる者に恩惠を與へ給ふ』6 この故に神の能力ある御手の下に己を卑うせよ、さらば時に及びて神なんぢらを高うし給はん。

Matthew 26:75

75 ペテロ『にはとり鳴く前に、なんぢ三度われを否まん』と、イエスの言ひ給ひし御言を思ひだし、外に出でて甚く泣けり。

Luke 22:34

34 イエス言ひ給ふ『ペテロよ、我なんぢに告ぐ、今日なんぢ三度われを知らずと否むまでは、鷄鳴かざるべし』

John 13:38

38 イエス答へ給ふ『なんぢ我がために生命を棄つるか、誠にまことに汝に告ぐ、なんぢ三度われを否むまでは、鷄鳴かざるべし』

Matthew 20:22-24

22 イエス答へて言ひ給ふ『なんぢらは求むる所を知らず、我が飮まんとする酒杯を飮み得るか』かれら言ふ『得るなり』23 イエス言ひたまふ『實に汝らは我が酒杯を飮むべし、されど我が右左に坐することは、これ我の與ふべきものならず、我が父より備へられたる人こそ與へらるるなれ』24 十人の弟子これを聞き、二人の兄弟の事によりて憤ほる。

John 13:37

37 ペテロ言ふ『主よ、いま從ふこと能はぬは何故ぞ、我は汝のために生命を棄てん』

Romans 11:20

20 實に然り、彼らは不信によりて折られ、汝は信仰によりて立てるなり、高ぶりたる思をもたず、反つて懼れよ。

1 Corinthians 10:12

12 さらば自ら立てりと思ふ者は倒れぬやうに心せよ。

Philippians 2:12

12 されば我が愛する者よ、なんぢら常に服ひしごとく、我が居る時のみならず、我が居らぬ今もますます服ひ、畏れ戰きて己が救を全うせよ。

1 Peter 1:17

17 また偏ることなく各人の業に隨ひて審きたまふ者を父と呼ばば、畏をもて世に寓る時を過せ。

Matthew 26:39

39 少し進みゆきて、平伏し祈りて言ひ給ふ『わが父よ、もし得べくば此の酒杯を我より過ぎ去らせ給へ。されど我が意の儘にとにはあらず、御意のままに爲し給へ』

Matthew 26:42

42 また二度ゆき祈りて言ひ給ふ『わが父よ、この酒杯もし我飮までは過ぎ去りがたくば、御意のままに成し給へ』

Mark 14:32-42

32 彼らゲツセマネと名づくる處に到りし時、イエス弟子たちに言ひ給ふ『わが祈る間、ここに座せよ』33 かくてペテロ、ヤコブ、ヨハネを伴ひゆき、甚く驚き、かつ悲しみ出でて言ひ給ふ34 『わが心いたく憂ひて死ぬばかりなり、汝ら此處に留りて目を覺しをれ』35 少し進みゆきて、地に平伏し、若しも得べくば此の時の己より過ぎ往かんことを祈りて言ひ給ふ36 『アバ父よ、父には能はぬ事なし、此の酒杯を我より取り去り給へ。されど我が意のままを成さんとにあらず、御意のままを成し給へ』37 來りて、その眠れるを見、ペテロに言ひ給ふ『シモンよ、なんぢ眠るか、一時も目を覺しをること能はぬか。38 なんぢら誘惑に陷らぬやう、目を覺しかつ祈れ。實に心は熱すれども肉體よわきなり』39 再びゆき、同じ言にて祈り給ふ。40 また來りて彼らの眠れるを見たまふ、是その目いたく疲れたるなり、彼ら何と答ふべきかを知らざりき。41 三度來りて言ひたまふ『今は眠りて休め、足れり、時きたれり、視よ、人の子は罪人らの手に付さるるなり。42 起て、われらは往くべし。視よ、我を賣る者ちかづけり』

Luke 22:39-46

39 遂に出でて、常のごとくオリブ山に往き給へば、弟子たちも從ふ。40 其處に至りて彼らに言ひたまふ『誘惑に入らぬやうに祈れ』41 かくて自らは石の投げらるる程かれらより隔り、跪づきて祈り言ひたまふ、42 『父よ、御旨ならば、此の酒杯を我より取り去りたまへ、されど我が意にあらずして御意の成らんことを願ふ』43 時に天より御使あらはれて、イエスに力を添ふ。44 イエス悲しみ迫り、いよいよ切に祈り給へば、汗は地上に落つる血の雫の如し。45 祈を了へ、起ちて弟子たちの許にきたり、その憂によりて眠れるを見て言ひたまふ、46 『なんぞ眠るか、起て、誘惑に入らぬやうに祈れ』

John 18:1-11

1 此等のことを言ひ終へて、イエス弟子たちと偕にケデロンの小川の彼方に出でたまふ。彼処に園あり、イエス弟子たちとともども入り給ふ。2 ここは弟子たちと屡々あつまり給ふ處なれば、イエスを賣るユダもこの處を知れり。3 かくてユダは一組の兵隊と祭司長・パリサイ人等よりの下役どもとを受けて、炬火・燈火・武器を携へて此處にきたる。4 イエス己に臨まんとする事をことごとく知り、進みいでて彼らに言ひたまふ『誰を尋ぬるか』5 答ふ『ナザレのイエスを』イエス言ひたまふ『我はそれなり』イエスを賣るユダも彼らと共に立てり。6 『我はそれなり』と言ひ給ひし時、かれら後退して地に倒れたり。7 ここに再び『たれを尋ぬるか』と問ひ給へば『ナザレのイエスを』と言ふ。8 イエス答へ給ふ『われは夫なりと既に告げたり、我を尋ぬるならば此の人々の去るを容せ』9 これさきに『なんぢの我に賜ひし者の中より、われ一人をも失はず』と言ひ給ひし言の成就せん爲なり。10 シモン・ペテロ劍をもちたるが、之を拔き大祭司の僕を撃ちて、その右の耳を斬り落す、僕の名はマルコスと云ふ。11 イエス、ペテロに言ひたまふ『劍を鞘に收めよ、父の我に賜ひたる酒杯は、われ飮まざらんや』

Hebrews 5:7

7 キリストは肉體にて在ししとき、大なる叫と涙とをもて、己を死より救ひ得る者に祈と願とを献げ、その恭敬によりて聽かれ給へり。

Matthew 4:18

18 かくて、ガリラヤの海邊をあゆみて、二人の兄弟ペテロといふシモンとその兄弟アンデレとが、海に網うちをるを見給ふ、かれらは漁人なり。

Matthew 4:21

21 更に進みゆきて、また二人の兄弟、ゼベダイの子ヤコブとその兄弟ヨハネとが、父ゼベダイとともに舟にありて網を繕ひをるを見て呼び給へば、

Matthew 17:1

1 六日の後、イエス、ペテロ、ヤコブ及びヤコブの兄弟ヨハネを率きつれ、人を避けて高き山に登りたまふ。

Matthew 20:20

20 ここにゼベダイの子らの母、その子らと共に御許にきたり、拜して何事か求めんとしたるに、

Mark 5:37

37 かくてペテロ、ヤコブその兄弟ヨハネの他は、ともに往く事を誰にも許し給はず。

Mark 14:33-34

33 かくてペテロ、ヤコブ、ヨハネを伴ひゆき、甚く驚き、かつ悲しみ出でて言ひ給ふ34 『わが心いたく憂ひて死ぬばかりなり、汝ら此處に留りて目を覺しをれ』

Luke 22:44

44 イエス悲しみ迫り、いよいよ切に祈り給へば、汗は地上に落つる血の雫の如し。

John 12:27

27 今わが心さわぐ、われ何を言ふべきか。父よ、この時より我を救ひ給へ、されど我この爲にこの時に到れり。

Matthew 25:13

13 されば目を覺しをれ、汝らは其の日その時を知らざるなり。

Matthew 26:40-41

40 弟子たちの許にきたり、その眠れるを見てペテロに言ひ給ふ『なんぢら斯く一時も我と共に目を覺し居ること能はぬか。41 誘惑に陷らぬやう、目を覺しかつ祈れ。實に心は熱すれども肉體よわきなり』

Romans 8:32

32 己の御子を惜まずして我ら衆のために付し給ひし者は、などか之にそへて萬物を我らに賜はざらんや。

2 Corinthians 5:21

21 神は罪を知り給はざりし者を我らの代に罪となし給へり、これ我らが彼に在りて神の義となるを得んためなり。

Galatians 3:13

13 キリストは我等のために詛はるる者となりて、律法の詛より我らを贖ひ出し給へり。録して『木に懸けらるる者は凡て詛はるべし』と云へばなり。

1 Peter 2:24

24 木の上に懸りて、みづから我らの罪を己が身に負ひ給へり。これ我らが罪に就きて死に、義に就きて生きん爲なり。汝らは彼の傷によりて癒されたり。

1 Peter 3:18

18 キリストも汝らを神に近づかせんとて、正しきもの正しからぬ者に代りて、一たび罪のために死に給へり、彼は肉體にて殺され、靈にて生かされ給へるなり。

1 Peter 4:7

7 萬の物のをはり近づけり、然れば汝ら心を慥にし、愼みて祈せよ。

Matthew 20:22

22 イエス答へて言ひ給ふ『なんぢらは求むる所を知らず、我が飮まんとする酒杯を飮み得るか』かれら言ふ『得るなり』

Matthew 24:24

24 僞キリスト・僞預言者おこりて、大なる徴と不思議とを現し、爲し得べくば選民をも惑さんとするなり。

Mark 13:22

22 僞キリスト・僞預言者ら起りて、徴と不思議とを行ひ、爲し得べくは、選民をも惑さんとするなり。

Mark 14:35-36

35 少し進みゆきて、地に平伏し、若しも得べくば此の時の己より過ぎ往かんことを祈りて言ひ給ふ36 『アバ父よ、父には能はぬ事なし、此の酒杯を我より取り去り給へ。されど我が意のままを成さんとにあらず、御意のままを成し給へ』

Luke 17:16

16 イエスの足下に平伏して謝す。これはサマリヤ人なり。

Luke 22:41-42

41 かくて自らは石の投げらるる程かれらより隔り、跪づきて祈り言ひたまふ、42 『父よ、御旨ならば、此の酒杯を我より取り去りたまへ、されど我が意にあらずして御意の成らんことを願ふ』

John 5:30

30 我みづから何事もなし能はず、ただ聞くままに審くなり。わが審判は正し、それは我が意を求めずして、我を遣し給ひし者の御意を求むるに因る。

John 6:38

38 夫わが天より降りしは、我が意をなさん爲にあらず、我を遣し給ひし者の御意をなさん爲なり。

John 11:41

41 ここに人々石を除けたり。イエス目を擧げて言ひたまふ『父よ、我にきき給ひしを謝す。

John 12:27-28

27 今わが心さわぐ、われ何を言ふべきか。父よ、この時より我を救ひ給へ、されど我この爲にこの時に到れり。28 父よ、御名の榮光をあらはし給へ』ここに天より聲いでて言ふ『われ既に榮光をあらはしたり、復さらに顯さん』

John 18:11

11 イエス、ペテロに言ひたまふ『劍を鞘に收めよ、父の我に賜ひたる酒杯は、われ飮まざらんや』

Acts 10:25

25 ペテロ入り來れば、コルネリオ之を迎へ、その足下に伏して拜す。

Romans 15:1-3

1 われら強き者はおのれを喜ばせずして、力なき者の弱を負ふベし。2 おのおの隣人の徳を建てん爲に、その益を圖りて之を喜ばすベし。3 キリストだに己を喜ばせ給はざりき。録して『なんぢを謗る者の謗は我に及べり』とあるが如し。

Philippians 2:8

8 既に人の状にて現れ、己を卑うして死に至るまで、十字架の死に至るまで順ひ給へり。

Revelation 19:10

10 我その足下に平伏して拜せんとしたれば、彼われに言ふ『愼みて然すな、我は汝およびイエスの證を保つ汝の兄弟とともに僕たるなり。なんぢ神を拜せよ、イエスの證は即ち預言の靈なり』

Matthew 25:5

5 新郎遲かりしかば、皆まどろみて寢ぬ。

Matthew 26:35

35 ペテロ言ふ『我なんぢと共に死ぬべき事ありとも汝を否まず』弟子たち皆かく言へり。

Matthew 26:38

38 『わが心いたく憂ひて死ぬばかりなり。汝ら此處に止りて我と共に目を覺しをれ』

Matthew 26:43

43 復きたりて彼らの眠れるを見たまふ、是その目疲れたるなり。

Mark 14:37

37 來りて、その眠れるを見、ペテロに言ひ給ふ『シモンよ、なんぢ眠るか、一時も目を覺しをること能はぬか。

Luke 9:32

32 ペテロ及び共にをる者いたく睡氣ざしたれど、目を覺してイエスの榮光および偕に立つ二人を見たり。

Luke 22:45

45 祈を了へ、起ちて弟子たちの許にきたり、その憂によりて眠れるを見て言ひたまふ、

Matthew 6:13

13 我らを嘗試に遇はせず、惡より救ひ出したまへ」

Matthew 24:42

42 されば目を覺しをれ、汝らの主のきたるは、何れの日なるかを知らざればなり。

Mark 13:33-37

33 心して目を覺しをれ、汝等その時の何時なるかを知らぬ故なり。34 例へば家を出づる時、その僕どもに權を委ねて、各自の務を定め、更に門守に、目を覺しをれと命じ置きて、遠く旅立したる人のごとし。35 この故に目を覺しをれ、家の主人の歸るは、夕か、夜半か、鷄鳴くころか、夜明か、いづれの時なるかを知らねばなり。36 恐らくは俄に歸りて、汝らの眠れるを見ん。37 わが汝らに告ぐるは、凡ての人に告ぐるなり。目を覺しをれ』

Mark 14:38

38 なんぢら誘惑に陷らぬやう、目を覺しかつ祈れ。實に心は熱すれども肉體よわきなり』

Luke 8:13

13 岩の上なるは、聽きて御言を喜び受くれども、根なければ、暫く信じて嘗試のときに退く所の人なり。

Luke 11:4

4 我らに負債ある凡ての者を我ら免せば、我らの罪をも免し給へ。我らを嘗試にあはせ給ふな」』

Luke 21:36

36 この起るべき凡ての事をのがれ、人の子のまへに立ち得るやう、常に祈りつつ目を覺しをれ』

Luke 22:40

40 其處に至りて彼らに言ひたまふ『誘惑に入らぬやうに祈れ』

Luke 22:46

46 『なんぞ眠るか、起て、誘惑に入らぬやうに祈れ』

Romans 7:18-25

18 我はわが中、すなわち我が肉のうちに善の宿らぬを知る、善を欲すること我にあれど、之を行ふ事なければなり。19 わが欲する所の善は之をなさず、反つて欲せぬ所の惡は之をなすなり。20 我もし欲せぬ所の事をなさば、之を行ふは我にあらず、我が中に宿る罪なり。21 然れば善をなさんと欲する我に惡ありとの法を、われ見出せり。22 われ中なる人にては神の律法を悦べど、23 わが肢體のうちに他の法ありて、我が心の法と戰ひ、我を肢體の中にある罪の法の下に虜とするを見る。24 噫われ惱める人なるかな、此の死の體より我を救はん者は誰ぞ。25 我らの主イエス・キリストに頼りて神に感謝す、然れば我みづから心にては神の律法につかへ、内にては罪の法に事ふるなり。

Romans 8:3

3 肉によりて弱くなれる律法の成し能はぬ所を神は爲し給へり、即ち己の子を罪ある肉の形にて罪のために遣し、肉に於て罪を定めたまへり。

1 Corinthians 9:27

27 わが體を打ち擲きて之を服從せしむ。恐らくは他人に宣傳へて自ら棄てらるる事あらん。

1 Corinthians 10:13

13 汝らが遭ひし試煉は人の常ならぬはなし。神は眞實なれば、汝らを耐へ忍ぶこと能はぬほどの試煉に遭はせ給はず。汝らが試煉を耐へ忍ぶことを得んために之と共に遁るべき道を備へ給はん。

1 Corinthians 16:13

13 目を覺し、堅く信仰に立ち、雄々しく、かつ剛かれ。

Galatians 5:16-17

16 我いふ、御靈によりて歩め、さらば肉の慾を遂げざるべし。17 肉の望むところは御靈にさからひ、御靈の望むところは肉にさからひて互に相戻ればなり。これ汝らの欲する所をなし得ざらしめん爲なり。

Galatians 5:24

24 キリスト・イエスに屬する者は、肉とともに其の情と慾とを十字架につけたり。

Ephesians 6:18

18 常にさまざまの祈と願とをなし、御靈によりて祈り、また目を覺して凡ての聖徒のためにも願ひて倦まざれ。

Philippians 3:12-14

12 われ既に取れり、既に全うせられたりと言ふにあらず、唯これを捉へんとて追ひ求む。キリストは之を得させんとて我を捉へたまへり。13 兄弟よ、われは既に捉へたりと思はず、唯この一事を務む、即ち後のものを忘れ、前のものに向ひて勵み、14 標準を指して進み、神のキリスト・イエスに由りて上に召したまふ召にかかはる褒美を得んとて之を追ひ求む。

1 Peter 5:8

8 愼みて目を覺しをれ、汝らの仇なる惡魔、ほゆる獅子のごとく歴迴りて呑むべきものを尋ぬ。

2 Peter 2:9

9 かく主は敬虔なる者を試煉の中より救ひ、また正しからぬ者を審判の日まで看守して之を罰し、

Revelation 3:10

10 汝わが忍耐の言を守りし故に、我なんぢを守りて、地に住む者どもを試むるために全世界に來らんとする試錬のときに免れしめん。

Revelation 16:15

15 (視よ、われ盜人のごとく來らん、裸にて歩み羞所を見らるることなからん爲に、目を覺してその衣を守る者は幸福なり)

Mark 14:39-40

39 再びゆき、同じ言にて祈り給ふ。40 また來りて彼らの眠れるを見たまふ、是その目いたく疲れたるなり、彼ら何と答ふべきかを知らざりき。

Hebrews 4:15

15 我らの大祭司は我らの弱を思ひ遣ること能はぬ者にあらず、罪を外にして凡ての事、われらと等しく試みられ給へり。

Hebrews 5:7-8

7 キリストは肉體にて在ししとき、大なる叫と涙とをもて、己を死より救ひ得る者に祈と願とを献げ、その恭敬によりて聽かれ給へり。8 彼は御子なれど、受けし所の苦難によりて從順を學び、

Acts 20:9

9 ここにユテコといふ若者窓に倚りて坐しゐたるが、甚く眠氣ざすほどに、パウロの語ること愈々久しくなりたれば、遂に熟睡して三階より落つ。これを扶け起したるに、はや死にたり。

Romans 13:1

1 凡ての人、上にある權威に服ふべし。そは神によらぬ權威なく、あらゆる權威は神によりて立てらる。

1 Thessalonians 5:6-8

6 されば他の人のごとく眠るべからず、目を覺して愼むべし。7 眠る者は夜眠り、酒に醉ふ者は夜醉ふなり。8 されど我らは晝に屬く者なれば、信仰と愛との胸當を著け、救の望の兜をかむりて愼むべし。

Matthew 6:7

7 また祈るとき、異邦人の如くいたづらに言を反復すな。彼らは言多きによりて聽かれんと思ふなり。

Luke 18:1

1 また彼らに、落膽せずして常に祈るべきことを、譬にて語り言ひ給ふ

2 Corinthians 12:8

8 われ之がために三度まで之を去らしめ給はんことを主に求めたるに、

Matthew 26:14-15

14 ここに十二弟子の一人イスカリオテのユダといふ者、祭司長らの許にゆきて言ふ15 『なんぢらに彼を付さば、何ほど我に與へんとするか』彼ら銀三十を量り出せり。

Matthew 26:18

18 イエス言ひたまふ『都にゆき、某のもとに到りて「師いふ、わが時近づけり。われ弟子たちと共に過越を汝の家にて守らん」と言へ』

Luke 9:51

51 イエス天に擧げらるる時滿ちんとしたれば、御顏を堅くエルサレムに向けて進まんとし、

Luke 12:50

50 されど我には受くべきバプテスマあり。その成し遂げらるるまでは、思ひ逼ること如何ばかりぞや。

Acts 21:13

13 その時パウロ答ふ『なんぢら何ぞ歎きて我が心を挫くか、我エルサレムにて、主イエスの名のために、唯に縛らるるのみかは、死ぬることをも覺悟せり』

Matthew 26:14

14 ここに十二弟子の一人イスカリオテのユダといふ者、祭司長らの許にゆきて言ふ

Matthew 26:55

55 この時イエス群衆に言ひ給ふ『なんぢら強盜に向ふごとく劍と棒とをもち、我を捕へんとて出で來るか。我は日々宮に坐して教へたりしに、汝ら我を捕へざりき。

Mark 14:43-50

43 なほ語りゐ給ふほどに、十二弟子の一人なるユダ、やがて近づき來る、祭司長・學者・長老らより遣されたる群衆、劍と棒とを持ちて之に伴ふ。44 イエスを賣るもの、あらかじめ合圖を示して言ふ『わが接吻する者はそれなり、之を捕へて確と引きゆけ』45 かくて來りて直ちに御許に往き『ラビ』と言ひて接吻したれば、46 人々イエスに手をかけて捕ふ。47 傍らに立つ者のひとり、劍を拔き、大祭司の僕を撃ちて、耳を切り落せり。48 イエス人々に對ひて言ひ給ふ『なんぢら強盜にむかふ如く、劍と棒とを持ち、我を捕へんとて出で來るか。49 我は日々なんぢらと偕に宮にありて教へたりしに、我を執へざりき、されど是は聖書の言の成就せん爲なり』50 其のとき弟子みなイエスを棄てて逃げ去る。

Luke 22:47-53

47 なほ語りゐ給ふとき、視よ、群衆あらはれ、十二の一人なるユダ先だち來り、イエスに接吻せんとて近寄りたれば、48 イエス言ひ給ふ『ユダ、なんぢは接吻をもて人の子を賣るか』49 御側に居る者ども事の及ばんとするを見て言ふ『主よ、われら劍をもて撃つべきか』50 その中の一人、大祭司の僕を撃ちて、右の耳を切り落せり。51 イエス答へて言ひたまふ『之にてゆるせ』而して僕の耳に手をつけて醫し給ふ。52 かくて己に向ひて來れる祭司長・宮守頭・長老らに言ひ給ふ『なんぢら強盜に向ふごとく、劍と棒とを持ちて出できたるか。53 我は日々なんぢらと共に宮に居りしに、我が上に手を伸べざりき。されど今は汝らの時、また暗黒の權威なり』

Mark 14:44

44 イエスを賣るもの、あらかじめ合圖を示して言ふ『わが接吻する者はそれなり、之を捕へて確と引きゆけ』

Matthew 27:29-30

29 茨の冠冕を編みて、その首に冠らせ、葦を右の手にもたせ、且その前に跪づき、嘲弄して言ふ『ユダヤ人の王、安かれ』30 また之に唾し、かの葦をとりて其の首を叩く。

Mark 14:45-46

45 かくて來りて直ちに御許に往き『ラビ』と言ひて接吻したれば、46 人々イエスに手をかけて捕ふ。

Mark 15:18

18 『ユダヤ人の王、安かれ』と禮をなし始め、

Luke 7:45

45 なんぢは我に接吻せず、此の女は我が入りし時より、我が足に接吻して止まず。

John 19:3

3 御許に進みて言ふ『ユダヤ人の王やすかれ』而して手掌にて打てり。

1 Thessalonians 5:26

26 きよき接吻をもて凡ての兄弟の安否を問へ。

Matthew 20:13

13 主人こたへて其の一人に言ふ「友よ、我なんぢに不正をなさず、汝は我と一デナリの約束をせしにあらずや。

Matthew 22:12

12 之に言ふ「友よ、如何なれば禮服を著けずして此處に入りたるか」かれ默しゐたり。

Luke 22:48

48 イエス言ひ給ふ『ユダ、なんぢは接吻をもて人の子を賣るか』

Mark 14:47

47 傍らに立つ者のひとり、劍を拔き、大祭司の僕を撃ちて、耳を切り落せり。

Luke 9:55

55 イエス顧みて彼らを戒め、

Luke 22:36-38

36 イエス言ひ給ふ『されど今は財布ある者は之を取れ、嚢ある者も然すべし。また劍なき者は衣を賣りて劍を買へ。37 われ汝らに告ぐ「かれは愆人と共に數へられたり」と録されたるは、我が身に成し遂げらるべし。凡そ我に係る事は成し遂げらるればなり』38 弟子たち言ふ『主、見たまへ、茲に劍二振あり』イエス言ひたまふ『足れり』

Luke 22:49-51

49 御側に居る者ども事の及ばんとするを見て言ふ『主よ、われら劍をもて撃つべきか』50 その中の一人、大祭司の僕を撃ちて、右の耳を切り落せり。51 イエス答へて言ひたまふ『之にてゆるせ』而して僕の耳に手をつけて醫し給ふ。

John 18:36

36 イエス答へ給ふ『わが國はこの世のものならず、若し我が國この世のものならば、我が僕ら我をユダヤ人に付さじと戰ひしならん。然れど我が國は此の世よりのものならず』

2 Corinthians 10:4

4 それ我らの戰爭の武器は肉に屬するにあらず、神の前には城砦を破るほどの能力あり、我等はもろもろの論説を破り、

Matthew 5:39

39 されど我は汝らに告ぐ、惡しき者に抵抗ふな。人もし汝の右の頬をうたば、左をも向けよ。

Matthew 23:34-36

34 この故に視よ、我なんぢらに預言者・智者・學者らを遣さんに、其の中の或者を殺し、十字架につけ、或者を汝らの會堂にて鞭うち、町より町に逐ひ苦しめん。35 之によりて義人アベルの血より、聖所と祭壇との間にて汝らが殺ししバラキヤの子ザカリヤの血に至るまで、地上にて流したる正しき血は、皆なんぢらに報い來らん。36 まことに汝らに告ぐ、これらの事はみな今の代に報い來るべし。

Romans 12:19

19 愛する者よ、自ら復讐すな、ただ神の怒に任せまつれ。録して『主いひ給ふ、復讐するは我にあり、我これに報いん』とあり。

1 Corinthians 4:11-12

11 今の時にいたるまで我らは飢ゑ、渇き、また裸となり、また打たれ、定れる住家なく、12 手づから働きて勞し、罵らるるときは祝し、責めらるるときは忍び、

1 Thessalonians 5:15

15 誰も人に對し惡をもて惡に報いぬやう愼め。ただ相互に、また凡ての人に對して常に善を追ひ求めよ。

1 Peter 2:21-23

21 汝らは之がために召されたり、キリストも汝らの爲に苦難をうけ、汝らを其の足跡に隨はしめんとて模範を遺し給へるなり。22 彼は罪を犯さず、その口に虚僞なく、23 また罵られて罵らず、苦しめられて脅かさず、正しく審きたまふ者に己を委ね、

1 Peter 3:9

9 惡をもて惡に、謗をもて謗に報ゆることなく、反つて之を祝福せよ。汝らの召されたるは祝福を嗣がん爲なればなり。

Revelation 13:10

10 虜にせらるべき者は虜にせられん、劍にて殺す者はおのれも劍にて殺さるべし、聖徒たちの忍耐と信仰とは茲にあり。

Revelation 16:6

6 彼らは聖徒と預言者との血を流したれば、之に血を飮ませ給ひしは相應しきなり』と云へるを聞けり。

Matthew 4:11

11 ここに惡魔は離れ去り、視よ、御使たち來り事へぬ。

Matthew 10:1-2

1 かくてイエスその十二弟子を召し、穢れし靈を制する權威をあたへて、之を逐ひ出し、もろもろの病、もろもろの疾患を醫すことを得しめ給ふ。2 十二使徒の名は左のごとし。先づペテロといふシモン及びその兄弟アンデレ、ゼベダイの子ヤコブ及びその兄弟ヨハネ、

Matthew 25:31

31 人の子その榮光をもて、もろもろの御使を率ゐきたる時、その榮光の座位に坐せん。

Luke 8:30

30 イエス之に『なんぢの名は何か』と問ひ給へば『レギオン』と答ふ、多くの惡鬼その中に入りたる故なり。

2 Thessalonians 1:7

7 即ち主イエス焔の中にその能力の御使たちと共に天より顯れ、

Jude 1:14

14 アダムより七代に當るエノク彼らに就きて預言せり。曰く『視よ、主はその聖なる千萬の衆を率ゐて來りたまへり。

Matthew 26:24

24 人の子は己に就きて録されたる如く逝くなり。されど人の子を賣る者は禍害なるかな、その人は生れざりし方よかりしものを』

Luke 24:25-26

25 イエス言ひ給ふ『ああ愚にして預言者たちの語りたる凡てのことを信ずるに心鈍き者よ。26 キリストは必ず此らの苦難を受けて、其の榮光に入るべきならずや』

Luke 24:44-46

44 また言ひ給ふ『これらの事は、我がなほ汝らと偕に在りし時に語りて、我に就きモーセの律法・預言者および詩篇に録されたる凡ての事は、必ず遂げらるべしと言ひし所なり』45 ここに聖書を悟らしめんとて、彼らの心を開きて言ひ給ふ、46 『かく録されたり、キリストは苦難を受けて、三日めに死人の中より甦へり、

John 10:35

35 かく神の言を賜はりし人々を神と云へり。聖書は廢るべきにあらず、

Mark 12:35

35 イエス宮にて教ふるとき、答へて言ひ給ふ『なにゆゑ學者らはキリストをダビデの子と言ふか。

Luke 21:37-38

37 イエス晝は宮にて教へ、夜は出でてオリブといふ山に宿りたまふ。38 民はみな御教を聽かんとて、朝とく宮にゆき、御許に集れり。

John 7:14

14 祭も、はや半となりし頃、イエス宮にのぼりて教へ給へば、

John 7:28

28 ここにイエス宮にて教へつつ呼はりて言ひ給ふ『なんぢら我を知り、亦わが何處よりかを知る。されど我は己より來るにあらず、眞の者ありて我を遣し給へり。汝らは彼を知らず、

John 8:2

2 夜明ごろ、また宮に入りしに、民みな御許に來りたれば、坐して教へ給ふ。

John 18:20-21

20 イエス答へ給ふ『われ公然に世に語れり、凡てのユダヤ人の相集ふ會堂と宮とにて常に教へ、密には何をも語りし事なし。21 何ゆゑ我に問ふか、我が語れることは聽きたる人々に問へ。視よ、彼らは我が言ひしことを知るなり』

Matthew 26:31

31 ここにイエス弟子たちに言ひ給ふ『今宵なんぢら皆われに就きて躓かん「われ牧羊者を打たん、さらば群の羊散るべし」と録されたるなり。

Mark 14:50-52

50 其のとき弟子みなイエスを棄てて逃げ去る。51 ある若者、素肌に亞麻布を纏ひて、イエスに從ひたりしに、人々これを捕へければ、52 亞麻布を棄て裸にて逃げ去れり。

John 18:8-9

8 イエス答へ給ふ『われは夫なりと既に告げたり、我を尋ぬるならば此の人々の去るを容せ』9 これさきに『なんぢの我に賜ひし者の中より、われ一人をも失はず』と言ひ給ひし言の成就せん爲なり。

John 18:15-16

15 シモン・ペテロ及び他の一人の弟子、イエスに從ふ。この弟子は大祭司に知られたる者なれば、イエスと共に大祭司の庭に入りしが、16 ペテロは門の外に立てり。ここに大祭司に知られたる彼の弟子いでて、門を守る女に物言ひてペテロを連れ入れしに、

2 Timothy 4:16

16 わが始の辯明のとき誰も我を助けず、みな我を棄てたり、願はくはこの罪の彼らに歸せざらんことを。

Matthew 26:3

3 そのとき祭司長・民の長老ら、カヤパといふ大祭司の中庭に集り、

Mark 14:53-65

53 人々イエスを大祭司の許に曳き往きたれば、祭司長・長老・學者ら皆あつまる。54 ペテロ遠く離れてイエスに從ひ、大祭司の中庭まで入り、下役どもと共に坐して火に煖まりゐたり。55 さて祭司長ら及び全議會、イエスを死に定めんとて、證據を求むれども得ず。56 それはイエスに對して僞證する者多くあれども、其の證據あはざりしなり。57 遂に或者ども起ちて僞證して言ふ58 『われら此の人の「われは手にて造りたる此の宮を毀ち、手にて造らぬ他の宮を三日にて建つべし」と云へるを聞けり』59 然れど尚この證據もあはざりき。60 ここに大祭司、中に立ちイエスに問ひて言ふ『なんぢ何をも答へぬか、此の人々の立つる證據は如何に』61 されどイエス默して何をも答へ給はず。大祭司ふたたび問ひて言ふ『なんぢは頌むべきものの子キリストなるか』62 イエス言ひ給ふ『われは夫なり、汝ら、人の子の全能者の右に坐し、天の雲の中にありて來るを見ん』63 此のとき大祭司おのが衣を裂きて言ふ『なんぞ他に證人を求めん。64 なんぢら此の涜言を聞けり、如何に思ふか』かれら擧りてイエスを死に當るべきものと定む。65 而して或者どもはイエスに唾し、又その顏を蔽ひ、拳にて搏ちなど爲始めて言ふ『預言せよ』下役どもイエスを受け、手掌にてうてり。

Luke 22:54-55

54 遂に人々イエスを捕へて、大祭司の家に曳きゆく。ペテロ遠く離れて從ふ。55 人々、中庭のうちに火を焚きて、諸共に坐したれば、ペテロもその中に坐す。

John 11:49

49 その中の一人にて此の年の大祭司なるカヤパ言ふ『なんぢら何をも知らず。

John 18:12-14

12 ここにかの兵隊・千卒長・ユダヤ人の下役ども、イエスを捕へて縛り、13 先づアンナスの許に曳き往く、アンナスはその年の大祭司なるカヤパの舅なり。14 カヤパはさきにユダヤ人に、一人、民のために死ぬるは益なる事を勸めし者なり。

John 18:19-24

19 ここに大祭司、イエスにその弟子とその教とにつきて問ひたれば、20 イエス答へ給ふ『われ公然に世に語れり、凡てのユダヤ人の相集ふ會堂と宮とにて常に教へ、密には何をも語りし事なし。21 何ゆゑ我に問ふか、我が語れることは聽きたる人々に問へ。視よ、彼らは我が言ひしことを知るなり』22 かく言ひ給ふとき、傍らに立つ下役の一人、手掌にてイエスを打ちて言ふ『かくも大祭司に答ふるか』23 イエス答へ給ふ『わが語りし言もし惡しくば、その惡しき故を證せよ。善くば何とて打つぞ』24 ここにアンナス、イエスを縛りたるままにて、大祭司カヤパの許に送れり。

John 7:32

32 イエスにつきて群衆のかく囁くことパリサイ人の耳に入りたれば、祭司長・パリサイ人ら彼を捕へんとて下役どもを遣ししに、

John 7:45

45 而して下役ども、祭司長・パリサイ人らの許に歸りたれば、彼ら問ふ『なに故かれを曳き來らぬか』

John 18:25

25 シモン・ペテロ立ちて煖まり居たるに、人々いふ『なんぢも彼が弟子の一人なるか』否みて言ふ『然らず』

Matthew 5:22

22 されど我は汝らに告ぐ、すべて兄弟を怒る者は、審判にあふべし。また兄弟に對ひて、愚者よといふ者は、衆議にあふべし。また痴者よといふ者は、ゲヘナの火にあふべし。

Mark 14:55-56

55 さて祭司長ら及び全議會、イエスを死に定めんとて、證據を求むれども得ず。56 それはイエスに對して僞證する者多くあれども、其の證據あはざりしなり。

Acts 6:11-13

11 乃ち或者どもを唆かして『我らはステパノが、モーセと神とを涜す言をいふを聞けり』と言はしめ、12 民および長老・學者らを煽動し、俄に來りてステパノを捕へ、議會に曳きゆき、13 僞證者を立てて言はしむ『この人はこの聖なる所と律法とに逆ふ言を語りて止まず、

Acts 24:1-13

1 五日ののち、大祭司アナニヤ數人の長老およびテルトロと云ふ辯護士とともに下りて、パウロを總督に訴ふ。2 パウロ呼び出されたれば、テルトロ訴へ出でて言ふ『ペリクス閣下よ、われらは汝によりて太平を樂しみ、3 なんぢの先見によりて、此の國人のために時に隨ひ處に隨ひて、惡しき事の改められたるを感謝して罷まず。4 ここに喃々しく陳べて汝を妨ぐまじ、願はくは寛容をもて我が少しの言を聽け。5 我等この人を見るに、恰も疫病のごとくにて、全世界のユダヤ人のあひだに騷擾をおこし、且ナザレ人の異端の首にして、6 宮をさへ涜さんとしたれば、之を捕へたり。7 8 汝この人に就きて訊さば、我らの訴ふる所をことごとく知り得べし』9 ユダヤ人も之に加へて、誠にその如くなりと主張す。10 總督、首にて示しパウロに言はしめたれば、答ふ『なんぢが年久しくこの國人の審判人たることを我は知るゆゑに、喜びて我が辯明をなさん。11 なんぢ知り得べし、我が禮拜のためにエルサレムに上りてより僅か十二日に過ぎず、12 また彼らは、我が宮にても會堂にても市中にても、人と爭ひ群衆を騷がしたるを見ず、13 いま訴へたる我が事につきても證明すること能はざるなり。

Mark 14:57-59

57 遂に或者ども起ちて僞證して言ふ58 『われら此の人の「われは手にて造りたる此の宮を毀ち、手にて造らぬ他の宮を三日にて建つべし」と云へるを聞けり』59 然れど尚この證據もあはざりき。

Titus 2:8

8 責むべき所なき健全なる言とを以てすべし。これ逆ふ者をして我らの惡を言ふに由なく、自ら恥づる所あらしめん爲なり。

1 Peter 3:16

16 かつ善き良心を保て。これ汝等のキリストに在りて行ふ善き行状を罵る者の、その謗ることに就きて自ら愧ぢん爲なり。

Matthew 12:24

24 然るにパリサイ人ききて言ふ『この人、惡鬼の首ベルゼブルによらでは、惡鬼を逐ひ出すことなし』

Matthew 26:71

71 かくて門まで出で往きたるとき、他の婢女かれを見て、其處にをる者どもに向ひて『この人はナザレ人イエスと偕にゐたり』と言へるに、

Matthew 27:40

40 『宮を毀ちて三日のうちに建つる者よ、もし神の子ならば己を救へ、十字架より下りよ』

Mark 15:29

29 往來の者どもイエスを譏り、首を振りて言ふ『ああ、宮を毀ちて三日のうちに建つる者よ、

Luke 23:2

2 訴へ出でて言ふ『われら此の人が、わが國の民を惑し、貢をカイザルに納むるを禁じ、かつ自ら王なるキリストと稱ふるを認めたり』

John 2:19-21

19 答へて言ひ給ふ『なんぢら此の宮をこぼて、われ三日の間に之を起さん』20 ユダヤ人いふ『この宮を建つるには四十六年を經たり、なんぢは三日のうちに之を起すか』21 これはイエス己が體の宮をさして言ひ給へるなり。

John 9:29

29 モーセに神の語り給ひしことを知れど、此の人の何處よりかを知らず』

Acts 6:13-14

13 僞證者を立てて言はしむ『この人はこの聖なる所と律法とに逆ふ言を語りて止まず、14 即ち、かのナザレのイエスは此の所を毀ち、かつモーセの傳へし例を變ふべしと、彼が云へるを聞けり』と。

Acts 17:18

18 斯てエピクロス派ならびにストア派の哲學者數人これと論じあひ、或者らは言ふ『この囀る者なにを言はんとするか』或者らは言ふ『かれは異なる神々を傳ふる者の如し』是はパウロがイエスと復活とを宣べたる故なり。

Acts 18:13

13 『この人は律法にかなはぬ仕方にて神を拜むことを人に勸む』と言ひたれば、

Acts 22:22

22 人々きき居たりしが、此の言に及び、聲を揚げて言ふ『斯くのごとき者をば地より除け、生かしおくべき者ならず』

Matthew 27:12-14

12 祭司長・長老ら訴ふれども、何をも答へ給はず。13 ここにピラト彼に言ふ『聞かぬか、彼らが汝に對して如何におほくの證據を立つるを』14 されど總督の甚く怪しむまで、一言をも答へ給はず。

Mark 14:60

60 ここに大祭司、中に立ちイエスに問ひて言ふ『なんぢ何をも答へぬか、此の人々の立つる證據は如何に』

Luke 23:9

9 かくて多くの言をもて問ひたれど、イエス何をも答へ給はず。

John 19:9-11

9 再び官邸に入りてイエスに言ふ『なんぢは何處よりぞ』イエス答をなし給はず。10 ピラト言ふ『われに語らぬか、我になんぢを赦す權威あり、また十字架につくる權威あるを知らぬか』11 イエス答へ給ふ『なんぢ上より賜はらずば、我に對して何の權威もなし。この故に我をなんぢに付しし者の罪は更に大なり』

Matthew 16:16

16 シモン・ペテロ答へて言ふ『なんぢはキリスト、活ける神の子なり』

Matthew 26:63-66

63 されどイエス默し居給ひたれば、大祭司いふ『われ汝に命ず、活ける神に誓ひて我らに告げよ、汝はキリスト、神の子なるか』64 イエス言ひ給ふ『なんぢの言へる如し。かつ我なんぢらに告ぐ、今より後、なんぢら人の子の全能者の右に坐し、天の雲に乘りて來るを見ん』65 ここに大祭司おのが衣を裂きて言ふ『かれ涜言をいへり、何ぞ他に證人を求めん。視よ、なんぢら今この涜言をきけり。66 いかに思ふか』答へて言ふ『かれは死に當れり』

Matthew 27:12

12 祭司長・長老ら訴ふれども、何をも答へ給はず。

Matthew 27:14

14 されど總督の甚く怪しむまで、一言をも答へ給はず。

Matthew 27:43

43 彼は神に依り頼めり、神かれを愛しまば今すくひ給ふベし「我は神の子なり」と云へり』

Matthew 27:54

54 百卒長および之と共にイエスを守りゐたる者ども、地震とその有りし事とを見て甚く懼れ『實に彼は神の子なりき』と言へり。

Mark 14:61

61 されどイエス默して何をも答へ給はず。大祭司ふたたび問ひて言ふ『なんぢは頌むべきものの子キリストなるか』

Luke 22:66-71

66 夜明になりて、民の長老・祭司長・學者ら相集り、イエスをその議會に曳き出して言ふ、67 『なんぢ若しキリストならば、我らに言へ』イエス言ひ給ふ『われ言ふとも汝ら信ぜじ、68 又われ問ふとも汝ら答へじ。69 されど人の子は今よりのち神の能力の右に坐せん』70 皆いふ『されば汝は神の子なるか』答へ給ふ『なんぢらの言ふごとく我はそれなり』71 彼ら言ふ『何ぞなほ他に證據を求めんや。我ら自らその口より聞けり』

John 1:34

34 われ之を見て、その神の子たるを證せしなり』

John 1:49

49 ナタナエル答ふ『ラビ、なんぢは神の子なり、汝はイスラエルの王なり』

John 3:16-18

16 それ神はその獨子を賜ふほどに世を愛し給へり、すべて彼を信ずる者の亡びずして、永遠の生命を得んためなり。17 神その子を世に遣したまへるは、世を審かん爲にあらず、彼によりて世の救はれん爲なり。18 彼を信ずる者は審かれず、信ぜぬ者は既に審かれたり。神の獨子の名を信ぜざりしが故なり。

John 5:18-25

18 此に由りてユダヤ人いよいよイエスを殺さんと思ふ。それは安息日を破るのみならず、神を我が父といひて、己を神と等しき者になし給ひし故なり。19 イエス答へて言ひ給ふ『まことに誠に汝らに告ぐ、子は父のなし給ふことを見て行ふほかは、自ら何事をも爲し得ず、父のなし給ふことは子もまた同じく爲すなり。20 父は子を愛して、その爲す所をことごとく子に示したまふ。また更に大なる業を示し給はん、汝等をして怪しましめん爲なり。21 父の死にし者を起して活し給ふごとく、子もまた己が欲する者を活すなり。22 父は誰をも審き給はず、審判をさへみな子に委ね給へり。23 これ凡ての人の父を敬ふごとくに子を敬はん爲なり。子を敬はぬ者は、之を遣し給ひし父をも敬はぬなり。24 誠にまことに汝らに告ぐ、わが言をききて我を遣し給ひし者を信ずる人は、永遠の生命をもち、かつ審判に至らず、死より生命に移れるなり。25 誠にまことに汝らに告ぐ、死にし人、神の子の聲をきく時きたらん、今すでに來れり、而して聞く人は活くべし。

John 6:69

69 又われらは信じかつ知る、なんぢは神の聖者なり』

John 8:25

25 彼ら言ふ『なんぢは誰なるか』イエス言ひ給ふ『われは正しく汝らに告げ來りし所の者なり。

John 10:24

24 ユダヤ人ら之を取圍みて言ふ『何時まで我らの心を惑しむるか、汝キリストならば明白に告げよ』

John 10:30

30 我と父とは一つなり』

John 10:36

36 然るに父の潔め別ちて世に遣し給ひし者が「われは神の子なり」と言へばとて、何ぞ「涜言を言ふ」といふか。

John 19:7

7 ユダヤ人こたふ『我らに律法あり、その律法によれば死に當るべき者なり、彼はおのれを神の子となせり』

John 19:9

9 再び官邸に入りてイエスに言ふ『なんぢは何處よりぞ』イエス答をなし給はず。

John 20:31

31 されど此等の事を録ししは、汝等をしてイエスの神の子キリストたることを信ぜしめ、信じて御名により生命を得しめんが爲なり。

Acts 8:32-35

32 その讀むところの聖書の文は是なり『彼は羊の屠場に就くが如く曳かれ、羔羊のその毛を剪る者のまへに默すがごとく口を開かず。33 卑しめられて審判を奪はれたり、誰かその代の状を述べ得んや。その生命地上より取られたればなり』34 閹人こたへてピリポに言ふ『預言者は誰に就きて斯く云へるぞ、己に就きてか、人に就きてか、請ふ示せ』35 ピリポ口を開き、この聖句を始としてイエスの福音を宣傳ふ。

1 Peter 2:23

23 また罵られて罵らず、苦しめられて脅かさず、正しく審きたまふ者に己を委ね、

1 John 5:11-13

11 その證はこれなり、神は永遠の生命を我らに賜へり、この生命はその子にあり。12 御子をもつ者は生命をもち、神の子をもたぬ者は生命をもたず。13 われ神の子の名を信ずる汝らに此等のことを書き贈るは、汝らに自ら永遠の生命を有つことを知らしめん爲なり。

Matthew 16:27

27 人の子は父の榮光をもて、御使たちと共に來らん。その時おのおのの行爲に隨ひて報ゆべし。

Matthew 24:30

30 そのとき人の子の兆、天に現れん。そのとき地上の諸族みな嘆き、かつ人の子の能力と大なる榮光とをもて、天の雲に乘り來るを見ん。

Mark 14:62

62 イエス言ひ給ふ『われは夫なり、汝ら、人の子の全能者の右に坐し、天の雲の中にありて來るを見ん』

Luke 21:27

27 其のとき人々、人の子の能力と大なる榮光とをもて、雲に乘りきたるを見ん。

John 1:50-51

50 イエス答へて言ひ給ふ『われ汝が無花果の樹の下にをるを見たりと言ひしに因りて信ずるか、汝これよりも更に大なる事を見ん』51 また言ひ給ふ『まことに誠に汝らに告ぐ、天ひらけて、人の子のうへに神の使たちの昇り降りするを汝ら見るべし』

Acts 1:11

11 『ガリラヤの人々よ、何ゆゑ天を仰ぎて立つか、汝らを離れて天に擧げられ給ひし此のイエスは、汝らが天に昇りゆくを見たるその如く復きたり給はん』

Acts 7:55-56

55 ステパノは聖靈にて滿ち、天に目を注ぎ、神の榮光およびイエスの神の右に立ちたまふを見て言ふ、56 『視よ、われ天開けて人の子の神の右に立ち給ふを見る』

Romans 14:10

10 なんぢ何ぞその兄弟を審くか、汝なんぞ其の兄弟を蔑するか、我等はみな神の審判の座の前に立つべし。

1 Thessalonians 4:16

16 それ主は、號令と御使の長の聲と神のラッパと共に、みづから天より降り給はん。その時キリストにある死人まづ甦へり、

Hebrews 1:3

3 御子は神の榮光のかがやき、神の本質の像にして、己が權能の言をもて萬の物を保ちたまふ。また罪の潔をなして、高き處にある稜威の右に坐し給へり。

Revelation 1:7

7 視よ、彼は雲の中にありて來りたまふ、諸衆の目、殊に彼を刺したる者これを見ん、かつ地上の諸族みな彼の故に歎かん、然り、アァメン。

Revelation 20:11

11 我また大なる白き御座および之に座し給ふものを見たり。天も地もその御顏の前を遁れて跡だに見えずなりき。

Matthew 9:3

3 視よ、或學者ら心の中にいふ『この人は神を涜すなり』

Mark 14:63-64

63 此のとき大祭司おのが衣を裂きて言ふ『なんぞ他に證人を求めん。64 なんぢら此の涜言を聞けり、如何に思ふか』かれら擧りてイエスを死に當るべきものと定む。

Luke 5:21

21 ここに學者・パリサイ人ら論じ出でて言ふ『涜言をいふ此の人は誰ぞ、神より他に誰か罪を赦すことを得べき』

John 10:33

33 ユダヤ人こたふ『なんぢを石にて撃つは善きわざの故ならず、涜言の故にして、なんぢ人なるに、己を神とする故なり』

Acts 14:14

14 使徒たち、即ちバルナバとパウロと之を聞きて、己が衣をさき群衆のなかに馳せ入り、

Acts 7:52

52 汝らの先祖たちは預言者のうちの誰をか迫害せざりし。彼らは義人の來るを預じめ告げし者を殺し、汝らは今この義人を賣り、かつ殺す者となれり。

Acts 13:27-28

27 それエルサレムに住める者および其の司らは、彼をも安息日ごとに讀むところの預言者たちの言をも知らず、彼を刑ひて預言を成就せしめたり。28 その死に當るべき故を得ざりしかど、ピラトに殺さんことを求め、

James 5:6

6 汝らは正しき者を罪に定め、且これを殺せり、彼は汝らに抵抗することなし。

Matthew 27:30

30 また之に唾し、かの葦をとりて其の首を叩く。

Mark 10:34

34 異邦人は嘲弄し、唾し、鞭うち、遂に殺さん、かくて彼は三日の後に甦へるべし』

Mark 14:65

65 而して或者どもはイエスに唾し、又その顏を蔽ひ、拳にて搏ちなど爲始めて言ふ『預言せよ』下役どもイエスを受け、手掌にてうてり。

Mark 15:19

19 また葦にて其の首をたたき、唾し、跪づきて拜せり。

Luke 22:63-65

63 守る者どもイエスを嘲弄し、之を打ち、64 その目を蔽ひ問ひて言ふ『預言せよ、汝を撃ちし者は誰なるか』65 この他なほ多くのことを言ひて譏れり。

John 18:22

22 かく言ひ給ふとき、傍らに立つ下役の一人、手掌にてイエスを打ちて言ふ『かくも大祭司に答ふるか』

Acts 23:2-3

2 大祭司アナニヤ傍らに立つ者どもに、彼の口を撃つことを命ず。3 ここにパウロ言ふ『白く塗りたる壁よ、神なんぢを撃ち給はん、なんぢ律法によりて我を審くために坐しながら、律法に悖りて我を撃つことを命ずるか』

1 Corinthians 4:13

13 譏らるるときは勸をなせり。我らは今に至るまで世の塵芥のごとく、萬の物の垢のごとくせられたり。

2 Corinthians 11:20-21

20 人もし汝らを奴隷とすとも、食ひ盡すとも、掠めとるとも、驕るとも、顏を打つとも、汝らは之を忍ぶ。21 われ恥ぢて言ふ、我らは弱き者の如くなりき。されど人の雄々しき所は我もまた雄々し、われ愚にも斯く言ふなり。

Matthew 27:28-29

28 その衣をはぎて、緋色の上衣をきせ、29 茨の冠冕を編みて、その首に冠らせ、葦を右の手にもたせ、且その前に跪づき、嘲弄して言ふ『ユダヤ人の王、安かれ』

Matthew 27:39-44

39 往來の者どもイエスを譏り、首を振りていふ、40 『宮を毀ちて三日のうちに建つる者よ、もし神の子ならば己を救へ、十字架より下りよ』41 祭司長らもまた同じく、學者・長老らとともに嘲弄して言ふ、42 『人を救ひて己を救ふこと能はず。彼はイスラエルの王なり、いま十字架より下りよかし、さらば我ら彼を信ぜん。43 彼は神に依り頼めり、神かれを愛しまば今すくひ給ふベし「我は神の子なり」と云へり』44 ともに十字架につけられたる強盜どもも、同じ事をもてイエスを罵れり。

Mark 15:18-19

18 『ユダヤ人の王、安かれ』と禮をなし始め、19 また葦にて其の首をたたき、唾し、跪づきて拜せり。

John 19:2-3

2 兵卒ども茨にて冠冕をあみ、その首にかむらせ、紫色の上衣をきせ、3 御許に進みて言ふ『ユダヤ人の王やすかれ』而して手掌にて打てり。

John 19:14-15

14 この日は過越の準備日にて、時は第十時ごろなりき。ピラト、ユダヤ人にいふ『視よ、なんぢらの王なり』15 かれら叫びていふ『除け、除け、十字架につけよ』ピラト言ふ『われ汝らの王を十字架につくべけんや』祭司長ら答ふ『カイザルの他われらに王なし』

1 Peter 2:4-8

4 主は人に棄てられ給へど、神に選ばれたる貴き活ける石なり。5 なんぢら彼にきたり、活ける石のごとく建てられて靈の家となれ。これ潔き祭司となり、イエス・キリストに由りて神に喜ばるる靈の犧牲を献げん爲なり。6 聖書に『視よ、選ばれたる貴き隅の首石を我シオンに置く。之に依頼む者は辱しめられじ』とあるなり。7 されば信ずる汝らには尊きなれど、信ぜぬ者には『造家者らの棄てたる石は、隅の首石となれる』にて、8 『つまづく石、礙ぐる岩』となるなり。彼らは服はぬに因りて御言に躓く。これは斯く定められたるなり。

Matthew 2:22-23

22 アケラオその父ヘロデに代りてユダヤを治むと聞き、彼處に往くことを恐る。また夢にて御告を蒙り、ガリラヤの地方に退き、23 ナザレといふ町に到りて住みたり。これは預言者たちに由りて、『彼はナザレ人と呼ばれん』と云はれたる言の成就せん爲なり。

Matthew 21:11

11 群衆いふ『これガリラヤのナザレより出でたる預言者イエスなり』

Matthew 26:58

58 ペテロ遠く離れ、イエスに從ひて大祭司の中庭まで到り、その成行を見んとて、そこに入り下役どもと共に坐せり。

Mark 14:66-72

66 ペテロ下にて中庭にをりしに、大祭司の婢女の一人きたりて、67 ペテロの火に煖まりをるを見、これに目を注めて『汝もかのナザレ人イエスと偕に居たり』と言ふ。68 ペテロ肯はずして『われは汝の言ふことを知らず、又その意をも悟らず』と言ひて庭口に出でたり。69 婢女かれを見て、また傍らに立つ者どもに『この人はかの黨與なり』と言ひ出でしに、70 ペテロ重ねて肯はず、暫くしてまた傍らに立つ者どもペテロに言ふ『なんぢは慥にかの黨與なり、汝もガリラヤ人なり』71 此の時ペテロ盟ひかつ誓ひて『われは汝らの言ふ其の人を知らず』と言ひ出づ。72 その折しも、また鷄なきぬ。ペテロ『にはとり二度なく前に、なんぢ三度われを否まん』とイエスの言ひ給ひし御言を思ひいだし、思ひ反して泣きたり。

Luke 22:55-62

55 人々、中庭のうちに火を焚きて、諸共に坐したれば、ペテロもその中に坐す。56 或婢女ペテロの火の光を受けて坐し居るを見、これに目を注ぎて言ふ『この人も彼と偕にゐたり』57 ペテロ肯はずして言ふ『をんなよ、我は彼を知らず』58 暫くして他の者ペテロを見て言ふ『なんぢも彼の黨與なり』ペテロ言ふ『人よ、然らず』59 一時ばかりして又ほかの男、言張りて言ふ『まさしく此の人も彼とともに在りき、是ガリラヤ人なり』60 ペテロ言ふ『人よ、我なんぢの言ふことを知らず』なほ言ひ終へぬに、やがて鷄鳴きぬ。61 主、振反りてペテロに目をとめ給ふ。ここにペテロ、主の『今日にはとり鳴く前に、なんぢ三度われを否まん』と言ひ給ひし御言を憶ひいだし、62 外に出でて甚く泣けり。

John 1:46

46 ナタナエル言ふ『ナザレより何の善き者か出づべき』ピリポいふ『來りて見よ』

John 7:41

41 或人は『これキリストなり』と言ひ、又ある人は『キリストいかでガリラヤより出でんや、

John 7:52

52 かれら答へて言ふ『なんぢもガリラヤより出でしか、査ベ見よ、預言者はガリラヤより起こる事なし』

John 18:16-18

16 ペテロは門の外に立てり。ここに大祭司に知られたる彼の弟子いでて、門を守る女に物言ひてペテロを連れ入れしに、17 門を守る婢女、ペテロに言ふ『なんぢも彼の人の弟子の一人なるか』かれ言ふ『然らず』18 時寒くして僕・下役ども炭火を熾し、その傍らに立ちて煖まり居りしに、ペテロも共に立ちて煖まりゐたり。

John 18:25-27

25 シモン・ペテロ立ちて煖まり居たるに、人々いふ『なんぢも彼が弟子の一人なるか』否みて言ふ『然らず』26 大祭司の僕の一人にて、ペテロに耳を斬り落されし者の親族なるが言ふ『われ汝が園にて彼と偕なるを見しならずや』27 ペテロまた否む折しも鷄鳴きぬ。

Acts 5:37

37 そののち戸籍登録のときガリラヤのユダ起りて、多くの民を誘ひおのれに從はしめしが、彼も亡び從へる者もことごとく散されたり。

2 Peter 2:7-9

7 ただ無法の者どもの好色の擧動を憂ひし正しきロトのみを救ひ給へり。8 (この正しき人は彼らの中に住みて、日々その不法の行爲を見聞して、己が正しき心を傷めたり)9 かく主は敬虔なる者を試煉の中より救ひ、また正しからぬ者を審判の日まで看守して之を罰し、

Matthew 26:34-35

34 イエス言ひ給ふ『まことに汝に告ぐ、こよひ鷄鳴く前に、なんぢ三たび我を否むベし』35 ペテロ言ふ『我なんぢと共に死ぬべき事ありとも汝を否まず』弟子たち皆かく言へり。

Matthew 26:40-43

40 弟子たちの許にきたり、その眠れるを見てペテロに言ひ給ふ『なんぢら斯く一時も我と共に目を覺し居ること能はぬか。41 誘惑に陷らぬやう、目を覺しかつ祈れ。實に心は熱すれども肉體よわきなり』42 また二度ゆき祈りて言ひ給ふ『わが父よ、この酒杯もし我飮までは過ぎ去りがたくば、御意のままに成し給へ』43 復きたりて彼らの眠れるを見たまふ、是その目疲れたるなり。

Matthew 26:51

51 視よ、イエスと偕にありし者のひとり、手をのべ劍を拔きて、大祭司の僕をうちて、その耳を切り落せり。

Revelation 21:8

8 されど臆するもの、信ぜぬもの、憎むべきもの、人を殺すもの、淫行のもの、咒術をなすもの、偶像を拜する者および凡て僞る者は、火と硫黄との燃ゆる池にて其の報を受くべし、これ第二の死なり』

Mark 14:68-69

68 ペテロ肯はずして『われは汝の言ふことを知らず、又その意をも悟らず』と言ひて庭口に出でたり。69 婢女かれを見て、また傍らに立つ者どもに『この人はかの黨與なり』と言ひ出でしに、

Luke 22:58

58 暫くして他の者ペテロを見て言ふ『なんぢも彼の黨與なり』ペテロ言ふ『人よ、然らず』

Matthew 5:34-36

34 されど我は汝らに告ぐ、一切ちかふな、天を指して誓ふな、神の御座なればなり。35 地を指して誓ふな、神の足臺なればなり。エルサレムを指して誓ふな、大君の都なればなり。36 己が頭を指して誓ふな、なんぢ頭髮一筋だに白くし、また黒くし能はねばなり。

Matthew 26:74

74 ここにペテロ盟ひかつ契ひて『我その人を知らず』と言ひ出づるをりしも、鷄鳴きぬ。

Acts 5:3-4

3 ここにペテロ言ふ『アナニヤよ、何故なんぢの心サタンに滿ち、聖靈に對し詐りて、地所の價の幾分を匿したるぞ。4 有りし時は汝の物なり、賣りて後も汝の權の内にあるに非ずや、何とて斯ることを心に企てし。なんぢ人に對してにあらず、神に對して詐りしなり』

Luke 22:59-60

59 一時ばかりして又ほかの男、言張りて言ふ『まさしく此の人も彼とともに在りき、是ガリラヤ人なり』60 ペテロ言ふ『人よ、我なんぢの言ふことを知らず』なほ言ひ終へぬに、やがて鷄鳴きぬ。

Matthew 10:28

28 身を殺して靈魂をころし得ぬ者どもを懼るな、身と靈魂とをゲヘナにて滅し得る者をおそれよ。

Matthew 10:32-33

32 されど凡そ人の前にて我を言ひあらはす者を、我もまた天にいます我が父の前にて言ひ顯さん。33 されど人の前にて我を否む者を、我もまた天にいます我が父の前にて否まん。

Matthew 27:25

25 民みな答へて言ふ『其の血は、我らと我らの子孫とに歸すべし』

Mark 14:30

30 イエス言ひ給ふ『まことに汝に告ぐ、今日この夜、鷄ふたたび鳴く前に、なんぢ三たび我を否むべし』

Mark 14:68

68 ペテロ肯はずして『われは汝の言ふことを知らず、又その意をも悟らず』と言ひて庭口に出でたり。

Luke 22:60

60 ペテロ言ふ『人よ、我なんぢの言ふことを知らず』なほ言ひ終へぬに、やがて鷄鳴きぬ。

John 18:27

27 ペテロまた否む折しも鷄鳴きぬ。

John 21:15-17

15 かくて食したる後、イエス、シモン・ペテロに言ひ給ふ『ヨハネの子シモンよ、汝この者どもに勝りて我を愛するか』ペテロいふ『主よ、然り、わが汝を愛する事は、なんぢ知り給ふ』イエス言ひ給ふ『わが羔羊を養へ』16 また二度いひ給ふ『ヨハネの子シモンよ、我を愛するか』ペテロ言ふ『主よ、然り、わが汝を愛する事は、なんぢ、知り給ふ』イエス言ひ給ふ『わが羊を牧へ』17 三度いひ給ふ『ヨハネの子シモンよ、我を愛するか』ペテロ三度『われを愛するか』と言ひ給ふを憂ひて言ふ『主よ、知りたまはぬ處なし、わが汝を愛する事は、なんぢ識りたまふ』イエス言ひ給ふ『わが羊をやしなへ。

Acts 23:12-14

12 夜明になりてユダヤ人、徒黨を組み盟約を立てて、パウロを殺すまでは飮食せじと言ふ。13 この徒黨を結びたる者は四十人餘なり。14 彼らは祭司長・長老らに往きて言ふ『われらパウロを殺すまでは何をも味ふまじと堅く盟約を立てたり。

Romans 9:3

3 もし我が兄弟わが骨肉の爲にならんには、我みづから詛はれてキリストに棄てらるるも亦ねがふ所なり。

1 Corinthians 16:22

22 もし人、主を愛せずば詛はるべし、我らの主きたり給ふ。

Revelation 3:19

19 凡てわが愛する者は、我これを戒め之を懲す。この故に、なんぢ勵みて悔改めよ。

Matthew 26:34

34 イエス言ひ給ふ『まことに汝に告ぐ、こよひ鷄鳴く前に、なんぢ三たび我を否むベし』

Luke 22:31-34

31 シモン、シモン、視よ、サタン汝らを麥のごとく篩はんとて請ひ得たり。32 されど我なんぢの爲に、その信仰の失せぬやうに祈りたり、なんぢ立ち歸りてのち兄弟たちを堅うせよ』33 シモン言ふ『主よ、我は汝とともに獄にまでも、死にまでも往かんと覺悟せり』34 イエス言ひ給ふ『ペテロよ、我なんぢに告ぐ、今日なんぢ三度われを知らずと否むまでは、鷄鳴かざるべし』

Romans 7:18-20

18 我はわが中、すなわち我が肉のうちに善の宿らぬを知る、善を欲すること我にあれど、之を行ふ事なければなり。19 わが欲する所の善は之をなさず、反つて欲せぬ所の惡は之をなすなり。20 我もし欲せぬ所の事をなさば、之を行ふは我にあらず、我が中に宿る罪なり。

1 Corinthians 4:7

7 汝をして人と異ならしむる者は誰ぞ、なんぢの有てる物に何か受けぬ物あるか。もし受けしならば、何ぞ受けぬごとく誇るか。

Galatians 6:1

1 兄弟よ、もし人の罪を認むることあらば、御靈に感じたる者、柔和なる心をもて之を正すべし、且おのおの自ら省みよ、恐らくは己も誘はるる事あらん。

1 Peter 1:5

5 汝らは終のときに顯れんとて備りたる救を得んために、信仰によりて神の力に護らるるなり。

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