Luke 24:44 Cross References - Japanese

⁴⁴ また言ひ給ふ『これらの事は、我がなほ汝らと偕に在りし時に語りて、我に就きモーセの律法・預言者および詩篇に録されたる凡ての事は、必ず遂げらるべしと言ひし所なり』

²¹ この時よりイエス・キリスト、弟子たちに、己のエルサレムに往きて、長老・祭司長・學者らより多くの苦難を受け、かつ殺され、三日めに甦へるべき事を示し始めたまふ。

²² 彼らガリラヤに集ひをる時、イエス言ひたまふ『人の子は人の手に付され、²³ 人々は之を殺さん、かくて三日めに甦へるべし』弟子たち甚く悲しめり。

¹⁸ 『視よ、我らエルサレムに上る、人の子は祭司長・學者らに付されん。彼ら之を死に定め、¹⁹ また嘲弄し、鞭うち、十字架につけん爲に異邦人に付さん、かくて彼は三日めに甦へるべし』

⁵⁴ もし然せば、斯くあるべく録したる聖書はいかで成就すべき』

⁵⁶ されどかくの如くなるは、みな預言者たちの書の成就せん爲なり』ここに弟子たち皆イエスを棄てて逃げさりぬ。

³¹ かくて人の子の必ず多くの苦難をうけ、長老・祭司長・學者らに棄てられ、かつ殺され、三日の後に甦へるべき事を教へはじめ、³² 此の事をあらはに語り給ふ。ここにペテロ、イエスを傍にひきて戒め出でたれば、

³¹ これは弟子たちに教をなし、かつ『人の子は人々の手にわたされ、人々これを殺し、殺されて三日ののち甦へるべし』と言ひ給ふが故なり。

³³ 『視よ、我らエルサレムに上る。人の子は祭司長・學者らに付されん。彼ら死に定めて、異邦人に付さん。³⁴ 異邦人は嘲弄し、唾し、鞭うち、遂に殺さん、かくて彼は三日の後に甦へるべし』

²² 『人の子は必ず多くの苦難をうけ、長老・祭司長・學者らに棄てられ、かつ殺され、三日めに甦へるべし』

⁴⁴ 『これらの言を汝らの耳にをさめよ。人の子は人々の手に付さるべし』

³¹ イエス十二弟子を近づけて言ひたまふ『視よ、我らエルサレムに上る。人の子につき預言者たちによりて録されたる凡ての事は、成し遂げらるべし。³² 人の子は異邦人に付され、嘲弄せられ、辱しめられ、唾せられん。³³ 彼等これを鞭うち、かつ殺さん。かくて彼は三日めに甦へるべし』³⁴ 弟子たち此等のことを一つだに悟らず、此の言かれらに隱れたれば、その言ひ給ひしことを知らざりき。

²² これ録されたる凡ての事の遂げらるべき刑罰の日なり。

³⁷ われ汝らに告ぐ「かれは愆人と共に數へられたり」と録されたるは、我が身に成し遂げらるべし。凡そ我に係る事は成し遂げらるればなり』

⁶ 彼は此處に在さず、甦へり給へり。尚ガリラヤに居給へるとき、如何に語り給ひしかを憶ひ出でよ。⁷ 即ち「人の子は必ず罪ある人の手に付され、十字架につけられ、かつ三日めに甦へるべし」と言ひ給へり』

²⁶ キリストは必ず此らの苦難を受けて、其の榮光に入るべきならずや』²⁷ かくてモーセ及び凡ての預言者をはじめ、己に就きて凡ての聖書に録したる所を説き示したまふ。

⁴⁶ 『かく録されたり、キリストは苦難を受けて、三日めに死人の中より甦へり、

¹⁴ モーセ荒野にて蛇を擧げしごとく、人の子もまた必ず擧げらるべし。

³⁹ 汝らは聖書に永遠の生命ありと思ひて之を査ぶ、されどこの聖書は我につきて證するものなり。

⁴⁶ 若しモーセを信ぜしならば、我を信ぜしならん、彼は我につきて録したればなり。

⁴ 我これらの事を語りたるは、時いたりて我が斯く言ひしことを汝らの思ひいでん爲なり。初より此等のことを言はざりしは、我なんぢらと偕に在りし故なり。⁵ 今われを遣し給ひし者にゆく、然るに汝らの中、たれも我に「何處にゆく」と問ふ者なし。

¹⁶ 暫くせば汝ら我を見ず、また暫くして我を見るべし』¹⁷ ここに弟子たちのうち或者たがひに言ふ『「暫くせば我を見ず、また暫くして我を見るべし」と言ひ、かつ「父に往くによりて」と言ひ給へるは、如何なることぞ』

¹¹ 今より我は世に居らず、彼らは世に居り、我は汝にゆく。聖なる父よ、我に賜ひたる汝の御名の中に彼らを守りたまへ。これ我等のごとく、彼らの一つとならん爲なり。¹² 我かれらと偕にをる間、われに賜ひたる汝の御名の中に彼らを守り、かつ保護したり。其のうち一人だに亡びず、ただ亡の子のみ亡びたり、聖書の成就せん爲なり。¹³ 今は我なんぢに往く、而して此等のことを世に在りて語るは、我が喜悦を彼らに全からしめん爲なり。

²⁴ 兵卒ども互にいふ『これを裂くな、誰がうるか鬮にすべし』これは聖書の成就せん爲なり。曰く『かれら互にわが衣をわけ、わが衣を鬮にせり』兵卒ども斯くなしたり。²⁵ さてイエスの十字架の傍らには、その母と母の姉妹と、クロパの妻マリヤとマグダラのマリヤと立てり。²⁶ イエスその母とその愛する弟子との近く立てるを見て、母に言ひ給ふ『をんなよ、視よ、なんぢの子なり』²⁷ また弟子に言ひたまふ『視よ、なんぢの母なり』この時より、その弟子かれを己が家に接けたり。²⁸ この後イエス萬の事の終りたるを知りて、聖書の全うせられん爲に『われ渇く』と言ひ給ふ。²⁹ ここに酸き葡萄酒の滿ちたる器あり、その葡萄酒のふくみたる海綿をヒソプに著けてイエスの口に差附く。³⁰ イエスその葡萄酒をうけて後いひ給ふ『事畢りぬ』遂に首をたれて靈をわたし給ふ。³¹ この日は準備日なれば、ユダヤ人、安息日に屍體を十字架のうへに留めおかじとて（殊にこの度の安息日は大なる日なるにより）ピラトに、彼らの脛ををりて屍體を取除かんことを請ふ。³² ここに兵卒ども來りて、イエスとともに十字架に釘けられたる第一の者と他のものとの脛を折り、³³ 而してイエスに來りしに、はや死に給ふを見て、その脛を折らず。³⁴ 然るに一人の兵卒、鎗にてその脅をつきたれば、直ちに血と水と流れいづ。³⁵ 之を見しもの證をなす、其の證は眞なり、彼はその言ふことの眞なるを知る、これ汝等にも信ぜしめん爲なり。³⁶ 此等のことの成りたるは『その骨くだかれず』とある聖句の成就せん爲なり。³⁷ また他に『かれら己が刺したる者を見るべし』と云へる聖句あり。

¹⁸ 然れど神は凡ての預言者の口をもて、キリストの苦難を受くべきことを預じめ告げ給ひしを、斯くは成就し給ひしなり。

²² モーセ云へらく「主なる神は汝らの兄弟の中より我がごとき預言者を起し給はん。その語る所のことは汝等ことごとく聽くべし。²³ 凡てこの預言者に聽かぬ者は民の中より滅し盡さるべし」²⁴ 又サムエル以來かたりし預言者も、皆この時につきて宣傳へたり。

³⁷ イスラエルの子らに「神は汝らの兄弟の中より、我がごとき預言者を起し給はん」と云ひしは此のモーセなり。

²⁹ 彼につきて記されたる事をことごとく成しをへ、彼を木より下して墓に納めたり。³⁰ されど神は彼を死人の中より甦へらせ給へり。³¹ かくてイエスは己と偕にガリラヤよりエルサレムに上りし者に多くの日のあひだ現れ給へり。その人々は今、民の前にイエスの證人たるなり。

³³ 神はイエスを甦へらせて、その約束を我らの子孫に成就したまへり。即ち詩の第二篇に「なんぢは我が子なり、われ今日なんぢを生めり」と録されたるが如し。

² パウロは例のごとく彼らの中に入り、三つの安息日にわたり、聖書に基きて論じ、かつ解き明して、³ キリストの必ず苦難をうけ、死人の中より甦へるべきことを述べ『わが汝らに傳ふる此のイエスはキリストなり』と證せり。

³ わが第一に汝らに傳へしは、我が受けし所にして、キリスト聖書に應じて我らの罪のために死に、⁴ また葬られ、聖書に應じて三日めに甦へり、

⁵ モーセは後に語り傳へられんと爲ることの證をせんために、僕として神の全家に忠實なりしが、

¹ 此のメルキゼデクはサレムの王にて至高き神の祭司たりしが、王たちを破りて還るアブラハムを迎へて祝福せり。

⁸ 之によりて聖靈は前なる幕屋のなほ存するあひだ、至聖所に入る道の未だ顯れざるを示し給ふ。

¹ それ律法は來らんとする善き事の影にして眞の形にあらねば、年毎にたえず献ぐる同じ犧牲にて、神にきたる者を何時までも全うすることを得ざるなり。

¹¹ 即ち彼らは己が中に在すキリストの靈の、キリストの受くべき苦難および其の後の榮光を預じめ證して、何時のころ如何なる時を示し給ひしかを査べたり。

¹⁰ 我その足下に平伏して拜せんとしたれば、彼われに言ふ『愼みて然すな、我は汝およびイエスの證を保つ汝の兄弟とともに僕たるなり。なんぢ神を拜せよ、イエスの證は即ち預言の靈なり』