Mark 12:1 Cross References - Japanese

1 イエス譬をもて彼らに語り出で給ふ『ある人、葡萄園を造り、籬を環らし、酒槽の穴を掘り、櫓をたて、農夫どもに貸して、遠く旅立せり。

Matthew 13:10-15

10 弟子たち御許に來りて言ふ『なにゆゑ譬にて彼らに語り給ふか』11 答へて言ひ給ふ『なんぢらは天國の奧義を知ることを許されたれど、彼らは許されず。12 それ誰にても、有てる人は與へられて愈々豐ならん。されど有たぬ人は、その有てる物をも取らるべし。13 この故に彼らには譬にて語る、これ彼らは見ゆれども見ず、聞ゆれども聽かず、また悟らぬ故なり、14 かくてイザヤの預言は、彼らの上に成就す。曰く、「なんぢら聞きて聞けども悟らず、見て見れども認めず。15 この民の心は鈍く、耳は聞くに懶く、目は閉ぢたればなり。これ目にて見、耳にて聽き、心にて悟り、飜へりて、我に醫さるる事なからん爲なり」

Matthew 13:34-35

34 イエスすべて此等のことを、譬にて群衆に語りたまふ、譬ならでは何事も語り給はず。35 これ預言者によりて云はれたる言の成就せん爲なり。曰く、『われ譬を設けて口を開き、世の創より隱れたる事を言ひ出さん』

Matthew 21:28-22:14

28 なんぢら如何に思ふか、或人ふたりの子ありしが、その兄にゆきて言ふ「子よ、今日、葡萄園に往きて働け」

Matthew 25:14

14 また或人とほく旅立せんとして、其の僕どもを呼び、之に己が所有を預くるが如し。

Mark 4:2

2 譬にて數多の事ををしへ、教の中に言ひたまふ、

Mark 4:11-13

11 イエス言ひ給ふ『なんぢらには神の國の奧義を與ふれど、外の者には、凡て譬にて教ふ。12 これ「見るとき見ゆとも認めず、聽くとき聞ゆとも悟らず、飜へりて赦さるる事なからん」爲なり』13 また言ひ給ふ『なんぢら此の譬を知らぬか、さらば爭でもろもろの譬を知り得んや。

Mark 4:33-34

33 かくのごとき數多の譬をもて、人々の聽きうる力に隨ひて、御言を語り、34 譬ならでは語り給はず、弟子たちには、人なき時に凡ての事を釋き給へり。

Mark 12:1-12

1 イエス譬をもて彼らに語り出で給ふ『ある人、葡萄園を造り、籬を環らし、酒槽の穴を掘り、櫓をたて、農夫どもに貸して、遠く旅立せり。2 時いたりて農夫より葡萄園の所得を受取らんとて、僕をその許に遣ししに、3 彼ら之を執へて打ちたたき、空手にて歸らしめたり。4 又ほかの僕を遣ししに、その首に傷つけ、かつ辱しめたり。5 また他の者を遣ししに、之を殺したり。又ほかの多くの僕をも、或は打ち或は殺したり。6 なほ一人あり、即ち其の愛しむ子なり「わが子は敬ふならん」と言ひて、最後に之を遣ししに、7 かの農夫ども互に言ふ「これは世嗣なり、いざ之を殺さん、さらばその嗣業は、我らのものとなるべし」8 乃ち執へて之を殺し、葡萄園の外に投げ棄てたり。9 さらば葡萄園の主、なにを爲さんか、來りて農夫どもを亡し、葡萄園を他の者どもに與ふべし。10 汝ら聖書に「造家者らの棄てたる石は、これぞ隅の首石となれる。11 これ主によりて成れるにて、我らの目には奇しきなり」とある句をすら讀まぬか』12 ここに彼等イエスを執へんと思ひたれど、群衆を恐れたり、この譬の己らを指して言ひ給へるを悟りしに因る。遂にイエスを離れて去り往けり。

Mark 13:34

34 例へば家を出づる時、その僕どもに權を委ねて、各自の務を定め、更に門守に、目を覺しをれと命じ置きて、遠く旅立したる人のごとし。

Luke 8:10

10 イエス言ひ給ふ『なんぢらは神の國の奧義を知ることを許されたれど、他の者は譬にてせらる。彼らの見て見ず、聞きて悟らぬ爲なり。

Luke 13:6-9

6 又この譬を語りたまふ『或人おのが葡萄園に植ゑありし無花果の樹に來りて、果を求むれども得ずして、7 園丁に言ふ「視よ、われ三年きたりて此の無花果の樹に果を求むれども得ず。これを伐り倒せ、何ぞ徒らに地を塞ぐか」8 答へて言ふ「主よ、今年も容したまへ、我その周圍を掘りて肥料せん。9 そののち果を結ばば善し、もし結ばずば伐り倒したまへ」』

Luke 15:13

13 幾日も經ぬに、弟おのが物をことごとく集めて、遠國にゆき、其處にて放蕩にその財産を散せり。

Luke 19:12

12 乃ち言ひたまふ『或貴人、王の權を受けて歸らんとて遠き國へ往くとき、

Luke 20:9-19

9 かくて次の譬を民に語りいで給ふ『ある人、葡萄園を造りて農夫どもに貸し、遠く旅立して久しくなりぬ。10 時至りて、葡萄園の所得を納めしめんとて、一人の僕を農夫の許に遣ししに、農夫ども之を打ちたたき、空手にて歸らしめたり。11 又ほかの僕を遣ししに、之をも打ちたたき、辱しめ、空手にて歸らしめたり。12 なほ三度めの者を遣ししに、之をも傷つけて逐ひ出したり。13 葡萄園の主いふ「われ何を爲さんか。我が愛しむ子を遣さん、或は之を敬ふなるべし」14 農夫ども之を見て互に論じて言ふ「これは世嗣なり。いざ殺して其の嗣業を我らの物とせん」15 かくてこれを葡萄園の外に逐ひ出して殺せり。さらば葡萄園の主かれらに何を爲さんか、16 來りてかの農夫どもを亡し、葡萄園を他の者どもに與ふべし』人々これを聽きて言ふ『然はあらざれ』17 イエス彼らに目を注めて言ひ給ふ『されば「造家者らの棄てる石は、これぞ隅の首石となれる」と録されたるは何ぞや。18 凡そその石の上に倒るる者は碎け、又その石、人の上に倒るれば、その人を微塵にせん』19 此のとき學者・祭司長ら、イエスに手をかけんと思ひたれど、民を恐れたり。この譬の己どもを指して言ひ給へるを悟りしに因る。

Luke 22:9

9 彼ら言ふ『何處に備ふることを望み給ふか』

John 15:1-8

1 我は眞の葡萄の樹、わが父は農夫なり。2 おほよそ我にありて果を結ばぬ枝は、父これを除き、果を結ぶものは、いよいよ果を結ばせん爲に之を潔めたまふ。3 汝らは既に潔し、わが語りたる言に因りてなり。4 我に居れ、さらば我なんぢらに居らん。枝もし樹に居らずば、自ら果を結ぶこと能はぬごとく、汝らも我に居らずば亦然り。5 我は葡萄の樹、なんぢらは枝なり。人もし我にをり、我また彼にをらば、多くの果を結ぶべし。汝ら我を離るれば、何事をも爲し能はず。6 人もし我に居らずば、枝のごとく外に棄てられて枯る、人々これを集め火に投げ入れて燒くなり。7 汝等もし我に居り、わが言なんぢらに居らば、何にても望に隨ひて求めよ、さらば成らん。8 なんぢら多くの果を結ばば、わが父は榮光を受け給ふべし、而して汝等わが弟子とならん。

Acts 7:38

38 彼はシナイ山にて語りし御使および我らの先祖たちと偕に荒野なる集會に在りて汝らに與へん爲に生ける御言を授りし人なり。

Acts 7:46-47

46 ダビデ神の前に恩惠を得て、ヤコブの神のために住處を設けんと求めたり。47 而して、その家を建てたるはソロモンなりき。

Romans 3:1-2

1 さらばユダヤ人に何の優るる所ありや、また割禮に何の益ありや。2 凡ての事に益おほし、先づ第一に彼らは神の言を委ねられたり。

Romans 9:4-5

4 彼等はイスラエル人にして、彼らには神の子とせられたることと、榮光と、もろもろの契約と、授けられたる律法と、禮拜と、もろもろの約束とあり。5 先祖たちも彼等のものなり、肉によれば、キリストも彼等より出で給ひたり。キリストは萬物の上にあり、永遠に讃むべき神なり、アァメン。

Romans 11:17-24

17 若しオリブの幾許の枝きり落されて野のオリブなる汝、その中に接がれ、共にその樹の液汁ある根に與らば、18 かの枝に對ひて誇るな、たとひ誇るとも汝は根を支へず、根は反つて汝を支ふるなり。19 なんぢ或は言はん『枝の折られしは我が接がれん爲なり』と。20 實に然り、彼らは不信によりて折られ、汝は信仰によりて立てるなり、高ぶりたる思をもたず、反つて懼れよ。21 もし神、原樹の枝を惜み給はざりしならば、汝をも惜み給はじ。22 神の仁慈と、その嚴肅とを見よ。嚴肅は倒れし者にあり、仁慈はその仁慈に止る汝にあり、若しその仁慈に止らずば、汝も切り取らるベし。23 彼らも若し不信に止らずば、接がるることあらん、神は再び彼らを接ぎ得給ふなり。24 なんぢ生來の野のオリブより切り取られ、その生來に悖りて善きオリブに接がれたらんには、まして原樹のままなる枝は己がオリブに接がれざらんや。

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