Japanese(i)
13 また燈臺の間に人の子のごとき者ありて、足まで垂るる衣を著、胸に金の帶を束ね、 14 その頭と頭髮とは白き毛のごとく雪のごとく白く、その目は焔のごとく、 15 その足は爐にて燒きたる輝ける眞鍮のごとく、その聲は衆の水の聲のごとし。 16 その右の手に七つの星を持ち、その口より兩刃の利き劍いで、その顏は烈しく照る日のごとし。 17 我これを見しとき其の足下に倒れて死にたる者の如くなれり。彼その右の手を我に按きて言ひたまふ『懼るな、我は最先なり、最後なり、 18 活ける者なり、われ曾て死にたりしが、視よ、世々限りなく生く。また死と陰府との鍵を有てり。 19 されば汝が見しことと今あることと、後に成らんとする事とを録せ、 20 即ち汝が見しところの我が右の手にある七つの星と七つの金の燈臺との奧義なり。七つの星は七つの教會の使にして、七つの燈臺は七つの教會なり。