Luke 21:7-19

Japanese(i) 7 彼ら問ひて言ふ『師よ、さらば此等のことは何時あるか、又これらの事の成らんとする時は如何なる兆あるか』 8 イエス言ひ給ふ『なんぢら惑されぬように心せよ、多くの者わが名を冒し來り「われは夫なり」と言ひ「時は近づけり」と言はん、彼らに從ふな。 9 戰爭と騷亂との事を聞くとき、怖づな。斯かることは先づあるべきなり。然れど終は直ちに來らず』 10 また言ひたまふ『「民は民に、國は國に逆ひて起たん」 11 かつ大なる地震あり、處々に疫病・饑饉あらん。懼るべき事と天よりの大なる兆とあらん。 12 すべて此等のことに先だちて、人々なんぢらに手をくだし、汝らを責めん、即ち汝らを會堂および獄に付し、わが名のために王たち司たちの前に曳きゆかん。 13 これは汝らに證の機とならん。 14 されば汝ら如何に答へんと預じめ思慮るまじき事を心に定めよ。 15 われ汝らに、凡て逆ふ者の言ひ逆ひ言ひ消すことをなし得ざる、口と智慧とを與ふべければなり。 16 汝らは兩親・兄弟・親族・朋友にさへ付されん。又かれらは汝らの中の或者を殺さん。 17 汝等わが名の故に凡ての人に憎まるべし。 18 然れど汝らの頭の髮一すぢだに失せじ。 19 汝らは忍耐によりて其の靈魂を得べし。